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MG ミゼット キャブのオーバーホール完了し、エンジンも快調 [ MG ミジェット エンジン]

 
 先日、やっとの事エンジンを回す事が出来ましたが、アイドリング回転数が目視で1500回転以下に下げる事が出来ず、やむなくキャブの専門家「テクニカルトート」さんにオーバーホールをお願いしました。
 詳細は右記ページを参照願います。 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2022-07-11


 キャブのオーバーホールを依頼して約1ヶ月、テクニカルトートさんからオーバーホールが完了したとの連絡で引き取ってきました。

 下写真の様に「新品かと見間違うのでは」と思う程綺麗に仕上がっていました。
(費用も MG ミゼットとしては「もったいない・モッタイナイ」と思う程高かったけどね!)

フロントキャブ
blogDSCN4856.jpg blogDSCN4860.jpg

リアーキャブ
blogDSCN4850.jpg blogDSCN4852.jpg


 下写真はオーバーホール時交換し取り外された部品ですが、摩耗する様な部品は殆ど外され、新品交換されています。

blogDSCN4864.jpg




 で、早速エンジンに組み付け、回してみました。

 一発でかかりました。

 しかもアイドリングはほぼ600回転。 若干エンジンが揺れる物の順調に回っています。
 (キャブの前後のバランスをとればもう少しスムースに回るのかもと思いますが、排ガス
  テスターもない中では今はいじらない方が良いのではと思います。)
 尚、点火時期はアイドリングが下がった事も有り、600回転で8度に再調整しました。

blogDSCN4880.jpg blogDSCN4877.jpg




 で、エアークリーナーを組み付けました。
 エアークリーナーは本来黒色塗装ですが、この車は既にクロームメッキに変更されており、当面この状態で行きます。

下はエアークリーナー単体

blogDSCN4888.jpg



 エアークリーナーを組み付けた事で、エンジン関係はほぼ完了です。
 エンジンルームの大物部品組み付けは、ヒーターのダクトを残すのみとなりました。

blogDSCN4895.jpg

blogDSCN4900.jpg



 ここまで来たら残すはボディ外板の塗装とモールやランプ類の組み付け等をボディ外板に組み付けるのみ。

 早く塗装屋さんが引取りに来ないかなァ~~~


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MG ミゼット,やっとエンジンは始動したが?! [ MG ミジェット エンジン]

 
 少し前にMG ミゼットのマイナスアース化が完了したと思い、バッテリーをつないで異常有無を確認しました。

 先ず、おっかなびっくりバッテリーのマイナスとプラスをつないで(スターターモーターとデストリビューターは結線せず)、まわりが静かになった時にイグニッションキーをオンにして異常音が出ないか耳を澄まして確認、その後あちこちの配線の結合部や各部品を手で触り発熱具合を見ます。

bloggDSCN4069.jpg



 結果、異常音も発熱もなく胸をなでおろし、次いでスターターモーターを結線して、イグニッションキーをオンに。 スターターモーターのスイッチのノブを引きスターターモーターを回します。 スターターが勢いよく回り「おいオイ こんなに大きな音だったかな?!」と思いながらも何度か長めに回してみました。 

デスビに結線されていないので当然エンジンは始動しません。
その後直ぐにスターターやオルタネーターを触り発熱を確認。 異常なし!

blogDSCN3954.jpg



 で、デスビとコイルにハイテンションコードを結線してイグニッションキーをオンに!
スタータースイッチのノブを引くも、スターターは回るがエンジンは始動せず!!!!

 あれエ~~~???

 何度やっても全くエンジンはかかりません!

blog2022-5-9DSCN4599.jpg 



 
 バッテリーの電圧確認 12.5ボルト位で問題なし!
 キャブのフロート室を分解、問題なく燃料は来ています!

 で、No1シリンダーのスパークプラグを外し、イグニッションキーをオンにした状態で、スターターのスイッチを入れ、No1のプラグのネジ部をシリンダーヘッドに接触させてスパークの状態を確認。 異常なく火花も飛んでいる!
(この作業の時、ハイテンションコードには高電圧の電気が流れているので直接プラグやハイテンションコードを持たない方様にします!)

blogDSCN4835.jpg



 はてさてどうしたものかと 考え込むも妙案なく、以後2日間程頭の冷却期間に!!!

 基本に立ち返り、下写真の様なシートを作成、エンジンのロッカーカバーを外し、No1シリンダーのインテークバルブの動き始めの時のクランクシャフト位置を探し、そこからクランクシャフトをちょうど1回転した所(360°回った所)が爆発時の上死点に相当します。
その時のデスビのローターが No1シリンダーのハイテンションコード近辺に有るはずと!!

bloggDSCN4828.jpg

 何度確認するもデスビのローターはNo2シリンダーのハイテンションコード位置近く!!!
要するにNo1シリンダーが点火爆発状態にあるにもかかわらず、プラグはNo2シリンダーで火花を飛ばしている。  これでは絶対にかかりません!!!!
(多分、シリンダーブロック関係のメンテ中にディストリビューター ドライブギアーを組み付けた時、ギアーの噛み合わせを間違えたのだろう。 全く記憶なし!)

