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ジャガー Eタイプ, どうした? ドウシタ? ブレーキランプが点かない。 [ Eタイプ シャシー修理]

 
 「多分雨だろうなァ ~ 」と思いながらも10月10日に行われる熱海のHISTORICA G.P.に参加したいと、前日車のランプ関係をチェックしました。

 左右のフラッシャーランプを確認 異常なくカチカチやっている。
 で、スモールランプとヘッドランプの点灯確認。 問題なし。

 最後にブレーキランプを確認。
   ブレーキペダルを踏みながらランプの点灯を見る事は出来ないので、とりあえず
   電圧計の変化で確認。 うゥ? ペダルを踏んでも電圧計の針が全く動かない。
   車の後ろの物置にミラーを貼付け、ランプの点灯をバックミラー越しに確認。
左右のランプ共に点灯していない! どう言う事? 一週間前の試走時は問題なかった!

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 左右同時に点灯しないと言う事はランプの球切れの可能性は少ないが、一応左のレンズを外し電気テスターで通電等をチェック。 問題なし。電球を見ても球切れの様子もない。

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 実は2018年にもブレーキをかなり強く踏まないとブレーキランプが点灯しない事があった。
この時の原因はブレーキランプのスイッチで、新たにスイッチを購入し交換、修理完了となった。 この時購入したスイッチが今迄付いていた物です。

 この車はフロントブレーキの3ウエイコネクターに取り付けたスイッチが、ブレーキをかけた時の液圧を検知して通電、ブレーキランプが点灯する構造です。
 で、今回も同じだろうと、ブレーキランプスイッチから電線を引き電気テスターをセットして、ブレーキペダルを踏みながらテスターによる通電を確認。
全く反応なく、ブレーキランプスイッチの故障と判明!

あ―ァ! またマタ 部品の故障  これで熱海のショーは欠席決定 悔しい


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 で、ジャガ― レストアラーズ クラブにお願いしてスイッチを購入。 故障が判明して4日後には交換を完了しました。

交換後の点灯確認では、

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左右共に点灯しました。
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 左右のランプとも点きました! でも、熱海のショーは終わってます!
 (ミラーのテープが適当にべたべたと貼ってあるのは「見て見ないふり」して下さいね。)



 所で、2018年の時は家族にブレーキペダルを踏んでもらい、通電確認をしたり、

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ブレーキランプスイッチを介さず直結でランプの点灯を確認しました。
 直結での点灯確認は、場所の特定をするのが非常に難しいアース不良等の確認に有効かも。

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 と言う事で、またまた部品の故障でした。 

 EーTypeさん、頼むからあちこちの部品の故障はそろそろやめてくれない!


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滋賀県湖南市の「うつくし松」 [ 旅行 関西以西]

 
 2022年9月25・26日に旧東海道を歩いた時に滋賀県湖南市平松の「うつくし松自生地」を見学させて頂きました。

 場所は滋賀県のJR甲西(こうせい)駅南口から南西方向に道なりに歩き、約1.2kmの所に有ります。
 下写真は県道4号線の家棟川(やむねがわ)に架かる橋から「うつくし松自生地」方向を見た所で、うつくし松の自生地は手前の山(空色の矢印)と奥の山(黄色矢印)の間で緑矢印付近に有るそうです。

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 で、JR甲西駅から約300mで旧東海道と家棟川とが交差しますが、東海道の橋の三雲側袂には下の様な掲示板があり、

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 新しい道を山の方向に歩き橋を渡った左手(うつくし松の掲示板から約100m)には「うつくし松自生地」の白い案内板(下左写真)があり、小さなうつくし松が植えられていました。 更に道なりに進むと右手には「うつくし松育成事業」との看板(下右写真)がありました。
(うつくし松自生地の掲示板には実生(種から育てる)で育てているとの説明がありました。)

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 更に進むとゴルフ練習場の脇を通り大きく右に曲がると左手に南照寺と松尾神社前に出ます。
下写真は松尾神社の境内の模様で、下の掲示板「民話 うつくし松の伝説」に出てくる神社です。

