ジャガー Eタイプ, 私の好きなインストパネル [ E-Type インスト・コンソール]
ジャガー Eタイプを購入して既に12年。 車検を取って既に4年。
勿論、このスタイルはカッコイイと思うし、大好きですが、

E タイプのインストもいかにもクラシックと言う感じで大好きです。
インストには メーターがいっぱい並んでいて、


スイッチ類もタンブラースイッチが1列に並んでおり、いかにもクラシックと言う感じ。
(人によっては 「メーターがわざとらしく一杯ならんでいてゴテゴテし過ぎ」 との評もありますが。)

今回も明治の初めに横浜に創設された 宮川香山の 「眞葛焼」 を3つ紹介します。
尚、宮川香山 没後100年を記念してのベストセレクションの特別展示は2月28日迄だそうです。
眞葛焼を紹介した私のブログ記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2015-12-11
横浜駅近くの眞葛ミュージアム http://kozan-makuzu.com/
眞葛ミュ-ジアム館長のブログ http://kozan.blog.so-net.ne.jp/
左は初代香山の横浜眞葛焼 右も初代香山の作品で
初期の高浮彫の陶器 一対 後期の釉下彩の磁器です


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ジャガー E タイプにシリーズⅢ用電圧計を取付け [ E-Type インスト・コンソール]
Eタイプのオリジナルのダイナモ(直流発電機)は低速での発電が少なく故障もあって、今年3月にオルタネーター(交流発電機)に交換しました。
オルタネーター化によって発電力が上がり、標準のアンメーターでは容量不足(+30~-30アンペアー)との事で結線していませんでした。
で、横浜の方から EタイプのシリーズⅢやマークⅡ用の電圧計(ジャガーではバッテリーゲージと言う様です)を譲って頂き、交換しました。
下が交換完了写真です。

写真ではバッテリーゲージが少し曲がっていますが、既に修正済みです。
実は簡単に取り付くと思ったのですが、下写真の様にメーターの丸い縁取りの断面が私の3.8リットルは山形になっているのに対し、購入した物は半円断面でした。
分解し、メーターの縁取りを3.8L用の物に交換、ついでに縁取りを再塗装し、

配線は、従来アンメーターに結線していた物からプラスを取り出す為のコネクターを作り、又、メーターのブラケットは足が短めだった為自作しました。 多分、購入したメーターはマークⅡか何かの木目パネル用の物だったのかも。


で、完成はこんな感じ。 ちょっと赤い線が気に入りませんが、違和感はない様に思います。

これなら 「正規仕様」 とトボケられるかも。
-----ウソは必ずばれて信用をなくす。 関東・東北はクレームを口に出さないサイレントクレーマーが多いそうです。 「まァ~いいや。 2度とこのお店を使わなければ良い」 と心に誓って終わりにする。

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ジャガー E タイプ,スピードメーターケーブルが火傷 [ E-Type インスト・コンソール]
ジャガー Eタイプがやっと走れる様になり、たまに短距離を走っております。
で、走るたびに多少の点検をしておりましたが、今回ふとスピードメーターケーブルを点検した所、エンジンのエキゾーストマフラーのすぐ脇だった為に、ケーブルの表面のプラスチックが溶けておりました。
整備要領書等では配線のルート等は明記されてなく、私は、ケーブルの曲げの最も少ないルート、エンジンとフレームの間を通していました。
以前、横浜でジャガーの整備をなさっておられる方がお見えになった時に、スピードメーターケーブルの配線ルートをお聞きした所、ブレーキのマスターシリンダー脇を通しておられるとの事。
所が、スピードメーターケーブルの配線を変えるには、電気配線等でびっしりのメーター裏からケーブルを外さなければならず、なんとなく億劫になり延び延びになっていました。
この横着があだとなり、ケーブルの一部が大火傷をしてしまいました。
幸い、ケーブル内部には影響がない様なので、横浜の方の言う様に配線のレイアウトを変えて、そのまま使う事にしました。 その内、買い置きの新品ケーブルに変える事になるのかなァ~。
下写真がスピードメーターケーブルのレイアウト変更後に状況
(変更前は現状より右のフレームとエンジンのエギゾーストマニホールド脇に配線していました。)

