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MG ミゼットのイグニッションキーについて [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 MG ミゼットは国内未登録の状態で手放すと決めた物の、自分で使う事を前提に「あれをしよう,これをしよう」と思っていた事があり、その一つにイグニッションのキーを2個にする事でした。
(ニュージーランドから購入した時のイグニッションキーは1個しか付いていません。)

 そこで、今車に付いているキーのスペアーを作れないかと近所の鍵屋さん聞いたり、ネット検索をしましたが、何分にも古いキーである事、今車に付いているキーが「イタリアのスペアーキーメーカー」の物だった事などが判明した物のスペアーキーを作る事は出来ませんでした。

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 しかし、「キーを何処かに置き忘れてしまったり」と言う事がよくあり、やっぱり「安心の為にもキーは最低2個必要だよなァ~」との思いは捨てられませんでした。
 そこで、ジャガーE-タイプのスペアーとして購入してあったイグニッションキー(下写真の左側)の配線が同じだった事もあり、これを組付けて見る事に!

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 ジャガー E-タイプ用を結線し作動チェックをしてみました。 問題なく機能しました。

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 しかし、ジャガー用をインストに組み付けてみると、キーシリンダーとナットとの間に段差が出来てしまいました。 原因はジャガー用はキーシリンダーのネジが短かった事で、MGの従来品はネジが長く六角ナットで組み付け位置が調整できる様になっていました。
(MGに組み付いていたキーも多分市販のキーで純正部品とか新車時から付いていたキーではないと思います。)

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 段差が付いたままでも機能上は問題ないのですが、やはり見てくれや何より「あッ! このキー、何かの流用品だ!」と思われるのがなんとも嫌で、やはりジャガー用のスペアーとして購入してあったキーバレルを、MGの車に付いていた従来品キーに組み付ける事に。

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従来品キーを分解しました。

 ごめん!
 写真を掲載して見ましたが、世の旧車の安全の為にキー内部の構造が分かる様な写真は削除しました。
 (今回のブログの焦点だったんでしょうけどね!)


ジャガー用スペアーのキーバレルをMGのキーシリンダーに組み付けました。

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 そして再度インストに組み付けて見ました。
勿論六角ナットでインストパネルからの高さ調整もおこないました。

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 MGでやりたいと思っていた事はこれでほぼ全てだと思います。

 又、何かあったら記事にします。

 もし、この車を購入し気に入って頂いたら、私の趣味はサイコー! 幸せ一杯かな! 

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MG ミゼット レポート忘れ(トノカバーの折り畳み用クリップ) [ MG ミジェット ボディ & トリム]

   
 MG ミゼットのレストアが終り、国内未登録車として手放す事に致しました。
詳細は下記ULRを参照願います。
 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2023-10-05

 しかしながらまだ「ブログによるレポート忘れ」や「もう少し玉成したい」等があり、時々思い出したり作業を行った時には引き続きレポートをしようと思っています。



 で、今回はソフトトップ関係で、下写真の様にトノカバーを組み付け、トノカバーを折りたたむ時に使用するクリップを組み付けましたのでその時のレポートです。

トノカバーは運転席のみ開けて使用する事も出来、
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キャビン全体を覆う事も出来、防犯にも役立つと思います。
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勿論、運転席と助手席を開ける事も出来ます。
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 当初、ソフトトップのクリップを組み付けていた時は何に使うかわからず「使途不明」で片付けてしまいました。
ソフトトップのクルップ組み付け時の記事 ; https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2023-04-15
ソフトトップ金具配置-2.jpg


 しかし、レストアを進めて行く内になんとなく使い方が分かって来て、又、「SPRITE & MIDGET」の解説本にもその使い方が掲載されており、車を分解した時から部品を大事に取って置いた事もあってなんとしても組付けようと!

 で、ボディ側の組み付けネジ穴を探す為に、分解時の写真を見ながら、縫い針でコツコツと針の通る所(ネジ穴)を探し組み付けました。

車分解時のトノカバー用クリップ
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で、根気よくカーペットのネジ穴探しをして組み付けました。
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「SPRITE & MIDGET」の解説本によるとトノカバーを折りたたむ時に下写真の様に使うのでしょうが、実際に折りたたみ用クリップを使用して見ると、一つ下の写真の様にタルミがひどく「これで良いのかなァ~」と言う感じ! と同時に解説本の写真ではトノカバーは長さが足らずダッシュボード迄はとどかないはず!