下写真の黄色矢印がデスビのローターです。
blogDSCN4838.jpg



 そこで、デスビを外し、添付部品図のギアー(緑矢印)を抜き、カムシャフトのギアー(青矢印)との噛み合い位置を替え、No1シリンダーが点火爆発位置でデスビのローターがNo1シリンダーのハイテンションコード近辺に来る様にセットし組み付けました。

ディストリビューター ドライブ ギアー.jpg




 で、エンジンの再始動に挑戦! エンジンは揺れながらも掛かりました!!!
 ヤッター!!!
 と思いながらフラッシュライトをセットし、点火時期を確認すると上死点前40度位でスパークしていました。 


 で、再度ギアーの噛み合いを一山ずらし、組み直してエンジンを始動! 問題なくすぐにエンジンはかかりました。
 エンジンの暖機運転をした後にフラッシュライトで点火時期を確認すると上死点前 25度位で非常に調子よく回るのですが、いくらアイドリング調整をしてもエンジン回転が目視で1500回転位から下がりません。


 と言う事で、車のマイナスアース化は問題なさそうで、エンジンは始動! 点火系も燃料系統も問題なく作動しています。

 しかし、キャブのアイドリング調整が出来ず、私の実力はここ迄!
 で、茅ケ崎市の「テクニカルトート」さんにキャブのオーバーホールをお願いしました。

 エンジンからはキャブが外され、テクニカルトートさんのオーバーホールが終了し、戻って来る事を首を長くして待っています。

blogDSCN4845.jpg


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MG ミゼット,ラジエーターのメンテ・組み付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 先日、ラジエーターのメンテをして、車に組み付けました。

 一昨年11月にラジエーターを車から外してから約1年半車庫の屋根裏に保管して置きました。
 下写真はニュージーランドから到着した時の状態です。

blogDSCN2960.jpg


 下写真が1年半保管していた時の状態で、ラジエーター内には濃い目の不凍液を満杯に入れ、薄い合板で、コアー部分を保護していました。
(ラジエーターは空で保管して置くと腐食が進み穴あきになる様で、アルミのジャガーEタイプのラジエーターはいたる所に穴があき修理不可となりました。 その時の記事が下記です。
 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2010-05-01 )

blogDSCN3839.jpg



 で、ラジエーターを清掃し、古くなった塗装表面をサンドペーパーで落とし、点検しました。
結果、下の様にラジエーター上部に1ヵ所ハンダを垂らした様な所が有り、小さいヤスリでハンダを落として見ると1mm位の穴あきの様なへこみが見つかりました。

blogDSCN4467.jpg blogDSCN4468.jpg

ラジエーターのファンシュラウドの一部は溶接がはがれていました。

blogDSCN4470.jpg


 そこで、上記の穴あきらしき所とその他各部の漏れを点検して頂こうとラジエーターの修理屋さんを探しました。 Eタイプでお世話になった海老名市の修理屋さんは見つからず、冷却水のパイプでお世話になった相模原市のラジエーター屋さんも廃業、と、世間は旧車のレストア趣味人にとっては何とも厳しい状況になっていました。

 で、やっと見つかった川崎市の「丸山ラジエーター工作所」さんにお願いし、点検をして頂く事になりラジエーターを持参しました。
 結果、上記のハンダを盛った穴あきらしき所には穴が無く、念の為再度ハンダ盛りをして頂きました。 費用はと言うと「いらない」との事。 何とも有難い状況でお礼を言い帰宅の途に!
丸山ラジエーター工作所さんのホームページは右記です。 https://www.maruyama-r.jp/

blogDSCN4474.jpg


 尚、丸山ラジエーターさんは溶接作業は行っておらず、シュラウドの溶接剥がれは修理できず、帰宅後まずシュラウドの溶接剥がれ部分をビス3個で締付け修理しました。
その後市販のシャシーブラックでラジエーター全体を塗装し、まる二日乾燥。

blogDSCN4477.jpg



 そして、車に組み付けました。
 ラジエーターキャップは新規に購入。 ラジエーターホースもラジエーター下部からウオーターポンプに入る成形のゴムホースを新品に交換しました。

blogDSCN4601.jpg

blogDSCN4611.jpg


下写真右が購入したラジエーターキャップです。 
blogDSCN4562.jpg



 で、今のエンジンルームはこんな状況で、後は電気関係をプラスアースからマイナスアースにして、エンジンを回し、エアークリーナーを組み付ければ当面の目標は終わりです。

blog2DSCN4600.jpg


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blogDSCN4567.jpg
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MG ミゼット,キャブレターの組み付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 先日MG ミゼットのキャブレターの清掃・組み付けを行いました。