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ジャガー E タイプ,フラッシャーランプの作動不良を修理 [ E-Type インスト・コンソール]
E タイプで何度か走って見たが、フラッシャーランプのレバー(スイッチ)の戻りが悪かった。
で、先日約20km試走した結果、特に右折の時レバーの戻りが悪く、ハンドルを大きく切らないと戻らず、フラッシャーランプがついたままになってしまう。
で、車を組立てた時の写真を見て、やっと原因が判明した。
右折する時はフラーッシャーランプのレバーを上げ(スイッチを入れ)、ハンドルを切る。 右折し終わる頃にハンドルを戻すとフラッシャーランプのレバーが、ハンドルのシャフトに取り付けたキャンセルピンで解除される。 このキャンセルピンの位置が悪かった。 ようは私の組立て不良でした。
下写真は今回修整し終わった正規の状態です。

作動不良の時のキャンセルピンの位置と

ハンドルを大きくきらないとフラッシャーが消えない理由

フラッシャーランプのレバー(スイッチ)はハンドルの外側のチューブへ取付けるが、取付け位置は決まっている。 また、キャンセルピンもハンドルのシャフトへの取り付け位置が決まっている。
で、ハンドルのシャフトと、更にその先にあるシャフト(ステアリンギアーとを結ぶシャフト)との嵌め合い位置を90度ずらす事にした。

作業は、タイヤとハンドルを直進状態にし、ハンドルが付いたままステアリングコラム全体を外して、勿論ハンドルのシャフトとその先のシャフトとの嵌め合いも外す。
で、コラム全体を90度左に回まわし、ハンドルのシャフトとその先のシャフトとの嵌め合いを90度ずらした状態でボディに組付けた。
こうする事で、フラッシャーランプスイッチの中央にキャンセルピンが来て、少しハンドルを切っただけでもハンドルを戻す時にフラッシャーはキャンセルされ、ランプの点滅が消える。
下写真は、車が直進状態の時のキャンセルピンの状態です。

で、フラッシャーのレバーを右にあげ、ハンドルを切り始めた状態が下写真

コーナーを回り終わり、ハンドルを戻すと下の様になる。

最後にハンドルを外し、ハンドルだけを90度戻し、ハンドルを締付け、ホーンボタンを取付けて修理は完了。
再度の試走の結果、フラッシャーランプのレバーは問題なく戻り、私のミスは取り戻す事が出来ました。
それにしてもどうしてこんなミスをしたのかなァ~。 思い出せない。
まァ~ いいかッ! 誰にもミスはある。 パーフェクトの人間はいない。
と自分を慰めるKotobukiでした。

パソコンの調子が悪くブログを書く事が出来ませんでした。 現在復旧を試みており、やっと原因が分りましたので、もうじき解決できるかな と思っています。 その間ブログは飛び飛びになるかと思いますが引き続き応援をお願いします。
福島の発電所と ジャガー E タイプ, インストパネルのアンダーカバー取付け [ E-Type インスト・コンソール]
東北地方の地震と津波の被害は甚大で、亡くなられた方々にはお悔やみを申し上げます。
又、怪我や家・職場が一瞬にして無くなってしまった方々にはお見舞いを申し上げます。
自分の家族を亡くし、同時に家を跡形も無くしたら自分はどうするんだろうと考えてみた。 ただ茫然となるだろう。 そして、田舎に帰り居候位で、自分で対応する次の手段は思い浮かばなかった。
被災された方の多くはそれが現実におきている。 大変だとしか言いようがない。
そんな中で、東京電力の福島発電所の被害は日を追って大変な事態になっています。
これが、世界に誇れる技術と品質の国かとガッカリの極みです。
東京電力や政府に対して言いたい事は山ほどあるが、一言で言うと 「技術や品質に対し、それを生かす組織力が追いついていない」 と言う事だろうと思う。
まさに、世界に誇れる産業界の技術と、先進国の中で最悪の政治家集団との関係の様です。
で、ジャガーはと言うと、遅々として進まず、やっとインストパネルのアンダーカバーを取り付けました。
フラッシャーランプの問題等の原因が明確になった事から、インストパネルの再組立てを行い、インスト最後の部品 アンダーカバーを製作・取り付けました。
この部品、車を購入した時は付いておらず、パーツカタログを見ると変な形の部品が載っていた。
”これって何?” ”必要なの?” ”何処にどうやって付けるの?” 等々次々に起こる疑問はありましたが、と取り合えず部品をイギリスに注文。
イギリスから、材質はボードにしますか? アルミにしますか? との事。
「エェー! 1つの部品に2種類の材質?」 日本車等では考えられない事態。
仕上げは皮貼りにする為、当然アルミにしました。
で、色々な角度から取付けトライをした結果、やっとの事取り付け方法が分り、何時もの様に穴位置や周りの部品に対する逃げの位置等を修正し、皮を貼りました。
取付けトライアルの状況 取付け部には自作のスライデングナット


