素晴しかった 東京 柴又の 「帝釈天の壁面彫刻」 [国内旅行 東京]
先日、昔の寮仲間と新年会を兼ねて 東京 葛飾区 柴又の帝釈天に行ってきました。
京浜急行と地下鉄そして京成電鉄の3路線が相互乗り入れしていますので意外と簡単に行く事が出来ました。
で、京成電鉄の高砂駅 で金町行きの電車に乗り換え1つ目の駅が帝釈天のある 「柴又駅」 です。 電車には下写真の様に 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」 のマンガが描かれていました。
柴又駅を出ると 「寅さん」の銅像があり、土産物屋さんのある通りを通って帝釈天参道を数百メートル歩くと帝釈天の山門です。
山門をくぐるとすぐに帝釈堂。
帝釈堂でお参りをした後、堂の渡り廊下を通って右手奥に行くと 「帝釈堂の壁面彫刻」や庭園を見学出来る様になっていました。 入場は有料で400円でした。
この彫刻が素晴らしかった!!!
大正末期から昭和初期に、東京や千葉の一流の彫刻師達が欅の一枚板から彫り出した物です。
その説明は下写真
で、どんな彫刻かと言うと、
ケヤキの一枚板に法華経の説話等が6段にわたって深く緻密に彫り込まれています。
一階の最上段の彫刻(黄緑の1)は「十二支の図」, その下 (2) は「天人図」, その下 (3) が「説話彫刻図」, その下 (4) が「千羽鶴図」です。
そして、階下 (5) (一般に言う縁の下)には 「花鳥図」, 最下段 (6) には 「亀図」が彫り込まれていました。
で主だった 「説話の図」は、
「慈雨等潤の図」 (中央)
千載給仕の図
多宝塔出現の図
又、竜の彫り物も素晴らしっ買った。
で、これ等の貴重なすばらしい彫刻は、下の様に帝釈堂をガラス張りにして守られています。
帝釈天に行かれましたら、是非壁面の彫刻を見られる事をお勧めします。
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2014年2月、私の ジャガー Eタイプは満50歳 [ジャガー E-Type]
今年は2014年。 私のEタイプは 1964年型
シャシーナンバーと生産数の経過や部品変更履歴等から推定し、1964年 2月生れの様です。
と言う事で、私のジャガー Eタイプは誕生から50年 満50歳になりました。
下写真は 1967年のジャガーEタイプの組立てラインです。このラインから生まれた車です。
Jonathan Wood著 Jaguar E-Type の本より
そして、2004年1月1日早朝、アメリカから一時帰国していた私はeBayのこの車のオークションサイトを開き、電話でアメリカの友人の意見を聞きながら、 競争相手の米人2人と三つ巴の競り合いで、ハラハラドキドキしながらやっと勝ち取った。
Eタイプのオークションに挑戦して3度目の事だった。
(ネットオークションで競り合うと最後の数秒、誰がタイムリミットぎりぎりでエンターキーを押したかでセリ落とせるかが決まる。 )
オークションで落札し、テキサス,ヒューストンから引き取った。
2004年8月アメリカからの帰国時、1967年型フェアレディ (SRL311)と共に日本に持ち帰った。
ジャガーにとっては終の棲家になるのだろうか???
2004年8月からEタイプを全分解、ボディは現在の塗装ラインでドブ付けのカチオン塗装、エンジンはシリンダーのライナー交換やバルブガイド・シートの交換等、サスペンションも全分解しレストアをする等、7年かけてフルレストア致しました。
現在の量産塗装ラインに投入直前の Eタイプ ボディ
塗装完了後のボディ
レストア前のエンジンルーム
レストア後のエンジンルーム
サスペンションも100%分解し、メンテナンス致しました。
内装は本革を使って、一針ひとはり手縫いで製作し、組みつけました。
で、2011年9月に車検を取る事が出来ました。
横浜の車検場にて
フェラーリ等のカーデザインをしていたNo1カーデザイナーのピニンファリーナが 「世界一美しいクーペ」と言った ジャガー Eタイプは、私のもとに来てからちょうど 10年。
レストアに時間をかけた事もあり、車検を取って2年,3000km しか乗っていない!
今年は車検もある事だし、レストアして復活した新車の輝きを維持し、じっくりメンテナンスしながら長距離ドライブにも出かけてみたい。
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シャシーナンバーと生産数の経過や部品変更履歴等から推定し、1964年 2月生れの様です。
と言う事で、私のジャガー Eタイプは誕生から50年 満50歳になりました。
下写真は 1967年のジャガーEタイプの組立てラインです。このラインから生まれた車です。
Jonathan Wood著 Jaguar E-Type の本より
そして、2004年1月1日早朝、アメリカから一時帰国していた私はeBayのこの車のオークションサイトを開き、電話でアメリカの友人の意見を聞きながら、 競争相手の米人2人と三つ巴の競り合いで、ハラハラドキドキしながらやっと勝ち取った。
Eタイプのオークションに挑戦して3度目の事だった。
(ネットオークションで競り合うと最後の数秒、誰がタイムリミットぎりぎりでエンターキーを押したかでセリ落とせるかが決まる。 )
オークションで落札し、テキサス,ヒューストンから引き取った。
2004年8月アメリカからの帰国時、1967年型フェアレディ (SRL311)と共に日本に持ち帰った。
ジャガーにとっては終の棲家になるのだろうか???