解説本の写真
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私の車の運転席側
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助手席側
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 とりあえず、使い方が分かず随分長い間部品を保管していた部分が片付き、ほっと一息!!!
 でも、こんなにタルミが残って良いのかなァ~~~???
 次回のクラシックカーショーで先輩方々の誰かに教わってみよう!

 この車に興味のある方は下のコメント欄に記入するか、下記 facebook のアドレスにコメントもしくはメッセージをお願いします。
facebook のアドレス; https://www.facebook.com/hisashi.itabashi.779


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MG ミゼット サンバイザーの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 少し前にフロントウインドーにサンバイザーを清掃し、組み付けてみました。

 作業は特別難しい事もなく、下写真の緑色アクリル板を ただただ キュッ キュッ と磨き、後はステーの細い鉄棒やビス等の構成部品を清掃し、ビス止めするだけ。


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 磨きに使ったポリッシュ剤は下の様な「Wenol」のキットで、アメリカで購入したドイツ製のポリッシュキット。 アクリル板はピンク色の塗装面等を磨くものを使用、他の構成部品は赤で磨いた後仕上げに空色で磨きました。

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 サンバイザーの取り付け部分は下写真の青矢印の所で、下の様にⅯ3位の小さなビスでした。

       インストがバラされているのはエンジンとミッションを下した為。
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右側取り付け点 左も同じ方法です。
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中央の取り付け部分。
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 MGのレストアもこれでほぼ終わりかと思ったが、まだまだの様で!!!

 どうなる事やら???


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MG ミゼット アウトサイドミラーを組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 だいぶ前になりますが、MGのフロントフェンダーにバックミラーを組付けました。

 私のMG ミゼットは1964年型です。
 この頃のバックミラーはフロントフェンダーに取りけており、ドアーミラーはなかった。
(法規的にもゆるされなかった様に記憶しています。)
又、ミラー自体の形状も平面的で砲弾型(バレット形)のミラーは数少なく憧れの的でした。


 そこで、ミゼットには砲弾型のミラーをフェンダーに取付ける事とし、お手頃価格の砲弾型がイギリスで販売されている事を知り、昨年初め飛びついて買ってしまった。2個で約 9500円!

 先日組み付け様と、前後方向の取付位置を検討している時 うゥ??!!  なんとなく後ろの見える範囲が狭いのでは?!  で、ジャガーE-Typeの「タルボットの ミラー」を確認すると曲面ガラスの鏡でした。 購入した砲弾型ミラーの鏡自体は平面ガラスでした。


 で、購入した物を曲面ガラスに変え様と、県内で曲面ガラスの鏡を一品物で製作している所に2度ほど伺い相談。 結果、ジャガーE-Typeのタルボット ミラーは曲率が半径1100mmで、同等の物が良いと言う事になったが、残念ながら価格面で折り合いがつかなかった。
E-Typeのミラー取付け時のブログ記事 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2011-08-19

 又、小田原のクラシックカーショーで知り合ったミゼットのオーナーも平面ガラスのミラーで、全く支障がないとの事(私も乗車して確認)。 しかも私のミラーはその方の物より直径が25mmも大きく、その分視界も広い。 で、購入した平面ガラスの鏡で行く事に!


 取り付けはフェンダーに2個のビス穴をあけ、ミラー取付けのステーを組付け、後はミラーをセットし組み付けるだけ。
 しかし、ミゼットのフェンダーには平面の部分がなく、やむなく2mm厚のクロロプレンゴムでシートを製作2枚重ねでフェンダーの曲率を吸収しました。
(ゴムシートの厚みが厚くなった事でミラー取り付け時のしっかり感がなく左右方向にたわむ感じが残ってしまいました。-----後々時間を掛けてジャガーの時の様にフェンダーの内側に補強板を組付け、ビスとナットでしっかりと締め付け様と思います。)


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ミラーの位置はフェンダー後端からミラー迄を340mmの位置としました。
(イギリスではミラーなしで車が販売されており、写真で国内外の車を色々確認したが各車まちまちで何処が正規かわからなかった。(正規と言うものが無いのかも))