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 更に道なりに大きく左に曲がりながら坂を上って行くと右に池があり、駅から約1.0kmで左に戸建ての団地脇に出ます。
 坂を上る途中の山肌には私は初めて見るシダが生えており、また、池の奥には株立ちの「うつくし松」が生えていました。
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 団地から約200mで右に野球場が出来る程の大きな広場があり、この広場の奥が「うつくし松」の自生地です。

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 上写真の様にこの地に関する多くの掲示板が掲示されており、その幾つかを紹介します。
  (写真をクリックすると拡大表示されます)

うつくし松の概要
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うつくし松自生地の概要と保護活動
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民話 うつくし松の伝説
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 で、私の撮った「うつくし松」です。
                        「うつくし松」の株立ちの様子
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 奥の方の山肌には小さな「うつくし松」が植えられています。
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 掲示板等やネット上の説明では、最近は下写真の様に「株立ちでない一般的な赤松(黄色矢印)」が増え「株立ちのうつくし松」が脅かされており、一般的な赤松を減らし「うつくし松の苗木」を植えているそうです。

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 この地区の山肌に、下の様な立派な「うつくし松」が生い茂る事を願っています。

 地元の保存に尽力されている皆さん、本当にご苦労様です。

 素敵な松を見させて頂き、本当に有難う御座いました。

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東海道五十三次,滋賀県の石部宿から草津宿 その2 [ 東海道五十三次]

  
 コロナ過で、2020年2月から約2年半強中断していた「東海道五十三次歩き」がやっと再開出来ました。  

 2022年9月25日にJR三雲駅から石部宿迄を歩き、翌26日には石部宿から草津宿迄を歩きました。  石部宿から草津宿迄の前半部分にあたる"目川の「田楽発祥の地」"迄を10月14日にレポートしましたが、今回は"目川の「田楽発祥の地」"を過ぎた所からレポートします。


 目川の「田楽発祥の地」から300mで道なりに右に曲がり、更に進み田楽発祥の地から550mで新幹線のガードをくぐり、1.0kmの所の小さな「大路3丁目地蔵尊」の前を通り、その直ぐ先の左側の土手の様な所を上がって(下左写真の黄矢印)進み、更に国道一号線をまたぐ歩行者専用と思われる「草津宿橋」(下右写真)を渡ります。

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 「草津宿橋」を渡ると草津川跡地公園に出て更に進むと公園の有料駐車場に突当ります。 そこを左に曲がり「草津高野地蔵尊」の前を通り道なりに右に曲がって進みました。

(この辺で事前に準備していた地図に対して、違う道を歩いている様な気分になってしまい 「今私は何処を歩いているのだろう???」等と言ってみれば「迷子状態!!!」
 今振り返ると、迷子になった原因は多分「草津宿江戸見付 横町道標」を見つけられなかった事と公園内が工事中で仮設の様な歩道と標識だった事による物と思われます。)


 で、地蔵尊の前を通ってすぐに道なりに大きく右に曲がり、通行人の方やお店の方に「ここは旧東海道ですよね!」と何度も訪ね歩いて約10分強、いつの間にか右手にトンネルのあるT字路風交差点(下左写真)に出ました。 キョロキョロ周りを見渡して見ると黄色矢印の木製道標(下右写真)を発見。
 やっと状況が読み込め「東海道と中山道の合流点」に出た事を理解しました。
黄色矢印の右脇の建物は高札場でした。

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 東海道と中山道が合流する交差点の手前右角には石碑や常夜燈もありました。
 下右写真は京都側から中山道との合流点を振り返った所で、黄色矢印が下左写真の常夜燈等の所です。 で、下右写真の濃い茶色の建物の手前が脇本陣「大黒屋」さんですが写真には写っていませんでした。