購入した部品を修正し、皮貼りを完了したメーター下のアンダーカバー
車に取付け完了
メーター下 はみ出していた配線もかくれ、すっきりしました。

グローブボックス下


何時も応援有難うございます。
ジャガー E タイプ, コンソールボックスを車に組付けました。 [ E-Type インスト・コンソール]
最近アルバイト先の仕事が忙しく、出勤日数を少し増やし、何とか少しでも役に立てばと思っていますが、よる年なみには勝てず、老眼鏡をかけての部品精度の測定等、充分には役に立てない様でもあります。
そんな中、ジャガーのメンテだけはこりずに時には車の中に電灯を点け頑張っております。
(勝手だよねェ~! 趣味は頑張れるけどアルバイト先の仕事は 「年を取って・・・」 なんて。)
で、やっとの事、コンソールボックスが出来あがり、何とか車に組付ける事が出来ました。
コンソールボックスが車に復帰するのは約5年半ぶり。 ずいぶん時間がかかってしまいました。
下写真が組付いた完成写真です。

で、組付けの経過は、
まず、コンソールボックス本体を黄緑矢印部の3本のボルトで車に組付けします。
たった3本とはいっても、ハンドブレーキレバーがコンソールボックスに干渉し、又、トランク側の皮と防音シートの厚みで、コンソールボックスが所定の位置に収まらなかったりと結構微調整が大変でした。

続いて、コンソールボックスのフロントを組付け。 これが本体以上に大変。
カーペットとその下のマットが厚く、コンソールボックス本体の前方が浮いてしまい、シフトレバーブーツのブラケットが干渉(黄色矢印)。 これはコンソールボックスを外しシフトレバーブーツのブラケットの組付け位置をコンソール本体の下側に変えて対応。
更に、奥の黄緑点線部分のカーペットとマットも厚く、取付けブラケットのボルト位置迄入りません。
と言う事で、カーペットの内側のマットを点線部分のみ切り取り、後は力任せに、しかもゆっくりとブラケット迄押し込み、一般的なボルトとナットで締めつけました。
本来はメッキされた専用ナットを使用する所ですがそこまでは出来なかった。 時間をおいてカーペットがヘタルのを待って少しずつ締付け、専用ナットに変更したい。

最後にインスト中央にある各タンブラースイッチのイルミネーションプレート(黄緑矢印)を取付け、シフトノブを仮付けして、今回の作業は完了です。
(スピードメーターの下の配線がまだ整っていません。 その内綺麗にしてカバーを付けます。)

で、今回、下から2番目の写真の様にお守りを入れました。 だいぶ気が早いですかねェ~。
このお守りは、30年位前、先輩が大分県に帰省た時、お土産に買って来てくれた 「青の洞門」 の通行手形で、スカイライン(GC110) シルビア(US12)と受け継いできた物です。
「青の洞門」は小学校の時に先生に勧められて読んだ本の1つで、このお守りを特に大事にしているわけではないが、今迄無事故で過ごしており、汚れても、傷ついても一番大事な車に入れています。
青の同門の記事 http://www.city-nakatsu.jp/modules/kankou/index.php?id=79