 この車のキャブレター(以下キャブ)はSUのツインキャブで、レストア前は下写真の様に組み付いていました。

blogDSCN3577.jpg


 約1年前に車から外し、軽く清掃し、組み立てを間違えずスムースに組み立てる為、色々な角度から写真を撮って保管。
blogDSCN6030.jpg


 今年初めにエンジンを車にのせたので、そろそろエンジンに組み付けようと保管ボックスから取出し、取敢えずシンナーとクレのブレーキクリーンで清掃。 更にキャブのサクションチャンバーとフロートチャンバーのポリッシュをしました。

blogDSCN4360.jpg

キャブを下から見た所
blogDSCN4365.jpg



 で、エンジンに組み付けて見ました。 問題なく組み付ける事が出来ました。
本来ならリペアーキット等を購入し、内部のガスケット交換やスロットのメンテ等を行うべきですが、私はこの車を走らせた事が無くどの様な状況なのか全くわからず、とりあえず清掃だけで組み付けて見ました。
 エンジンを回してみて、アイドル回転等の調整を行いその状況によってさらにメンテするか考えようと思います。

blogDSCN4369.jpg


 その後、アクセルワイヤー(青矢印),ヒーターからの温水パイプ(ピンク矢印),デスビへのバキュームパイプ(空色矢印),燃料ホース(黄色矢印)等キャブの周辺部品を組み付けました。

blogDSCN4377.jpg

下はレストア開始時のキャブ周りですが、デスビのバキュームパイプ(空色矢印)はぐにゃぐにゃで真直ぐにするだけで半日強,更に形状合わせをしてあわせて丸1日かかりました。

blogDSCN5050.jpg



 MG ミゼット、やっとここまで来ました。

 後はラジエーターのメンテと取り付けで、多分エンジンメカニズムは完了だと思います。

 そして、電気関係の配線を見直し,マイナスアース化しエンジンを回してみます。

 終わりに近づいたかな???!!!

 いえいえまだまだ!!! 電気関係、全く自信ないし、



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MG ミゼット,エギゾーストシステムの組み付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 先月、エギゾーストマニホールドとエギゾーストマフラーのフロントパイプを組み付けて見ました。

 組み付けた部品は、新たに購入したマフラー(空色矢印)と黒いマニホールド(ピンク矢印)です。  尚、下写真の上が従来のエギゾーストマフラー(黄色矢印)です。
bloggDSCN3535.jpg


 マニホールド(ピンク矢印)とマフラーのフロントパイプ(空色矢印)を組み付けた結果が下写真です。 フロントパイプがボディのフレームに当たって(干渉して)しまいました。
blogDSCN3916.jpg 



 で、そもそも論に戻って、

 私の車はミゼット マークⅠで、1964年型 1098ccエンジン車です。
  (私の車は1964年型右ハンドル輸出仕様車で、たった10台しか作っていない車の内の
   1台です。)
 従来車に付いていたエギゾーストシステムは、たこ足タイプのマニホールドとエギゾーストパイプでした。 しかもあちこち錆びて朽ち果て、また、ボディへの取り付けも正規の状態ではありませんでした。
  従来のエギゾーストマフラーの取り外し記事は下記
     https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2020-10-02


 そこで、標準仕様のエギゾーストシステムに戻す為に、正規の部品を入手すべくネット上であちこち探しましたが、私の車用は何処にもなく、「ガレージまるいち」さんが持っていたミゼット マークⅢ1966年10月以降の1275cc用マニホールドを購入、それに合わせてイギリスからエギゾーストパイプ 一式を購入。

 エギゾーストマニホールドの仮組トライアルの結果、穴位置や鋳物の余肉等を修正しましたが、少しの修正でエンジンに組み付ける事が出来ました。
  エギゾーストマニホールドの仮組み付け確認記事は下記
     https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-09-20


 で、今回はマフラーの方も組み付けて見ました。 が、ここで干渉と言う大きな問題が!!!