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 東海道と中山道の合流する交差点で左に曲がり、京都方向に向い、約50m進むと江戸時代後期の建物の「草津宿本陣」に到着です。
 「草津宿本陣」は愛知県豊橋市の「二川宿本陣」と共に江戸時代の現存建物で、東海道ではたった2つのみです。 (徳川幕府によって定められた「伝馬・宿駅制度」が明治5年に廃止され多くの本陣等が解体・廃棄された。) 
是非本陣内部を見たいと思っていましたが、残念ながらこの日は月曜の為休館日でした!
尚、二川宿のブログ記事は右記です。 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2016-05-31

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更に京都に向かって進むと左手に脇本陣の「藤屋興左衛門跡」です。
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次も左手に脇本陣 「仙台屋茂八跡」です。
 ここは「ベーカリー&カフェ 脇本陣」と言うお店で、ゆっくりとアイスコーヒーをご馳走になり「時ならぬ暑さと焼かれた背中」を冷やしました。
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次も左手に「田中九蔵本陣跡」です。
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 残念ながら江戸時代後期の「草津本陣」を見学する事は出来ませんが、本陣・脇本陣跡を見る事が出来ました。

 次回は草津宿から大津宿ですので、時間を取って草津宿を見学させて頂こうと思うます。
又、歌川広重の草津宿は草津本陣から約1.3km先の「瓢泉堂」さんの所との事で、次回確認してみようと思います。


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東海道五十三次,滋賀県の石部宿から草津宿 (その1) [ 東海道五十三次]

 
 2022年9月25日にJR三雲駅から石部宿迄を歩き、翌9月26日には石部宿から草津宿迄を歩きました。

 26日朝早めに起きホテルから外を見ると雲は殆どなく、今日も暑くなりそうな感じ。
 ホテルで朝食を取り、8時頃ホテルを出てJR甲西駅から石部駅に向かいました。
                      下はJR甲西駅
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 石部駅を出て200m、東海道に出ると「石部宿 西縄手」の表示板(黄矢印)がありました。

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 上記の石部宿 西縄手から草津宿迄の道中には下左写真の様な旧家と思われる家が点在し「旧街道を歩いているんだなァ~」と実感させられます。 
 下右写真のお地蔵様は石部宿 西縄手から2.4kmの所の地蔵尊です。 この街道には本当に多くのお地蔵様があり、途中の栗東市には「六地蔵」と言う地名までありました。

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又、所々のお宅の玄関には昔からの屋号が表示されていました。

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 で、石部宿 西縄手の表示から3.2kmの所で、街道は左に大きく曲がっており、曲がって直ぐの所に「金剛山 法界寺 地蔵院」と言うお寺さんがあり、下右写真の様な「木造地蔵菩薩立像」の説明がありました。 私はお参りをして、トイレをお借りしてお寺さんを後にしました。

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 地蔵院から約150mで「旧和中散本舗」に着きました。
 ここは大角弥右衛門家の邸宅で、昔のままだそうで、庭は小堀遠州作と言われ贅を尽くした江戸時代の豪商のお宅です。 事前の予約で内部が見学出来るとの表示がありました。

 江戸時代の六地蔵には旅人に道中薬を売る店が数軒あり、大角家は、その中で和中散という薬を売る「ぜさいや」の本舗として栄えました。 また草津宿と石部宿の「間の宿」として、公家・大名等の休憩所も務めたとの事。 和中散という名は、徳川家康が腹痛を起こした時、この薬を献じたところ、たちまち治ったので、家康から直々付けられた名前といいます。
 
(「間の宿」とは、宿場と宿場の間の距離が長かったり、峠越え等の負担の大きい街道では自然に休憩の為の施設が発展しました。これが間の宿で江戸時代には宿泊は禁止されていました。)

旧和中散本舗                吊下げ看板に「本家 ぜさい」との赤い表示が。
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 和中散本舗の前の坂を上って、約200m行くと「六地蔵一里塚跡」がありました。
六地蔵の一里塚は日本橋からで117里です。