何時も応援有難うございます。 サンタさんも、次は車の椅子が付きます様に と祈ってくれているといいんですが。
ジャガー E タイプ, コンソールボックス フロントの組立て [ E-Type インスト・コンソール]
一昨日、NHKで昭和33年の出来事を3時間にわたって放映していました。
先月、小学校のクラス会に参加しましたが、この昭和33年は私達が卒業した年でもあり懐かしく見ておりました。 しかし、やはりそこは田舎の小学生、都会で起きていた事はほとんど知りません(忘れた?)でした。
で、ジャガーの方は、先日のコンソールボックス本体の組立てに続いて、コンソールボックスのフロント側を組立てました。
下写真が完成状態です。

メンテナンスの経過は、
まず、従来使われていた表皮の皮やビニールレザーを剥がし、ベースとなる鉄板部分の塗装を剥がし、サンドブラストをかけ、カチオン塗装をしておきました。
で、ベースとなる本体に、新しいスピーカーグリルの前側を成形・接着します。
成形は、ヒーテングドライヤーで加熱し軟らかくなった所で、本体に合わせ成形後クランプで押さえて冷まし形状を整えます。
スピーカーグリルの貼り付け完了


次に、ラジオ取付け面のフィニッシャーに皮を貼り、縁取り用パイプを縫いフィニッシャーに貼付け、更に、ラジオと灰皿のベースを組付けました。
ラジオの後ろ側のブラケットは付いていませんでしたので、自作です。

完成したコンソールボックス フロントを正面から見ると下写真の様です。
一番下のパイプはとりあえず組付けました。
Eタイプの3.8リットル初期型はアルミフィニッシャーにパイプが付きますが、4.2リットルでは下側のパイプは付きません。 で、私の車は3.8リットルの最終版。 4.2リットル車のコンソールボックスが付いています。 モデルチエンジの狭間で、他の場所にも何点か同様な部品があり良く分らない部分です。
3.8リットル車の初期型


ラジオのスピーカーは、保管して置いた部品からは出てきません。 分解時の写真にも写っていませんので、多分付いていなかったのだろうと思います。 5・6年前の事で忘れました。
ラジオはならないでしょうし、何時の時代のラジオかも分りませんので、表面だけ清掃し ”お飾り” として付けました。
実は私、フェアレディ(SRL311)の時もそうでしたが、旧車を乗っている時はエンジン音やその他の走行音を聞いているのでオーディには全く興味が無いんです。
とは言え、交通情報位は必要でしょうから、車検取った後に、最近の超小型でハンディなオーディオやカーナビをグローブボックスの中に付けようかと思っています。
又、灰皿は、ベースのみメンテして組付けました。 と言うのは表面に出るフィニッシャーがどうしても綺麗に再生できず、新たに購入する事になるだろうと思っています。

と言う事で、コンソールボックスの取付け準備が出来ました。
(コンソールボックスの小物入れのリッドは出来ていませんし、当面作業予定もありませんが。)
カーペットを貼る時に何度かセッテングをしてみましたが、どうしてどうしてボディ側ブラケットへのはめ込みがきつく、はたしてきちんと組付けられるやら?????
まァ~ こうご期待! と言う事で。
誰も期待していなかったりして。 だとすると寂しいなァ~~~。