2004年8月からEタイプを全分解、ボディは現在の塗装ラインでドブ付けのカチオン塗装、エンジンはシリンダーのライナー交換やバルブガイド・シートの交換等、サスペンションも全分解しレストアをする等、7年かけてフルレストア致しました。
現在の量産塗装ラインに投入直前の Eタイプ ボディ
塗装完了後のボディ
レストア前のエンジンルーム
レストア後のエンジンルーム
サスペンションも100%分解し、メンテナンス致しました。
内装は本革を使って、一針ひとはり手縫いで製作し、組みつけました。
で、2011年9月に車検を取る事が出来ました。
横浜の車検場にて
フェラーリ等のカーデザインをしていたNo1カーデザイナーのピニンファリーナが 「世界一美しいクーペ」と言った ジャガー Eタイプは、私のもとに来てからちょうど 10年。
レストアに時間をかけた事もあり、車検を取って2年,3000km しか乗っていない!
今年は車検もある事だし、レストアして復活した新車の輝きを維持し、じっくりメンテナンスしながら長距離ドライブにも出かけてみたい。
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ジャガー Eタイプ,マフラーの耐熱塗装のその後 [Eタイプ エンジン関係修理]
昨年9月にマフラーのフロントチューブに、600℃迄OKと言う耐熱塗装を塗ってみました。
塗装した時の記事は左記 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
あれから4ヶ月、塗装部分の状況が気になり、確認してみました。
塗装後の車の使用は、10回位,多分1000km弱 走ったと思います。
結果、「ソフト99」 を塗装したマフラーチューブは塗装が剥がれ始めており、耐熱不足の様です。
「ソフト99」が カタログ値の耐熱600℃を満足しているかは分らないが、ジャガー Eタイプのマフラーには不足の様です。
一方、マフラー取付けフランジに塗装した 「ホルツ」 の方は今の所剥がれ等が見られません。
ただ、フランジはマフラーチューブより過酷とは言えないだろうから、まだ 「ホルツ」の方が高性能と言う事も言えません。
2月に入ったら 「ホルツ」 をマフラーチューブに塗装してみたい。
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ジャガー Eタイプ エンジン, アイドリング回転のバラツキ修理 [Eタイプ エンジン関係修理]
ジャガー Eタイプを入手して10年。
レストアにじっくり時間をかけた事もあり、車検を取って2年ちょっと。 約3000km 乗った。
そんな車ですが、まだあちこち不具合がおきており、以前どなたかが言われていた 「フルレストア後安定する迄には 5000km 位乗らないと」 と言う事を地で行っている様な気がします。
又、最近のジャガーの 「(クラシックカー用)リプロダクション パーツは以前の物より悪くなった」 と言われる方もおり、これもしっかりと当てはまっております。
で、今回はエンジンのアイドリング時のバラツキ(不安定な回転と振動)の修理を行いました。
感じとしてはキャブレターよりも点火系統に問題がありそうだった。
最初は前々回の記事の様に、ハイテンションケーブルを作り直しました。
これは当初からアイドリングのバラツキ対策にはならないと思っていましたが、今後の不安要素を無くす為には是非やっておきたかった。
次に実施したのはイグニッションコイルを、レストア前に付いていた従来品に戻した。
(レストア時は従来品だったが、2011年1月にイギリスからハイパーフォーマンス品を購入、交換していました。) レストア時のイグニッションコイルの記事は下記
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-07-03
しかし、アイドリングのバラツキは変わらず、コイルの不良ではありませんでした。
ハイパーフォーマンス品 レストア前の従来品(1997年の物らしい)
点火系で残るはデストリビューターだけ。
勿論、点火のタイミングはほぼ10度で、ほとんど問題無い。
レストア時のディスビの記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-09-16
で、ディストリビューターのコンデンサーが壊れているのではと、コンデンサーを外してしまった。
これが失敗だった。 あわて者の誤りを犯してしまった。
(ポイントのギャップも再調整しなければならず、アイドリングのバラツキの原因は、コンデンサーが壊れていたのか、ポイントのギャップがくるっていたのか、分らなくなってしまったのだ。)
やってしまった事は仕方が無いと、コンデンサーを古い物に交換し、ポイントのギャップも再調整。
ここでまた問題発生。 ポイントユニットのコンデンサー締付けネジがバカになってしまった。
ポイントユニットの雄ネジが極端に細かった。
日本のネジだったら細いなんて事はほとんど無いのに。 などとぼやきながら世田谷の 「ジャガーレストアラーズクラブ」に発注。
ネジがバカになったとは言え、ネジ山はしっかり残っており、外径が細かった。
(ネジの外径やインチ用・メートル用ピッチゲージで調べたがネジサイズとして当てはまる物がない。)
で、世田谷から届いた新しいポイントユニットと古いコンデンサーを付け、ポイントのギャップを0.4mmに調整し、アイドリングの進角を11°に調整。