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 で、更にテクテクと歩き約1km行くと西厳寺さんの前に「肩かえの松」がありました。
 松の下の石碑には「旅人はこの松の下で休息を取り、荷物を担う肩を変えた所である」の様な事が書かれていました。 その奥には小さな「二代目 肩かえの松」があり、傷つき少し弱っている様だった初代松の代替が用意されていました。 
(何となく"うゥ??"と思ったのは私だけ?! 今植わっている松は何時の時代に植えられた松なんだろうか? しかも初代が弱っているとはいえ二代目が準備されているとは。)

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 西厳時の肩かえの松から600m程歩いた所に「里内呉服店(下左写真)」、その隣は「塩屋藤五郎(下右写真)」さんと言う醤油屋さんの古い家がありました。 里内呉服店の中央には「登録有形文化財 文化庁」の表示(黄矢印の先)があり、明治5年操業の様です。 

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 里内呉服店から約300m、「東経136度 子午線」の石碑がひっそりと立っていました。
(地球上で日本の位置を示す石碑なのでもう少し堂々と大きい物を立てたらどうだろうか?)

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 136度の子午線から230mの所で左カーブを道なりに曲がり170m「第9代将軍 足利義尚公 鈎の陣所ゆかりの地」の石碑がありました。 実際の本陣はここから300m永正寺一帯だった様。
 ここは、応仁の乱の後、近江守護・六角高頼が寺社や奉行衆の所領を横領し始めた事で、室町幕府9代足利義尚が自ら軍を率い、この地に陣を敷いた。
六角氏は甲賀に逃れた。足利義尚公は病にむしばまれ25歳の若さで、この地で亡くなりました。

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 足利義尚の鈎の陣から道なりに1.1km歩くと「東海道・中郡街道」の石碑のある下左写真のT字路に突き当たり、更に右に曲がって進みます。 T字路を右に曲がった後200m程で又道なり左カーブを曲がって進みます。
 「東海道・中郡街道」の石碑のあるT字路から400mの所には下右写真の様な「目川村一里塚」の石碑と説明板がありました。 目川の一里塚は日本橋からで118里です。

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 更に歩き、一里塚から350m、目川の「田楽発祥の地」との石碑があり、下右の様な説明板が掲示されていました。 そして更に進むと田楽の「古志まや」さんの石碑、更に田楽の「京いせや」さんの石碑もありました。

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 下は目川田楽の京いせ屋さん跡で、歌川広重の「石部宿」の絵になった所だそうです。

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 次回のブログは「石部宿から草津宿迄 (その2)」を掲載すべく準備中です。

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東海道五十三次,滋賀県の水口宿から石部宿 (その2) [ 東海道五十三次]

  
 コロナ過で、東海道五十三次歩きは2020年2月から約2年半強中断していました。

 しかも、滋賀県の石部・草津・大津の3宿場と、大津宿から京都三条大橋迄歩けば完歩です。
後ほんのちょっとの所で足止めでした!!!
何とか再開したいとはやるを気持ちを押さえて来ましたが、先日やっと再開出来ました。


 前回2020年2月5日に歩いた時の終点「JR三雲駅」に先日2022年9月25日到着しました。
  あ~~~ァ やっと来れた!!! 
 で、万一何かあって動けなくなった時の為にと駅前のタクシー会社の連絡先カードを頂き、駅のすぐ目の前の東海道に出て、歩き始めました。

  秋晴れの快晴で ~~~ す!!   暑くなりそう!!

JR三雲駅                 駅前通りの旧東海道との交差点
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 まずは「野洲川の渡し跡」があった事を示す「常夜燈」を確認しに野洲川の上流方向に向かいました。 駅前交差点から約200mの所に常夜燈は有りました。 建立当時は現在の位置より200m上流だったとの事で、多分水口宿側の常夜燈とは野洲川を挟んで向かい合う形になっていたのでしょう。

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 水口宿から石部宿は下写真の様な道で、日差しに背を焼かれながら歩き続けました。

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 道中あっちを見たり、こっちを見たりとよそ見・寄り道の多い私は26分も掛かって、石部宿横田常夜灯から1.3kmのJRの線路を渡り、更に歩き横田の常夜灯から約1.8kmで「大沙川隧道」に着きました。 「大沙川隧道」の上には大沙川と言う川が天井川となって流れており、真上には弘法杉(青の矢印)と言う杉の大木がありました。
この杉は「弘法大師様が杉の箸で食事をした後、箸をさしておいた所芽が出た」との説も?