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ジャガー E タイプ, コンソールボックスの組立て [ E-Type インスト・コンソール]
内装の仕上げに着手した3週間位前にはほとんどの部品は出来あがっているので、カーペットを貼って、コンソールボックスを付けて、シートを付ければ完成 と軽く考えていました。
しかし、なかなか どうして コンソールが組付かない。 と言うよりはコンソールボックスすら組立たない。
コンソールボックスの各部のメンテ記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27
原因は全面皮貼りにした事。
ジャガー E タイプのコンソールボックスは、厚み0.5mm以下のビニールレザーを主体に貼ってある。 私の皮は車の椅子等に使う1.2mmの皮です。 この0.7・8mmの差は大きかった。
下写真はその例。 シフトレバーのブーツ部分が矢印方向に入らない。 ましてやパイプの縁取り等入る余地がない。
例えばアッパーフェースの外周部分はパイプの縁取りを組付けるので、皮は3枚重ねになる。 コンソール本体の皮と合わせると4枚分 4.8mmの隙が必要。 オリジナルはビニールレザーの為、2mmの隙があればいい。 以前皮を貼った時に本体のフランジを3mm広げたがとても追いつかなっかった。

アッパーフェースのベースは鉄板。 全外周には補強のフランジが付いており、削るわけにもいかない。 やむなくアッパーフェースを自作する事に。 オリジナルは現状のまま保管しておく。
で、以前から内装のベース材に使っていた複合板(アルミ板で樹脂を挟んだラミネート材)で作ったのが下写真の下側の物です。 縁取りのパイプ等も組付けアッパーフェースとしては完成です。 勿論、ベースのパイプを付ける部分はオリジナルより4mmも小さくしてあります。

続いて、シフトレバーのブーツの組付けて、
最後に、コンソール本体を組上げて、やっと完成しました。 写真のボックスは乗せただけです。
色々と問題がありましたが何とか綺麗に出来あがりました。



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ジャガー E タイプ, インスツルメントパネルのパッド組付け [ E-Type インスト・コンソール]
先日、インスツルメントパネル(ダッシュボード)のパッドのメンテナンスが完了しましたので早速組付けてみました。
やっとインストパネルらしくなってきました。

車への組付けは下写真のボルト4本でボディに締付けるだけ。
っと思いきや、デフロスターホースの位置合わせや左端のボルトの位置合わせにてこずりました。
パッドの表皮を貼る前(ベースの鉄板だけ)に組付けトライアルをした時は問題なかったのですが、表皮を貼った事で外形が膨らみウインドーガラス下等のボディ形状に対しきつくなった様です。

メーター付近をアップすると、

車の中を覗いた時は、


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ジャガー E タイプ,インストパットのメンテナンス [ E-Type インスト・コンソール]
先日、ヒーターダクトを取付けた事で、インストの内部はほぼ終わり、インストの仕上げに入ります。
で、今回はインストパットのメンテ と言うよりはインストパットの製作の方がぴったりする作業です。
インストパットは下写真の様に完成しました。
細かく見ると色々ありますが、出来あがってみると まァ~まァ~かなと思います。
(内装作業では何時も、小さな事でも上手くいかなかった事を書いていたせいか、全体としても上手くいかなかった様な誤解(?)を招いている様で、今回は満足できる内容から入ります。)

メンテナンスの経過はと言うと、
メンテに取り掛かる前のインストパッドは表皮に割れや剥がれが見受けられ、一部に錆も。

で、表皮を剥がし、インストパットのベースパネルは、接着剤等での汚れを清掃し、錆は平和バイオテクニカルのRS-R1000で取りました。 下写真は清掃完了し、錆取り前の状態です。

ベースパネルやデフロスターの吹き出しノズルフィニッシャーとそのビスはカチオン塗装をしました。
デフロスターのフィニッシャーを取付けるビスは、小さい為鉄板に仮止めしカチオン塗装(写真下左)。
写真右はインストパットの主な部品。

部品のメンテが完了した事で、組立てです。
まず、ベースプレートにマップライトの組付け。
従来のマップライトは裏に電極のリベットが出ており、長い間に変形してしまっています。 その上、新たに購入したマップライトのリベットはより大きい為より変形するだろうとベークライトで間座を追加製作し、組付けました。
マップライトの新旧部品 マップライト組付け完了
次にインストパットをベースプレートに貼り付けます。
インストパットは下写真の様に樹脂とウレタンを同時成形したシート状の物で、これを加熱し成形しながらベースプレートに貼り付けていきます。
作業はなかなか上手く成形出来ず、結果として加熱しすぎて接着部分はシワシワになってしまいました。 (車に取付けたら見えない部分で、従来品もシワがあり、50歩100歩かな。)
購入したインストパット
ベースプレートに貼り付け中のインストパット デフロスターの吹き出し穴も自分で開けます。

従来品もシワシワです。
で、やっとの事、完成しました。
なんといっても指先だけが熱かった。 パットを熱風で加熱しながら、手で成形していくのはきつかった。
プロもこんな事をしているのかなァ~~~?