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ミラー無と比べてどうだろうか? ミラーが無い方がすっきりはしている。
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 板金作業で補強版を作り、もう少ししっかりとした取り付けにしたいなァ~。



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MG ミゼット ボディサイドのモールとボンネットのモールの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 MG ミゼットのボディサイドのモールは、ボディ本体に取付用クリップをポップリベットで固定し、モールをクリップに強く押し付けパチンと嵌めこむ方法です。


 まず、ボディにあいた穴の所に、ポップリベットでクリップを固定します。

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          レストア前の分解時の写真で、モールが汚れておます。
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 手持ちのポップリベットはステンレス製で硬く、ポップリベットの軸が千切れる時の反動でリベッターが跳ねボディを傷つける恐れがあったのでウレタンのシートを作り保護シートとしました。
 リベット止めの時は水平になる様に気を付けました。 クリップが斜めだとモールが嵌らなくなります。

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 で、ドアーにモールを組付けました。


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 同じ様にフロントフェンダー、リアーフェンダーにもモールを組付けました。
尚、フロントフェンダー・ドアー・リアーフェンダーの各モールには一ヶ所ネジ付きスタットプレートで締め付け、前後方向の位置を決める様になっていました。

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 又、フロントピラー下の小さなモールは、フロントフェンダーのモールとドアーのモールとの高さ方向のずれが目立つ為、正規の組付けでなく、ほんの少し斜めにしてテープでの貼り付けとしました。
 (ごまかしだよねェ~~~ ごめん 私だって下手に見られたくないもん! 私の前に板金塗装した方はモールを取付ける穴をパテで埋めて取付け穴隠しして、テープ止めにしていました。前任者は私より作為的?)


 ボンネットのモールディングはモールを綺麗にワックスをかけて、ボンネット単体の時に5個のスタットプレートをモールに組み付け、ボンネットの穴にセットし組付けました。
何分にも細いネジで、しかもモールが直接塗装面にあたるのでネジの締め過ぎには注意を払いました。

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MG ミゼット ドアーに付くサイドウインドーのメンテと組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

   
 私のMG ミゼットは、「マークーⅠ」と言われる 1098cc,GAN2型で1964年製の車です。
 マークⅠの1964年製右ハンドル輸出車(イギリスからの)は10台しか生産されず、その内の1台でかなりレアーな車です。

 MG ミゼットのマークⅠとオースチィン ヒーレー スプライトの同年式の車はドアーにウインドー ガラスが設置されていません。
で、走行中の雨や風除けは別部品のサイドウインドー(青矢印)が設定されており、下写真黄色矢印の様にブラケットとボルトでドアーに固定して使います。

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 車が届いた時には、上写真の黄色矢印の所のボルトは左右のドアーで4本必要でしたが、3本しか組付けられておらず、室内に短いボルトが1本落ちていました。
 この落ちていたボルトは短すぎてドアーのナットまで届かず使用不可でした。 そこで、イギリスから取り寄せてみるとやはり短いボルトで使用不可でした。

 で、きちんと使用できるボルトを測定・図面化して、近所の機械加工屋さんにボルト2本を製作して頂きました。 本来は1本でも良かったのですが、従来品,新規製作品各々をドアー1枚毎にセットで使おうとの考えでした。 同じ様に製作してもらうとは言え微妙に違うだろうから、例えば右ドアーに従来品2個,左に新規製作品2個と言う様に。

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 下写真は従来品ボルトと新たに製作して頂いたボルトをドアーに組み付けた時の状況です。 新・旧の見てくれの差はほとんどなく、うまくいった様に思います。

従来ボルト                 新規製作のボルト
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 続いてウインドー本体のメンテです。

 まず、アクリル製のウインドーの清掃はアメリカに居た時に購入した3点セットのポリッシュの中の一番粒子の細かい塗装面用ポリッシュ(ピンクの箱)を使い清掃しました。
(もっと時間をかけて磨けばもっと綺麗になるのにと思いつつ、「これでいいや!」だって。)
 尚、外周のフレームはアルミにアルマイト加工されており十分には綺麗になりませんが、写真のポリッシュの空色(金属面用の細かい方)を使って磨きました。

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 ウインドーメンテの外周のシールは新規に購入した物に交換、フロントピラー側は接着剤で接着。(きちんと接着する様にと、接着剤使用後テープで丸一日固定ししておきました。)

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 で、出来上がったウインドーを車に組み付けました。

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やっと車らしくなってきました!