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 大沙川隧道から約500m道なりに進むと「夏見の里」と言う場所(下写真左)に出ました。
ここには何軒かの茶屋が有り立場(宿場と宿場の間の休息所)の役割も果たしていたそうです。 名物のトコロテンが売られ、銘酒桜川は計り売りされていました。 

 googleの地図によると「夏見の里」から更に約500mの所に「夏見の一里塚」があるはずですが、三雲小学校付近も含めあちこち探しましたが見つからず、諦め先に進む事にしました。

 一里塚を諦めて、更に500m程歩くと「由良谷川隧道(下写真右)」に出ました。
ここも天井川で、言葉尻を捕らえると「谷川が道路の上を流れています!!??」となる。

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 由良谷川隧道から750m程進んだ所で家棟川の橋の手前左側に「うつくし松」の看板(下写真左)、橋を渡り右側に「雨宮常夜燈(下右写真)」がありました。
 「うつくし松」は国の天然記念物で、今回の三雲駅から石部宿迄の中では「私の最大の目的地」であり、当然見に行きます。

うつくし松看板               雨宮常夜燈                     
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 東海道から左に曲り、約300m程坂を上って行くと松尾神社がありお参りした後、更に900m位坂を上った所に「うつくし松」の自生地があります。 下写真は赤松でありながら「株立ちのうつくし松」です。  (うつくし松の見学については別途このブログで紹介します。)

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 で、雨宮の常夜燈から約1.8kmの所に「石部宿東の見付け」の説明板があり、途中寄り道をした事等もあり、JR三雲駅から歩き始めて3時間半、やっと石部宿の入り口です。
(見付けは、街道の入り口やお城の入り口に置かれていた見張り番の施設)
 (2020年2月に「次は石部宿」と思い始めて2年7ヶ月、やっと石部宿の入り口にたどり着きました。)

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 東の見付けから700mの所には「問屋場跡」がありました。
 (問屋場は、江戸時代の宿場で役人が人足や馬の手配をする場所です。)

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石部宿問屋場跡の交差点から約70m、床屋さんの前に「三大寺本陣跡」の掲示板がありました。

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 三大寺本陣跡から約150m、通りの西側にお休み処といった感じの「いしべ宿澤」が有りました。 内部は昔風の造りで囲炉裏等もあり、誰でも自由に休息できる様になっていました。

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 いしべ宿澤で少し休息を取って、ほんの少し歩くと左側に「小島本陣跡」がありました。

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 で、いしべ宿澤から250m位歩いた所で突き当りとなり、その突当りには「石部の田楽茶屋」がありました。 いしべ宿には3軒の田楽茶屋があったそうで、この茶屋は旧石部町制100周年事業として平成14年に再現されたのだそうです。

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 田楽茶屋前で右に曲がり、約200mで再度T字路に突き当たり、左に曲がって50m位行くと「石部の一里塚跡」がありました。

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 更に進むと石部の一里塚から70m程の所に「石部宿西の見附跡」がありました。

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 で、この日は石部宿の西の端まで歩いた事で終了。   26000歩の旅でした。

 下の絵は歌川広重の石部宿の絵で草津宿に近い「京いせや」(現在の県道119号線、 滋賀県栗東市岡)だそうです。

広重の図                   滋賀県県道119号線の京いせや跡
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 JR石部駅で、私にとっては本当に懐かしいデザインの切符を買って、JR甲西駅まで戻りビジネスホテルで1泊です。

石部駅は工事中でした。
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 次回のブログは石部宿から草津宿迄のレポートです。


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