イメージ通りには行かなかった部分もありますが、車にして見える部分は何とか上手くいったと思う。


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ジャガー Eタイプ, ヒーターダクトの取付け [ E-Type インスト・コンソール]
ここの所出かける事が多く、Eタイプのレストアが滞りがちになっています。
単細胞の私、やはり、一方が忙しくなると他方がおろそかに。 上手くバランスがとれません。
そんな事を思いながら、やっと時間を作りダッシュボード(インストパネル)の完成に向けて一仕事です。
今回はヒーターダクトの取り付けです。
ジャガー E タイプのヒーターはダッシュボードのボディパネルそのものが筒状になっていて、メインダクトの役割を果たしています。
で、今回はこのボディパネルの中央の3個の穴からダクトで5個のデフロスターに配管します。
下写真が配管完了を下から見た所です。
左ダクト (茶色いパイプ状の物)



最初、ゴム製のエルボーやダクトパイプを別々に発注した所、イギリスには全く無く、アメリカにはゴム製エルボー1個有り購入。 又、ダクト用パイプもあるとの事で購入しました。 着いたパイプはなんと洗濯機の排水パイプの様なもの。 アメリカ人の修理にはこんな物を使っているのななァ~?

で、再度カタログやイギリスのネットを調べたところ、パイプとエルボー(L型とY型)がキット販売されている事が判明。 やっとの事で使える部品を購入出来ました。
イギリスから購入したキットのパイプを車に合わせてカットし、ウインドーガラス側は下写真の様にカットしてダクトの吹き出し口に入る様に加工し、組付けました。

所で、ヒーターの足元への温風は、ダッシュボードのボディパネルに直接吹き出し口を付けます。

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ジャガー Eタイプ,コンビネーションランプスイッチとメーター取付け [ E-Type インスト・コンソール]
ジャガー Eタイプ、久しぶりの車内の作業です。
今回は、コンビネーションランプ スイッチ (ステアリングコラムに付いているフラッシャーランプのスイッチ) の取付けとスピードメーター&タコメーターの取付けです。
以前、一度スピードメーター&タコメーターを取り付けて見ましたが、配線の結線上コンビネーションランプ スイッチとメーターを同時並行的に取り付けるのがいいと判断。
イギリスの部品販売会社の担当の推薦するコンビネーションランプ スイッチを購入。
所がイギリスの担当の推薦するスイッチは3.8リットル車本来の物で、私の3.8リットル車は最後期の為取り付かず、4.2リットル車用を購入。 今回の作業となった。
(やはり、3.8リットル最後期の私の車には4.2リットル用部品が先行採用されていた。)
で、今回のコンビネーションランプ スイッチとメーターの取付け完了写真です。

最初に購入したコンビネーションランプ スイッチは写真の様にフラッシャーランプのレバーの位置が約5mm異なっており、スイッチのケースに入らない。

で、上写真をイギリスに送り、イギリスの担当が部品メーカーに問い合わせ調査の結果、4.2リットル車用である事が判明。 今回、再購入し、取付け作業となった。
まずは取付け前の状況です。 ともかく嫌になる程の電線の数です。
電線に付いている白い荷札は配線の結線先を表示してあります。
詳細は左のブログ参照願います。 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-09-29

下写真がコンビネーションランプ スイッチの配線を結線し、ステアリングコラムに4個のビスで取り付けた所。
フラッシャーランプのスイッチレバーは、走行中コーナーを曲がり終わりハンドルを戻すと自動的に中立の位置に戻り、フラッシャーランプが消灯する。
それはこのスイッチの中に自動的に戻す為の ”キャンセルピン” が付いている為で、今回の組立てではこのキャンセルピンの作動に気を使った。