 下写真の様にフロントパイプがボディのフレーム当たって(空色矢印の所)しまいました。
何故 なぜ ナゼ と色々考えてみましたが、多分、1275ccエンジンは私の1098ccエンジンに比べシリンダーブロックが大きく、エギゾーストマニホールドとフロントパイプがエンジンに向かって右側に10mmか15mmよっているのだろうと思います。
 逆に言うと、1098ccのエンジンに1275ccエンジン用マニホールドとマフラーを組み付けるとエンジン側に10か15mm寄ってしまい、今回の様にフレームに当たってしまうのでしょう。

blogDSCN3909.jpg


 で、どう修正するかマニホールドやマフラーとその周りの寸法を測定し色々検討しました。

 が、どれも自分一人では出来ず、以前シルビア「US12」のワンオフマフラーを製作して頂いた「スルガ スピード」さんに相談しようと、部品と測定・検討したポンチエをもって伺いました。
 スルガスピードさんには親切に相談に乗って頂き、その結果下図面ピンク丸に相当する加工「マフラーの上部マニホールド取付けフレアー部のすぐ下を切断,フレアー部に角度を付けて溶接」をする事になり、翌日夕方には完了するとの事。
 スルガスピードさんのホームページは右記  http://www.suruga-speed.co.jp/

マフラー.jpg


 翌日伺うと非常に綺麗に仕上がっており、大満足です。

 blogDSCN4136.jpg blogDSCN4143.jpg

 
 で、スルガスピードさんから引き取った翌々日マニホールドを組み付け、そしてマフラーのフロントパイプを組み付けた所、マフラーとフレームの隙はマフラーの両サイドとも15mm程度の隙となりました。

blogDSCN4145.jpg



更に中間パイプと一番後ろのマフラー(太鼓)も、正規のクランプやラバーマウントを購入し、組み付けました。

blogDSCN4196.jpg


 マフラーを取り付けた当初はフレームに干渉し本当にどうなる事かと思いましたが、スルガスピードさんのご助力で難局を乗り越えられました。

 スルガスピードさん、本当に有難う御座いました。
  スルガスピードさんのホームページは右記  http://www.suruga-speed.co.jp/


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MG ミゼット,フューエルフィルターを追加しました。 [ MG ミジェット エンジン]

 
 先日、MG ミゼットにフューエルポンプを組み付けた時に「フューエルフィルターが設定されていない」事をレポートしました。
その時の記事は左記; https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2022-03-18


 そこで 、ジャガー Eタイプでお世話になっている「大和自動車㈱」さんに調べて頂き、工場内に保管されていたブルーバード-Uに組み付いていたフィルターとその取付けブラケットを入手して頂き、下の様に取付ける事が出来ました。
尚、このフィルタ―とブラケットはブルーバードーUの標準ではない様に思います。

blogDSCN4342.jpg

blogDSCN4343.jpg


 フューエルポンプからのパイプをもう少し短くすると、ホースの取り回しがすっきりしそうですが、短く切ってしまうとつぎ足す事が出来ないので、取敢えずこのまま行く事にします。


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MG ミゼット,フューエルポンプの取付け [ MG ミジェット エンジン]

  
 先日、フューエルポンプを組み付けようと保管箱から出してみました。
従来のポンプには手動で作動するレバー(下写真黄緑矢印)も付いており大変貴重な物でした。
しかし、このポンプには標準仕様には無いはずのアダプター(下写真青矢印)も付いていました。

blogDSCN5901.jpg blogDSCN5897.jpg



 ポンプの吐出側のパイプ部分で、「ネジ山がちゃんとしていて欲しい」との願いを込めながらアダプターを外して見ましたが、願いもむなしく下写真の様に吐出側のネジ山はつぶれ、接着剤で固定されていました。 しかも内径も大きくなっており、正規ネジの切り直す事は不可能です。

blogDSCN3982.jpg



 やむなく新しいフューエルポンプとコネクター&パイプをイギリスから購入しました。

blogDSCN4070.jpg


 で、キャブレター等の組み付けを想定して新しいパイプを曲げ、エンジンに組み付けました。

blogDSCN4145.jpg

blogDSCN4146.jpg



 で、ポンプを組み付け終わって、「やれやれ! 又新しい部品を買ってしまった」と思いながら組み付けた所を見ていて気付いた。
  この車 フューエルフィルターがない!!!
 パーツカタログを見直してもフューエルフィルターが載っていません。 どうやらこの車にはフューエルフィルターが設定されていない様です。

 しかし、フューエルフィルターが無いとフューエルラインにゴミが入ったり、先々ガソリンタンク等が錆びたりした時にキャブに直接ゴミや錆が入ってエンジン停止も考えられる。
何処かでフューエルフィルターを探し追加設置する必要があります。



 従来のポンプは手動のレバーが付いた大変貴重なポンプですので、将来つぶれたネジ穴部に専用の駒を作りはめ込み、駒に正規のネジを切って使用可能なものにしたい。 ただ心配は駒を入れる部分の残り肉厚が少なく引き受けてくれる業者がいるだろうか!!??