ホロを外せば オープンの スポーツカー です!


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MG ミゼット フロントバンバーの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 MG ミゼットのレポートの中には既にバンパーが組み付いた写真も掲載していましたが、今回そのバンパーの組付けをレポートします。

 フロントバンパーのバンパーステー関係は全てカチオン塗装をしておきました。
汚れ放題のバンパーマウンティングの泥を落とし、ペイントリムーバーで古いペイントを剥し、サンドブラストをかけて完全に錆を取り、ペイント会社にカチオン塗装をして頂きました。


車購入時のバンパーマウンティング       下空色矢印がカチオン塗装後の部品

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 スプリングバーも錆びて塗装が一部剥がれていたので、塗装を全て剥がし、サンドブラストをかけ、カチオン塗装をしました。 又、バンパー本体は裏面を清掃し、シルバーの塗装をしておきました。

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 で、新たに購入の牽引用フックと共に、車にバンパーマウンティングを組付けました。

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 続いて、バンパースプリング(青矢印)を組付けました。
(グリル周りやランプ周りを組付けた時にこれらを保護する目的でバンパースプリングは早くから組付けておきました。)

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 又、オーバーライダーはかなり傷が付いていましたので、新たにイギリスから購入しました。

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 最後にバンパー本体と新たに購入のオーバーライダーをバンパースプリングに組付けました。
(ヘッドライト左のアウターリングも傷が目立つので新たに購入交換すればいいのにね!)

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 バンパーをつけてみたら、ラジエーターグリルのキラキラがないのもいいかも!

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MG ミゼット ボンネット(フード)の組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 先月MG ミゼットのボンネットを組付けました。

 MG ミゼットにフェンダー等を組付けた事で結構車らしくなってきましたので、先月婿さんに手伝ってもらいボンネットを組付けました。

 下写真はヘッドランプを組付ける前の写真ですが、ボンネットは写真の左右青矢印のブラケットに組み付けます。 (このブラケットは既にカチオン塗装をして防錆力を高めておきました。)

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 ボンネット本体は下写真の青矢印の所が錆て穴があいていましたので、板金屋さんに錆びた部分を外して頂き、写真の様に新たに成形し鉄板を貼り付けて頂きました。
 又、フード ロックを組付ける溶接ナットも外れていましたので、これも空色矢印の様に溶接して頂きました。 (この溶接ナットは本来ボンネットの内部に付くのですが、内部への溶接はボンネットを全分解する必要がある為外側に溶接しました。)

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 で、塗装をして頂いた後に、ラジエーターグリルの上になるフィニッシャーをポップリベットで組付けました。 (写真はボンネットを車に組付けた後の物ですが、フィニッシャーの組付けはボンネットを車に組み付ける前に(ボンネット単体の時に)行いました。)
 このフィニッシャーも、上記錆びて穴の開いた部分の修理等で若干寸法が変化した事もあり、なかなか上手くフィットせずフランジを起こしたりと結構苦労しました。 又、フィニッシャー取り付けのポップリベットは正規が6個の様ですが、3個追加し9個で組付けました。

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 一応組みあがったボンネットを婿さんに支えてもらいながら、片側4本両側で8本のボルトを仮締めし、下写真の中に書きました様にボンネットを閉めて建付けを確認。 ずれていれば再度ボルト8本を緩め位置を変えて締め直し・・・を繰り返し、出来うる範囲の建付け調整をして何とか程々いい位置に組付ける事が出来ました。
 
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 ボンネットを組付け、フードロックもきちんと機能し、周りの部品との建付けも問題なく、エンジンも隠れました。 これならエンジンを盗まれる事もないでしょう!