で、半割りのケースをはめて、コンビネーションスイッチは完了。

スピードメーター&タコメーターはボディに4ヵ所締付け、配線やスピードメーターケーブル等を取り付けて完了。


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ジャガー Eタイプ スピードメーターパネルのメンテ [ E-Type インスト・コンソール]
前回の合板の塗装には色々なサゼッション有難うございました。 次のチャンスに生かしたいと思います。 もし何かありましたらまた御指導をお願い致します。
で、今回はオーバーホールに出していたスピードメーターとタコメーターが出来てきましたので、再メッキしたメーターパネルに皮を貼り、メーターを組付けてみました。
メーターのオーバーホールは作動確認の他、スピードメータをマイル表示からキロメーターに変更し、時計もプラスアース仕様に変更して頂きました。
下が完成したメーターパネルです。


メンテ前は下写真の様です。 パネルの黒い地は樹脂成型品で皮を模した模様がついています。 各部品ともほとんど痛んでいません。

このメーターパネルを分解し、パネルは錆を取り、皮貼りの為にタコメーター側のみ2mm径を大きくして、亜鉛メッキを再メッキしました。 (スピードメーター側の内径は元々から大きく追加工せず。)

パネルに黒の皮を貼り、

メーターやスイッチ、ヒーターのレバーを組付けました。
実はヒーターのレバーがメーターパネルにこすっており、レバーを微妙に曲げたり、メータパネル側の取付け面を修正したりと微調整に時間を食ってしまいました。 又、ブレーキの警告灯(赤いランプ)は新品に交換しました。

で、車に付けてみましたが、メーターパネルを先に付けるとコンビネーションスイッチ(フラッシャーランプスイッチ等)の配線が出来ない事が分り、コンビネーションスイッチの組付け準備に取りかかりました。
所が、新たに購入したコンビネーションスイッチがスイッチケースに組付きません!!!
新スイッチは3.8リットル用としてイギリスの担当が推薦してきた物。 多分、3.8リットル車の中では最後の方の私の車は4.2リットル用が使われているのだろう。 現在、イギリスで調査中。
で、またまたインスツルメントパネル(ダッシュボード)は中断です。
まァ~ その内何とかなるでしょう。

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で、今回はオーバーホールに出していたスピードメーターとタコメーターが出来てきましたので、再メッキしたメーターパネルに皮を貼り、メーターを組付けてみました。
メーターのオーバーホールは作動確認の他、スピードメータをマイル表示からキロメーターに変更し、時計もプラスアース仕様に変更して頂きました。
下が完成したメーターパネルです。


メンテ前は下写真の様です。 パネルの黒い地は樹脂成型品で皮を模した模様がついています。 各部品ともほとんど痛んでいません。

このメーターパネルを分解し、パネルは錆を取り、皮貼りの為にタコメーター側のみ2mm径を大きくして、亜鉛メッキを再メッキしました。 (スピードメーター側の内径は元々から大きく追加工せず。)

パネルに黒の皮を貼り、

メーターやスイッチ、ヒーターのレバーを組付けました。
実はヒーターのレバーがメーターパネルにこすっており、レバーを微妙に曲げたり、メータパネル側の取付け面を修正したりと微調整に時間を食ってしまいました。 又、ブレーキの警告灯(赤いランプ)は新品に交換しました。

で、車に付けてみましたが、メーターパネルを先に付けるとコンビネーションスイッチ(フラッシャーランプスイッチ等)の配線が出来ない事が分り、コンビネーションスイッチの組付け準備に取りかかりました。
所が、新たに購入したコンビネーションスイッチがスイッチケースに組付きません!!!
新スイッチは3.8リットル用としてイギリスの担当が推薦してきた物。 多分、3.8リットル車の中では最後の方の私の車は4.2リットル用が使われているのだろう。 現在、イギリスで調査中。
で、またまたインスツルメントパネル(ダッシュボード)は中断です。
まァ~ その内何とかなるでしょう。