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MG ミゼット,クラッチとブレーキのエアー抜き と スターターモーターの組付け [ MG ミジェット エンジン]

  
 オルタネーター等の組付けに続き、スターターモーターを組付けました。

 実はその前に息子に手伝ってもらい、クラッチとブレーキの液注入・エアー抜きをしました。
しかし、その時は時間的な制約等もあって写真を一枚も撮ってありません。
で、クラッチとブレーキのエアー抜きは下記のジャガー Eタイプの時の記事を見て頂ければと思います。 作業的には全く同じ方法です。
   https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2011-01-31

 この段階でエアー抜きを行ったのは、スターターモーターを組付けてしまったら、クラッチのスリーブシリンダー(オペレーティングシリンダー; 下写真黄色矢印)のエアーブリーダー迄スパナが届かなくなってしまうのでこの時しかチャンスが無かったのです。

blogDSCN3609.jpg


 又、クラッチとブレーキのマスターシリンダーが下写真の様に一体型で液のタンクは共用の為、クラッチのエアー抜きと共にブレーキの方のエアー抜きも同時に行った次第。

bloggDSCN3598.jpg



 クラッチのエアー抜きが終った事で、新しいスターターの取り付けを行いますが、その前に従来のスターターがどうだったかを紹介します。

 下写真が従来の状態で、空色矢印がスターターです。
blogDSCN3730.jpg

 車から取り外し、作動テストをしてみました。
スターターはプラスアースでも、マイナスアースでも同じ方向にちゃんと回りましたが、モーターのシャフトが軸方向に約5mmのガタがありました。 このガタが正常なガタとは思えず新たにハイパワーのスターターを購入する事にしました。

blogDSCN5941.jpg



 で、まだ、ミッション単体で保管されていた時期だったので、新たに購入したスターターの組付けトライアルを行いました。 また同時に旧スターター同様に作動テストもしました。
空色矢印が新スターター、黄色矢印先の黒い部品は旧スターターのピニオンギアーカバーで多分亜鉛メッキかカドミニウムメッキがオリジナルでしょうが防錆力の有る黒色カチオン塗装にしました。
 
blogDSCN3543.jpg



 その後、息子に手伝ってもらいエンジンとミッションを車に乗せ、先日にはスターターの奥になってしまうクラッチ スリーブシリンダーのエアー抜きを行いましたので、今回、下写真の様にスターターモーターを組付けました。 

blogDSCN3940.jpg

 下写真はスターターモーター下側のボルト(黄色矢印)を締め付けた結果ですが、クラッチのスリーブシリンダー(空色矢印)の奥になってしまい、又、周りにはスペースがなくナットの締め付けは大変かと思いましたが、幸いボックスでの締め付け用の長いエックステンションを持っていましたのでさほど苦労なく締め付ける事が出来ました。

blogDSCN3945.jpg


 前回はオルタネーターとオイルフィルターを組付け、今回エアー抜きも終わり、スターターモーターの組付けも終り、エンジンの右側は点火系のデストリビューターとイグニッションコイルだけになりました。

 だんだん形になって来ました。


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MG ミゼット,オイルストレーナー と オルタネーター組付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 エンジンの塗装が終わり、エンジンルームの塗装も終わり、息子に手伝ってもらいエンジンを車に乗せました。 
 エンジンに組付ける一部の補器部品は、エンジンがエンジンスタンドに乗せてあった時に組付け確認をしておきました。 しかし、エンジンを車に乗せるにあたっては補器部品が組付いているとボディにぶつける可能性もあり、全て外してエンジンを乗せる作業を行いました。
従って、エンジンを車に乗せた後に再度補器部品を組付けます。



 で、最初にオイルフィルターとオルタネーターを組付けました。

 下写真はレストア開始前のオイルフィルター(黄色矢印)周りで、既にオリジナルのオイルフィルターからカートリッジタイプに交換されています。 尚、オイルフィルターはエンジン台上では組付け確認をしていません。
 オイルフィルターの状況もさる事ながら汚れがすごかった!!! この汚れ、車のボディを磨いた時の磨き粉や磨き粉で剝がされた塗料の粉が主な物の様です。

blogDSCN3728.jpg

 ちなみに、下写真はジャガー EーType のオリジナルのオイルフィルター(空色矢印)でこれと同じ様な物がミゼットにも組付いていたと思います。 E-Typeの時には友人から何度も「後々メンテが大変だからカートリッジに変えたら」と言われましたが E-Type はオリジナルで行こうと決断しました。
 下右写真の空色矢印先は極一般的な紙製のフィルターエレメントで、黄色矢印先は黒く汚れていますが昔ながらのフェルト製フィルターエレメントです。
  ジャガー Eータイプのオイルフィルターのメンテ記事は下記です。
    https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2008-07-08-1

bloggP9110276.jpg blogP6021192.jpg



 で、カートリッジタイプのブラケットを組付け様と「シリンダーブロックのガスケットキット」からフィルター用ガスケットを取り出した所、下左写真の様に形状が合いません。
下右写真はシリンダーブロックのオイルフィルターブラケット取付け部分です。

