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東海道五十三次,滋賀県の石部宿から草津宿 その2 [ 東海道五十三次]

  
 コロナ過で、2020年2月から約2年半強中断していた「東海道五十三次歩き」がやっと再開出来ました。  

 2022年9月25日にJR三雲駅から石部宿迄を歩き、翌26日には石部宿から草津宿迄を歩きました。  石部宿から草津宿迄の前半部分にあたる"目川の「田楽発祥の地」"迄を10月14日にレポートしましたが、今回は"目川の「田楽発祥の地」"を過ぎた所からレポートします。


 目川の「田楽発祥の地」から300mで道なりに右に曲がり、更に進み田楽発祥の地から550mで新幹線のガードをくぐり、1.0kmの所の小さな「大路3丁目地蔵尊」の前を通り、その直ぐ先の左側の土手の様な所を上がって(下左写真の黄矢印)進み、更に国道一号線をまたぐ歩行者専用と思われる「草津宿橋」(下右写真)を渡ります。

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 「草津宿橋」を渡ると草津川跡地公園に出て更に進むと公園の有料駐車場に突当ります。 そこを左に曲がり「草津高野地蔵尊」の前を通り道なりに右に曲がって進みました。

(この辺で事前に準備していた地図に対して、違う道を歩いている様な気分になってしまい 「今私は何処を歩いているのだろう???」等と言ってみれば「迷子状態!!!」
 今振り返ると、迷子になった原因は多分「草津宿江戸見付 横町道標」を見つけられなかった事と公園内が工事中で仮設の様な歩道と標識だった事による物と思われます。)


 で、地蔵尊の前を通ってすぐに道なりに大きく右に曲がり、通行人の方やお店の方に「ここは旧東海道ですよね!」と何度も訪ね歩いて約10分強、いつの間にか右手にトンネルのあるT字路風交差点(下左写真)に出ました。 キョロキョロ周りを見渡して見ると黄色矢印の木製道標(下右写真)を発見。
 やっと状況が読み込め「東海道と中山道の合流点」に出た事を理解しました。
黄色矢印の右脇の建物は高札場でした。

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 東海道と中山道が合流する交差点の手前右角には石碑や常夜燈もありました。
 下右写真は京都側から中山道との合流点を振り返った所で、黄色矢印が下左写真の常夜燈等の所です。 で、下右写真の濃い茶色の建物の手前が脇本陣「大黒屋」さんですが写真には写っていませんでした。

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 東海道と中山道の合流する交差点で左に曲がり、京都方向に向い、約50m進むと江戸時代後期の建物の「草津宿本陣」に到着です。
 「草津宿本陣」は愛知県豊橋市の「二川宿本陣」と共に江戸時代の現存建物で、東海道ではたった2つのみです。 (徳川幕府によって定められた「伝馬・宿駅制度」が明治5年に廃止され多くの本陣等が解体・廃棄された。) 
是非本陣内部を見たいと思っていましたが、残念ながらこの日は月曜の為休館日でした!
尚、二川宿のブログ記事は右記です。 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2016-05-31

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更に京都に向かって進むと左手に脇本陣の「藤屋興左衛門跡」です。
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次も左手に脇本陣 「仙台屋茂八跡」です。
 ここは「ベーカリー&カフェ 脇本陣」と言うお店で、ゆっくりとアイスコーヒーをご馳走になり「時ならぬ暑さと焼かれた背中」を冷やしました。
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次も左手に「田中九蔵本陣跡」です。
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 残念ながら江戸時代後期の「草津本陣」を見学する事は出来ませんが、本陣・脇本陣跡を見る事が出来ました。

 次回は草津宿から大津宿ですので、時間を取って草津宿を見学させて頂こうと思うます。
又、歌川広重の草津宿は草津本陣から約1.3km先の「瓢泉堂」さんの所との事で、次回確認してみようと思います。


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