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ジャガー Eタイプ, コンソールボックスのメンテナンス [ E-Type インスト・コンソール]
久しぶりのEタイプのレストア記事です。
本来はスピードメーターまわりの作業をしたかったのですが、先日やっとメーターのオーバーホールが出来て来ましたが、他の内装部品に取りかかっていましたので継続して区切りの良い所迄と思い、コンソールボックスの作業です。
下写真が現在までに出来あがった状態で、各部品の組立てていません。
又、コンソールボックスの蓋は改造し、カップホルダーを組込みたいので完成までには時間がかかりそうです。 ボックスの底やフロントのフィニッシャーに付くパイプは近々暇を見て作る予定。

各部品の鉄製の骨組みは下写真の様に全て錆を取り、カチオン塗装をしました。



続いて、各部品一つひとつに黒い皮を貼っていきます。
まずは本体。 ウレタンシートを貼り、皮貼り。

次いでフロント側のフィニッシャー。 この部品は本体金具の裏に合板を取付け、皮は合板にステープルで止める様な構造です。

次はシフトレバー部分
金具には皮を直接貼りました。
次いでシフトレバー部分の蛇腹の縫製作業です。
蛇腹部分はシフトレバーの作動で動く為大きさを決めるのが難しく、従来品と同じ物にしました。
従来品の糸をほごし、しわを伸ばしながら板に貼付け、 ビニールシートで型紙を作り、
新しい皮を裁断し、 裏返し、縫製します。
従来品と出来あがった新品です。 思った以上に背が高かった。

次いで、コンソールボックスの小物入れボックスです。
この部品は外面と内面を一枚の皮で貼る為、外面と内面に周長の差があり、結構苦労しました。

メンテ前のコンソールボックスは表皮が布製だった為、触るのも嫌なほど汚れていました。


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ジャガー Eタイプ 内装のレストア雑務 [ E-Type インスト・コンソール]
だいぶ間が空いてしまいましたが、レストアは継続しています。
顎下腺癌は最後のCT検査も問題なく、切開部の多少のしびれと寒さによる傷みが時々出る程度。
頭の禿げも少し髪の毛が出てきたし。 とは言っても元々ハゲだったので期待は出来ないが。
レストアは、本来ならインスツルメントパネル(インストパネル)のメーターまわりを行いたいのですが、スピードメーターとタコメーターのオーバーホールに出して、まだ出来あがって来ません。
従ってインストの作業が出来ず、その内メンテしなければならない部品の下準備をしております。
実はこれが時間がかかり、しかも ”ヤッター 1つ完成” という達成感がありません。 ”ただ黙々と働く” ネクラ状態です。
で、ネクラの作業は、
まずはインストのメーターパネルのメンテ
分解し、錆を取り、オリーブクロメートの亜鉛メッキをしました。 スピードとタコメーターが来れば皮を貼り、何時でも組み立てられるのですがねェ~。


そして、インストのフードも表皮とウレタンを剥がし、接着剤を剥がし(実はこれが大変、45年前の接着剤もありこちこちに固まっていました)、下写真の様な大きな木の箱を引張り出し、錆取り中。
インストパッドのウレタンや皮を綺麗に貼る自信はないがカチオン塗装の準備を強行。 泥沼に入らなければ良いが!


木の箱の正体はこちらの記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-04-28
又、コンソールボックスも、

分解、表皮を剥がし、表皮を貼った接着剤や塗料を剥がし、錆取りをしてカチオン塗装の準備をしたり、


シートのクッションを

分解したり、

と、多くの作業をしてはいますが、いずれも下ごしらえの準備程度で、完成には程遠い。
niceや迷惑コメントの事もあるし、まだまだ当分の間完成レポートは出来ないかも?
世間では麻薬類や殺人のニュースばっかりで。
そしてネット犯罪もあるし。
やだねェ~~~
明るく、パァー っと行きたいもんだ!!!!!

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