blogDSCN3615.jpg blogDSCN3617.jpg


 で、EーType の時に購入した「オイルシート」と言うガスケット用シートから自作する事に。
 下写真の茶色いシートに鉛筆書き(黄色矢印)が切り出すガスケット。
又、黄緑矢印先の工具は穴あけポンチです。 アメリカにいた時にキットで購入した物の中の1つで、寸法は全てインチ仕様です。

blogDSCN3613.jpg

下左写真が切り出した新たなガスケット    右がフィルターブラケットを組付けた所
blogDSCN3618.jpg blogDSCN3624.jpg 



 カートリッジタイプのオイルフィルターは長野の「ガレージまるいち」さんから購入し、エンジンに組付けました。 下写真はオイルフィルター(空色矢印)を組み付けたエンジン回りです。

 最初の写真と比較して下さい!!! 綺麗になったでしょ!!!

blogDSCN3634.jpg



 続いてオルタネターの組付けです。

 オルタネーターは組付けキットを含めイギリスから購入しましたが、「本当に組付くのだろうか!」との不安があり、エンジンがエンジン台に乗せてあった時に組付けトライアルを行い、ブラケットの修整を行っておきました。
 オルタネーターの組付けトライアルの時の記事
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-11-20

 従ってエンジンを車に乗せてからのオルタネーターの組付けは問題なく組付ける事が出来ました。

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 次はスターターモーターを組付けようと思っています。

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MG ミゼット,エンジンとトランスミッションをボディに載せました [ MG ミジェット エンジン]

  
 先日、息子に手伝ってもらい、念願のエンジンとミッションをボディに載せました。

 既にエンジンとミッションは組み上がっており、エンジンを吊り上げてボディに組み込むだけにしてありました。 緑矢印が自作のエンジンスリンガーです。

blogDSCN3553.jpg


 で、息子が我が家に来る迄にエンジンクレーンを組み上げ、エンジンを吊り上げる準備をしておきました。

 組み立てたエンジンクレーンにエンジンチルター(黄色矢印)をセットし、エンジンのスリンガーにベルトで縛り付てエンジンを吊り上げます。

 エンジンをボディにセットする時は「ひょっとしたらボディにぶつかるかも」と思われる所には布や新聞紙を当てておき、エンジンクレーンとエンジンチルターを微妙に調整しながら1時間弱でボディにセットしました。

エンジンをボディにぶつける事無く、無事にセット出来た事で、ほっとして写真をパチリ。

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blogDSCN3572.jpg



 所が、リアーエンジンマウントの下側フレームからの2本のボルトがなかなかセット出来ず、約2時間。 息子にエンジンをゆすったり、押したり・引いたりしてもらいながら、私は車の下に入ったり出たり、細いドライバーや丸棒の先端をテーパーにしたロケーターを使って、なんとかボルトを締める事が出来、室内側のボルト2本も締める事が出来ました。

空色矢印先がリアーエンジンマウント。 黄色矢印がフレームへの締め付けボルト
bloggDSCN3580.jpg


下写真黄色い矢印が室内側のエンジンマウント締め付けボルト 
(写真は室内塗装前の分解時の物です。)
bloggDSCN4960.jpg


 (リアーエンジンマウントの下側フレームからの締付けボルト2本がセット出来ず、苦労した原因は、エンジンやミッションをゆすぶってもエンジンマウントのゴムで吸収されて、エンジンマウントのボディ側金具を動かす事が出来なかった事でした。 最終的には室内側からの締付け位置に長いボルトをセットし、エンジンマウントの金具を直接ゆすぶり下フレーム側からもボルトをセット出来ました。)


 リアーエンジンマウントを締め付けられひと安心! やっと少し休息を取る事が出来ました。



 で、続いてフロントエンジンマウントですが、フロント側は特別苦労することなく組み付ける事が出来ました。 見難いのですが下写真空色矢印の所です。

フロント右側もウント
blogDSCN3570.jpg

フロント左側もウント
blogDSCN3573.jpg


エンジンがのった事で組み立てが一段と進むかな???!!!

 安心はできません。 国産車と違い部品精度が悪く何がネックになるか分からない!!!
 しかし、国産車の旧車の様に部品がなく動かす事が出来ないよりははるかにいいかな!!!