キーをオンにし、スターターボタンを押し、エンジンを始動。
アッと言う間に一発始動。
しかもアイドリングのバラツキもほとんど無い。
試走した結果、パワーも充分。 ノッキングも無く良好。
それにしてもアイドリング不調の原因が、ポイントのギャップの不良だったのか、コンデンサーが壊れたのかつかめなかった事が悔やまれてならない。
かと言って、再度今迄のコンデンサーを付けて再調査をする気力は無くなった。
今回問題の無かったイグニッションコイルはハイパワーの物に戻そうと思う。
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E タイプはレストア完了。 しかしまだまだ改良をしますので、ここをクリックし、引き続き応援をお願いします。
日本初の市販電気自動車 1947年型 「たま」号 [クラシックカーショー 神奈川県]
昨年後半、日産自動車の座間工場に保管されている「歴史的な車達」を見る機会がありました。
その時、1947年型電気自動車 「たま」 を見る事が出来ました。
「たま」は、第二次大戦中の 「立川飛行機」 の技術者達が 「東京電気自動車」を設立して、1946年に試作車が完成、更に改良して1947年に作られた電気自動車です。
「たま」の名前は工場のあった多摩地区から名付けられた物で、
最高速度は35km/h 航続走行距離 65km でした。
尚、「東京電気自動車」は、のちに「中島飛行機」を前身とする 「富士精密工業」と合併し、「プリンス自動車工業」 となり、更に日産自動車と合併しています。
東京電気自動車の推移は下記ページを参照願います。
http://since1957.blog130.fc2.com/blog-entry-17.html
又、「たま」号の詳細データーは下記ページを参照願います。
http://www.jsae.or.jp/autotech/data/1-12.html
クリーム色の乗用車型の「たま」
リアービュー
ライトブルーの同型のトラック
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ジャガー Eタイプ,ハイテンションケーブルセットの組立てと交換 [Eタイプ エンジン関係修理]
昨年12月中旬頃からEタイプのエンジンのアイドリングがバラツク様になり、12月20日には結構悪化してしまいました。 なんとなく、点火が上手くいっていない様な気がした。
で、昨年末、以前からやろうと思っていた ハイテンションケーブルの作り直しをしてみた。
(ケーブル断線等の兆候は無いので、アイドリングの改善にはならないだろうが!)
実は、私のブログを見ておられたラ・ペルラさんより 「デスビ側の組立てが違っている」 とのコメントを頂いていた。 又、最初に作った時、6番シリンダー(一番後ろのシリンダー)のケーブルが短く、プラグ部分の曲がりがきつくなってしまった。
以前のケーブル製作記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-11-24
そんな事もあり、12月13日にハイテンションケーブルのキットをイギリスに注文。
18日に到着した。 部品代54ポンドと輸送費で、支払いは14,300円となった。
着いた物は以前購入した物と全く同じだった。 (写真は以前購入した時の物)
で、早速、以前作ったケーブル長さの状態を確認しながらエンジンから外し、新しいケーブルの長さを決めて切断、ラ・ペルラさんが言われていた方法でデスビ側の端末を組立てて行く。
ケーブルの端末を3・4mm皮むきして、銅線に真鍮のワッシャーをはめ込み、銅線を花びらの様に開きました。 (最初の一本目の写真で、丁寧に広げた物を写真に撮りカッコつけるべきだったかな。)
開いた銅線とワッシャーをハンダ付けします。
左が以前作った物でビス止め、右が今回ラ・ペルラさんの言われていたハンダ付け方式です。
ハンダ盛りした所は、溶けたハンダの表面張力で写真の様にうまい具合におわん形になりました。
勿論、この後ハンダに乗ったフラックス(茶色の点々)を拭き取りました。
ケーブルのディストリビューターへの取付けはねじ込み式です。
端末処理の終わったケーブルを1番シリンダー用から順にホルダーに入れて組立て完了です。
で、エンジンにセットした後、プラグ用の端子を組付けました。
ケーブルのプラグ部のゆとりは綺麗に丸みを持たす事が出来納得です。
黄色い点線がディストリビューターからのハイテンションケーブルの配線ルートです。
で、問題のエンジン アイドリング時の回転のバラツキは、ハイテンションケーブルを作り変えても改善しませんでした。 従って、今回の作業の費用対効果は非常に悪い結果に終わりました。
しかし、費用との比較の出来ない安心感(ハンダ付けによる接続部)や間違えを正す事が出来、充分満足のいく作業でした。
ラ・ペルラさんご指導有難うございました。
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新年明けましておめでとうございます [日記]
新年明けまして
おめでとうございます。
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本年も変わらぬ御支援のほどよろしくお願い致します。
皆さまにとって明るく健康的な年であります様に!
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