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次回はMGのフロントバンパーの組付けをレポートします。


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MG ミゼット ヒーターダクトの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 MGのエンジンルームを完成させ様と、最後まで残っていたヒーターダクトを組付けました。
 なんたってエンジンルーム内で最大の部品、エンジンよりも大きいかも! この部品が付いているとエンジンルームの仕上がり具合が見えなくなるので今迄組付けないでいました。

 この部品は、ヒーターに新鮮な空気を導入する為のホースで、2022年3月にイギリスから25.27ポンド(4000円ちょっと)で購入、車庫の屋根裏で無理やり冬眠させておきました。
で、エンジンルームの作業はほとんどなくなったので、今回組付けたというわけです。



 車が自宅に到着した時は下写真の様に何か所も穴が開き、ビニールテープで補修され、針金で吊るされていた。 (エンジンルームも汚れ放題だったので、穴があきホースもそれなりに違和感がなく、ただただ「アーァッ!」と言ったところだった。)

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 あまりにも大きいので、ダクトをイギリスの部品会社のカタログやミゼットの解説本を見ながら仮配置をしてみました。 下写真の様に標準通り組み立てられそうです。

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 下写真はグリルを組付ける前のもので、車の前側から見たフロント側からの吸い込み口です。 ここに車のホイール側(後ろ側)からダクトを組み込みます。

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 で、太いダクトをスプラッシュ プレートの大きい穴を通して、上写真黄色矢印の所のフランジにホイールハウス側からはめ込みます。 そして空色矢印のホースバンドで締付けました。
(ホースバンドは国内の市販テンレスバンド 直径90~110mmの物を購入。)

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 続いて、ダクトの中間の固定です。 固定のバンドはイギリスから正規品を新たに購入し、先々ダクトを傷めない様にとヒートシュリンクチューブをまき、組付けました。

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 最後にヒーターブロアーの吸い込み口に組み付け、ダクト先端と同様にホースバンドで締め付けて完了です。

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 で、エンジンルームはこんなふうになりました。
 やっぱりヒーターダクトは大きい!!!

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MG ミゼット ラジエーターグリルの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 ラジエーターグリル周りのフィニッシャー(モール)の組み付けはかなりてこずったのですが、終ってやれヤレと一休み。 「グリルの組み付けはもっと大変かも」と思いながらの作業再開でした。

 昨年末にメンテしたラジエーターグリルを下の様に車に組み付けてみました。
 昨年のメンテ記事は右記 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2022-01-09

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 最初はなかなかボディにセットできず、"ぐい"と押し込んだ所"ガリッ"と音がしてセットできました。 が!なんと新しく購入し先日やっとの事組み上げたグリル周りのフィニッシャーの何か所かにヒッカキ傷が(水色丸内)!
(この傷、アルマイト加工の表面に出来た物でもう修正はできません。)

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 グリルを外し、下写真の両端各2本の下側を1~1.5mm削ってみました。
結果、この部分の干渉はなくなった物の中央のMGバッチ部分の干渉は残ってしまいました。
(バッチ部分は穴位置等の状況から短く加工したり、組付け調整する事は出来ず、諦めです。)

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バッジ部分は相変わらず干渉しており、ヒッカキ傷もついてしまいました。

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 ラジエーターグリルは部品の購入からトラブル続きで全く納得いきませんが、お金も時間も無尽蔵に有るわけではないし、何より私の技量はここまでなんでしょう! と言う事でかなり凹みながらの妥協です。

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 ラジエーターグリル関係が上手くいかず、気分的な落ち込みはMG全体にまで波及!!!
MGのレストアは既に大きく予算オーバー、作業期間も半年以上遅れ(大げさに言うと10ヶ月遅れ)、自分の技量のなさも手伝って再起不能なほど落ち込んでいまァ ~ す!!!


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MG ミゼット ラジエーターグリル周りのフィニッシャーの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 フロントフェンダーの次はラジエーターグリルの組付けですが、その前にフロントエプロンとフェンダーにフィニッシャー モールを組付けました。


 まずはフロントエプロンにロアーグリルフィニッシャーをポップリベット4本で組付けました。 フィニッシャーは、アルミ材でアルマイト加工されています。 
 (アルマイト加工品は傷が付きやすく、しかも補修がきかないので私は嫌い!)

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 ポップリベッターは前回も書きましたが、下写真の様なものです。

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 次に左右のサイドフィニッシャーをポップリベット各々3本で組付けました。

 フェンダーの形状に対してサイド フィニッシャーの曲がり具合は異なっており、手で修正を加えると今度はポップリベットの穴位置がずれてとかなり苦労しました。 特に左右の黄色矢印部分は大変でしたが、何とかだましだまし程々うまく組付いたと思います。

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 本当はボンネットに組付けるアッパーフィニッシャーも同時に組付けるといいのですが、ボンネットを組付ける準備が出来ていないので、これは先送りです。

 で、下部と左右のフィニッシャーの組上りは下写真の様です。

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 たった3部品の組付けで、記事にすると大した量でもないのに!

