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ジャガー E タイプ,シートクッションの製作 (その1) [ EーType シート(いす)]

 
 新たに購入した、フラッシャーランプ等を操作するコンビネーションランプスイッチが合わず、ダッシュボードの作業が止まっています。 私のE タイプは3.8リットル車の最終版ですが、どうやら4.2リットル車用部品を先行採用した様です。

 と言う事で、コンビネーションランプスイッチは解決しそうで、イギリスの出荷を待っています。



 で、やむなく、シート部品の製作やメンテを継続しています。

 今回は皮の縫製としては最も厄介なシートクッションの製作です。
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 分解してみると、予想以上の傷みで、ウレタンはヘタリ、汗で部分的に硬化し元の形はありません。
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 更にウレタンを外した所、クッションを支えるラバーバンドは劣化し張りがなく、麻製のクッションを支える布も劣化して簡単に破れます。 尚、ラバーバンドは釘2本で固定していました。
 更にベースとなる9mmの合板は接着剤の劣化で剥がれ、それによる強度低下で破損していました。
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 又、クッションは2分割に切断し、ベースとクッションの高さも合わせていませんでした。
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 と言う従来品の劣化具合を頭に入れ、新品を組み立てました。

 クッションのバンドはバンドを固定するプレートを製作し、ビスとの組合わせで組付ける事に。
 このゴムバンド、部品カタログには 「4mts」 とありましたので、4メーターと思い購入したのですが約1.8メーターしかなく、もう一脚分として追加発注しましたが、受注生産との事でいまだ手に入らず、2個目のシートクッションはどうなる事やら。
又、前側のクッション受けにはキャンバス地の厚手の布を使いました。
 
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 で、ウレタン製のクッションは、従来品と同様ほぼ中央部で2分割に切断し、リアー側には市販の硬めのウレタン2枚(各10mm)を追加しクッションの高さ調整をしました。。

blogP1060230.jpg


 で、今、コツコツとクッションの表皮を縫製しています。

 従って今回はここ迄とします。



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