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MG ミゼット, エンジンリアープレートのメンテ組付け [ MG ミジェット エンジン]

   
 エンジンのオイルパンも組付けエンジン本体はほぼ完了。 最後にミッション取り付けの準備です。

 車からエンジンを降ろした時には汚れ放題ででしたが幸い錆は少なかった。
(アメリカ等ではオイルが漏れていてもあまり直す事をしません。 この漏れた油が車の防錆になってかえって車が長持ちさせている様に思います。)

blogDSCN5222.jpg


 エンジンから取り外し、オイルポンプのカバーも外して清掃。 
その後長い間防錆をどうするか悩んでいましたが、結局サンドブラストで錆と汚れを落し、カチオン塗装をする事にしました。

blogDSCN6043.jpg blogDSCN6056.jpg


 で、保管用のエンジン台を製作しエンジン台にのせ、液体シールを薄く塗ったガスケットをシリンダーブロックにセットしてリアープレートを組付けました。

blogDSCN6069.jpg

改めて思うのですが、締付けボルトの多い事 多い事!!!
blogDSCN6071.jpg


 尚、今回製作したエンジン台は下写真の様に手持ちの木材で製作した物です。
空色矢印部の長い尻尾の様な部分はミッションを組付けた時の為の台です。
エンジンを吊り上げているのは油圧式のエンジンクレーン、後ろに見える橙色の道具はエンジンスタンドです。

blogDSCN6068.jpg

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 次はミッションを車に組付けて見たい! 

 でもその前にやる事を見つけてしまいました!!!


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MG ミゼット,オイルパンの組み付け [ MG ミジェット エンジン]

  
 MG ミゼットのオイルパンはオイルパン全体を清掃し、エギゾーストからの熱で焼き付けられた古い塗装も苦労して剥がし、サンドブラストをかけて黒のカチオン塗装をしておきました。
(これで防錆はほぼ完ぺきかな?)

blogDSCN5584.jpg


 ピストンとコンロッドを外した時にクランクやカムシャフトを清掃し、オイルストレーナーも清掃して組付けました。

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 そして、古いガスケットをそのまま使って、オイルパンを仮付けして、オイルパンの外面を含めエンジン全体を塗装して頂きました。

blogDSCN5799.jpg

オイルパンの内面はカチオン塗装のままです。
カチオン塗装は密着性が良く、油や薬品にも強く殆ど剝れる事は無いので内面はカチオン塗装のままがいいと思います。
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 エンジンの塗装が上がって来て、フロントプレートやタイミングチエン等組付け、エンジン本体としては最後にオイルパンを組付けました。

 空色のガスケットの両面には液体シールを薄目に塗り(エンジン内部や外側にシール材がはみ出すのは嫌なので)、しかし、クランクシャフト付近(下写真の黄色矢印の所)だけはたっぷりとシール材を塗って(この部分が一番シールし難い部分で、オイルパンとの角の部分をしっかりシールしたかった)14本ものボルトをしっかり締付けました。
 尚、エンジンを保管台にのせた時にせっかく塗ってもらった塗装が痛まない様保護のテープを貼りました。(みっともないので剥して写真を撮ればよかった。)


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MG ミゼット,オルタネーターの取付けトライアル [ MG ミジェット エンジン]

  
 MG ミゼットの電気関係は発電がダイナモ(直流発電機)でプラスアースです。 まだ車に乗っていないので十分な発電かどうか分かりませんが、何よりプラスアースはナビやETC等のアクセサリーを追加する時には車との完全絶縁を考えなくてはならずはなはだ不便です。
 そこで、エンジン回転が低速でも十分に発電するオルタネーター(交流発電機)を導入し、マイナスアース化する事にしています。

 で、先日、イギリスからオルタネーターキットとハイパフォーマンスと言うスターターを購入、到着しましたので、オルタネーターの組み付けトライアルを行ってみました。
(イギリスからの部品はすんなりとは組み付かない部品が多い。 特にプレス加工部品に多く、組み付けトライアルは必須です。)



 まず、オルタネーターキットの付属品のリアー側ブラケットを取り付けて見ましたが、案の定全く組み付きません。

 シリンダーブロックに組み付け様としましたが、下写真左の①の穴が矢印の様に下方にずれており組み付きません。 丸ヤスリで①穴を削り、①と③を組み付付ける事が出来ました。

 が、②のオルタネーターを組み付ける穴が下写真右の様に下方に大きくずれており、丸ヤスリで②の穴の上側を削る共に③の穴を空色矢印の方向に削り何とかオルタネータを取り付ける事が出来ました。

blogDSCN3172.jpg blogDSCN3175.jpg


 更に、オルタネーターの前後方向の位置が全くあっていません。
 そこで、手持ちのスペーサーの厚みを加工し下写真の黄色矢印の所に挟み込み、クランクプーリー,ウオーターポンププーリとの前後方向を合せました。