 本当はフェンダーに組付けた部品の形状が合わず、三日もかけて手が,指が、痛くなる程曲げでは伸ばし、曲げては伸ばししてやっとここまで来ました!


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MG ミゼット フロントフェンダーの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

   
 MG ミゼットのボディの塗装が終わり、板金塗装屋さんから戻ってきた車は下の様でした。

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 で、フロントウインドーを組付け、トランクリッドを組付け、ドアーを組付けて、少し前にフロントフェンダーを組付けました。 今回はそのフェンダー組付けのレポートです。

 フロント フェンダーの組付けは確か9本のボルトで組付けました。
 まずは仮付けの為、9本すべてのボルト・ワッシャーをセットし溶接ナット以外の所にはナットもセットし、下写真の順番で本締めをしてみました。

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 その結果、左右のフェンダー共に何も調整せずただ締めただけなのに、ボディ本体との建付けはほぼ問題なく組みあがってしまいました。

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MG ミゼット キャンバストップの取付クリップを組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 ミゼットの塗装が終り、大物・小物 色々な部品を組付けていかなければならない。

 そんな中で、オープンカーの屋根とも言うべきキャンバストップ、ソフトトップと言うのが正しいのかわかりませんが、兎も角キャンバストップを取り付ける部品は小物の面倒な部品の最たる物。 13個もの部品があって、しかも場所によって微妙に長さが異なったりする!

 その他どの様に使うのかわからないクリップがプロペラシャフトのトンネルの上後端に3個あり、必要なのかどうかも含め後でゆっくり調べてみます。


 で、まずは下の絵の13個をきちんと組付け様と孤軍奮闘してみました。

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 上記図中のペグは、 7LHと 11RH の組付けでは手が入らず結構苦労しました。 他は苦労なく組付けられました。

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 6LHと10RH のターンボタンは ポップリベットでの組付けでした。

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 ポップリベットのリベッターは下の様なもので、アメリカ在住時アメリカの大手DIY店 「 ACE 」で購入しました。 また、近くのホームセンターでステンレス製の直径3mmのポップリベットを購入しリベッターで組付けました。 (ステンレス製は硬すぎ使い難かった。)

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 また、後ろ側のリテーナーはガスケットがボロボロに劣化しており、手持ちのクロロプレンゴム 2mm厚のシートから自作しました。 更に写真のカラーは、従来はワッシャーを重ねて代用していましたが、新たにカラーを購入正規の組付けにしました。

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これで何とか雨の日も「上からの雨」はしのげるのかな?



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MG ミゼット ドアートリムの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 MG ミゼットのドアーは塗装の為に車から外してありました。
 で、ドアーを車体に組み付ける前に、トリムの組付けを行いました。


 ドアーを塗装する前の状態です。

左ドアーの状態で、ドアーポケットのカバーを外してあります。
                  右ドアーの状態で、ドアーポケットも付いています。
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 上の写真ではほどほどきれいに見えますが、外して見ると結構劣化し、汚れています。

外した左ドアートリム            右ドアートリム
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 下写真は塗装前の物ですが、左右のドア本体を見ると、ドアーポケットのカバーの取付け部分に亀裂(黄色矢印)が見られます。 多分ドアーを閉める時にドアーポケットのカバーを引いて閉めていたのでしょう。 この部分の形状からするとドアーを閉める時の力には対応していない様に思います。

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 で、補強の為(ドアーを引く力を分散する為)黄色矢印の様な補強版をアルミで作りドアーポケットのカバー取り付け点に追加しました。
 尚、ドアーポケットの内側のビニールレザー(空色矢印)は塗装前に剥がし、清掃し再利用で貼り付けました。

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 下写真はドアーポケットの周りにビニールレザーを貼り付けている状況で、Ⅽクランプで貼り付け部を押さえ出来る限りきちんと貼る様にしています。
貼り付けに使用した接着剤は「セメダインの575F」を使っています。 この接着剤は日産純正でしたが、最近日産の部品としては製廃になっています。 軟質で使いやすく強力な接着剤ですが、かたまる速度がゆっくりで、接着剤の硬化に追われながら慌てて作業をする必要はありません。

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 トリムキットに入っていたドアーポケットのカバーは、合板一枚と表皮のビニールレザーで、合板は2.7㎜と薄くしかも寸法が大きかった。 又、従来のドアーポケットカバーには補強の鉄板がクリップでカシメられており、綺麗に分解し新しい合板に移植する事は難しそうでした。
 従来品の劣化が少なかった事から、従来品の鉄板部分を黒で塗装し防錆、表皮のビニールレザーのみ張替て再使用する事にしました。

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ドアーポケットカバーをドアーに組付けました。

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 ドアートリムの最後はドアーポケットの外周のトリムですが、ドアーの建付けを調整するビスをトリムが覆ってしまう為、ドアーをボディに組み付けてから、ドアーポケットの外周のトリムを組み付けます。

 ドアーの組付けは、最初にボディにドアーストライカー(ピンク矢印)を仮組しておき、ドアー側にはドアーロック(下ドアー写真のピンク矢印)を仮組しておきます。
 又、ドアーにドアーヒンジ2個(黄色矢印)を仮組しておき、ドアーヒンジをボディの黄色矢印の所に組み付けます。 尚、ドアーの全開時のストッパー(空色矢印)もドアー単体の時にセットしておきました。

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 そして、ドアーヒンジのドアー側ビス(上写真橙色矢印の所の大きめの穴各2個の所)を少し緩め、ドアーとボディの上下・前後(下写真黄色矢印)の隙を均一にし、更にボディの面位置とドアーの面の位置を出来る限り合わせ、ドアーヒンジのビスを本締めします。
 次に、ボディ側のドアーストライカーを緩め、ドアーストライカーの位置をドアー側の穴位置に合わせ本締めします。 最後にドアーの開け閉めをして出来る限りスムースにドアーロックされることを確認します。 

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 で、最後にドアーポケットの外周のトリムを組付けます。
なんとトリムにはウレタンシートが入っていない為にクリップ(下写真黄色矢印)の位置だけ表皮が盛り上がってしまいました。
(市販のウレタンを購入し組み付けとも思いましたが、表皮のビニールシートも寸法が足らなくなるのであきらめてこのまま組付けました。)

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 この部品はトリムクリップを使ってパチンと嵌めこみます。
まず、トリムにクリップ(下写真黄色矢印)を組付け、ドアー本体の穴位置にトリムクリップの位置を合わせ、後はクリップの位置をこぶしでたたき込みます。
(クリップの位置がドアーの穴位置に合っていないまま無理に叩き込むとクリップがつぶれ、ドアートリムのベース板も割れて使えなくなるので、出来る限りきちんと位置合わせをしておきます。)

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 で、ドアーフルオープン時のストッパーを組付け、やっと組みあがった左右のドアーです。

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 次はソフトトップを取り付けるボディ側クリップをレポートします。



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MG ミゼット リアーバンパーの組付け [ MG ミジェット ボディ & トリム]

  
 MG ミゼットは、車庫の屋根裏でお邪魔虫をしていたバンパー類を早くかたずけたく、テールランプなどを組付けた後引き続きで組付けました。

 下写真はリアーバンパーを組付け終わった状況です。
一応きちんと組みあがりました。

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 下写真はレストア前の左側取り付け部分ですが、2個の変わった形状のブラケットで構成しています。 多分このブラケットの形状は衝突時に少しでもクッション性を持たせ様としたのでしょう。

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 又、ブラケットとバンパーの組付け部分はおわん型のスペーサーでバンパーの曲面に合わせています。 下右の写真は錆びを取り、塗装をする前のスペーサーです。

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 で、左右のブラケット4個とスペーサーは完全に錆や塗装を剝がしカチオン塗装をしました。

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 バンパー本体の組付けには左右のボディとの隙や前後の隙に注意しながら組付けましたました。

下左写真は左側取り付け部分         右写真は右側取り付け部分
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 で下写真や一番最初の写真の様にほぼきちんと組み付いたので、まァ~いいかと思いますが、

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オーバーライダーの点錆びの跡が非常に気になります。 多分これでは駄目でしょう!
(オーバーライダーは1個 8,000円位 結構高いんだよネ~ 再メッキだといくらかなァ~)

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