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 次にオルタネーターキットに付属していたVベルトをはめ様としましたが短すぎて全く組付きません。 そこで、従来から使われていたVベルトを組付けて見ました。
 具合良く付きましたが、従来からのロワー側ステーの板厚が薄くヘニャヘニャしており何とも心持たない。 で、手持ちの鉄板でステーを自作しました。

blogDSCN3455.jpg


 で、やっとの事オルタネーターを満足のいく組み付けが出来ました。
 ただ、リアー側ブラケットの穴をかなり加工しての組み付けだった為に、国産車の様に何の気使いもなく順番に組付けて行くと言う様なわけにはいきません。

 MGBにオルタネーターを導入する時の組付け要領書では、「まずリアー側のブラケットを取り付けるがネジは硬く締め付けず動く状態にして置き、前側のウオーターポンプやロアー側のステーを締め付けた後にリアー側のブラケットを硬く締め付ける」となっていました。
MGBの要領書でも組み付け時には位置合わせが必要な事を認めている様です。


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MG ミゼット,リアーエンジンマウントのメンテと組付け [ MG ミジェット エンジン]

     
 トランスミッションのメンテをしたついでにリアーエンジンマウントもメンテをしました。
 
 リアーエンジンマウントはミッション後端に組み付けてあり、旧品は下写真の様にゴムにクラックが入っていて劣化している様でした。

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 そこで、リアーエンジンマウントのゴム部分は全て新しく購入しましたので、まずは旧品と購入品(写真下及び右)を比較し、

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次にマウントブラケットに購入品を組付け、ミッションにも組付けて見ました。
(マウントブラケットの再塗装後にゴム部分が組み付かず、ブラケットの追加工等が発生するとせっかくの塗装を剥す事になるので、事前に組付く事を確認しておきます。)

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 新しい部品が問題なく組付く事が確認できたので、リアーエンジンマウントのブラケットはフロントエンジンマウントブラケット等と一緒にサンドブラストで錆を取り、カチオン塗装をしました。

錆取り後                 カチオン塗装後
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 そして、購入したマウント(ゴム)を組付け、ミッションの後部に組付けました。

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 尚、車への組付けはエンジンルームと室内の塗装が完了してからで、車への組付け方法はプロペラシャフトを床のトンネル部分にセットし、エンジンとミッションのアッセンブリーをエンジンルームから入れ、プロペラシャフトにミッションを嵌合させてから、下写真の位置(黄色矢印)に、室内のフロアー側から組付けます。

黄色矢印の所からマウントを締め付け
blogDSCN5168.jpg

 下写真の空色矢印がリアーエンジンマウントで、下フレームの黄色矢印穴からも締め付けます。
(下はフロアー下面のみ清掃した状態の写真でエンジンマウント周りにはニュージーランドの雑草や泥 埃が一杯ついていました。)

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 上写真からも分かる様にニュージーランドの雑草や泥 埃をまとった MG Midget も後1年位で綺麗なエンジンルーや室内に変わり、日本の空気になじんだ エムジー ミゼットになってくれるといいなァ~~~


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MG ミゼット,エンジンのロッカーカバーについて [ MG ミジェット エンジン]

   
 先日、ふと「ブログにロッカーカバーの事を書いたかな?」と思い過去のブログを見直してみた。 やっぱり書いていませんでした。 で、遅ればせながらレポートです。


 私のMG ミゼットのロッカーカバーは下写真の様にクロームメッキされていましたが、ネット上の写真や動画を見ると、エンジン色の濃い黄緑色がオリジナルの様です。

blogDSCN5154.jpg

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 そこで、先日エンジン塗装をして頂いた時に、ロッカーカバーに貼ってあった「MG」のマークと既に消えてしまった「Weslake」と言う名のパテント番号等を記したプレートを剥し、エンジン色で塗装をして頂きました。 
(下写真はインテークマニホールドの組付けトライアル中の物です。)

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 この車のロッカーカバーには「MG」のマーク等が貼ってあったのですが、オリジナルのプレートはどれ? オリジナルの貼り方は? 等々疑問が多く色々確認したが確証が得られませんでした。  そこで、以前から色々教えて頂いている「ミニカー・英国車パーツのガレージまるいち」さんに教えて頂きながら「MG」のマークと「Weslakeと言う名のプレート」を購入しました。
「ガレージまるいち」さんのホームページ ; https://garage-maruichi.shop-pro.jp/


 また、貼る向きと位置はネット上の写真や動画を次から次と見て確認をし、下写真の様に貼りました。
 ネット上の写真や動画を見るとMGのプレートともう一方のプレートの位置が反対だったりと色々あって混乱しましたが、多分私の貼った状態がオリジナルだろう(???)と思います。
(違う意見がありましたら是非コメントに記して頂ければと思います。)

この車のメッキ時点の時(一番最初と2番目の写真)の貼り方とは位置が反対になっています。

blogDSCN3157.jpg

bblogDSCN3155.jpg



 これで少しは MG のエンジンらしくなったかな !


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