MG ミゼット,ペダルボックスとインストパネルのカチオン塗装 [ MG ミジェット ボディ & トリム]
先日メンテナンスしたマスターシリンダーを車に組み付ける為に、塗装メーカーさんにカチオン塗装をして頂きました。 又、この部品1つでは塗装会社も面倒だろうと先日外したインストパネルも塗装して頂きました。
下写真の様に、マスターシリンダーを外し空になったペダルボックス(黄矢印)を取り外し、
ワコーズのリムーバーで塗装を剥し、サンドブラスターで錆を落としました。
そして、塗装メーカーでカチオン塗装をして頂きました。
このカチオン塗装はブレーキ液にも侵されません。
又、先日取り外したインストパネルも同時にカチオン塗装をして頂きました。
まず、取り外したインストパネルです。 長い年月でパネルの裏の表皮は剝れています。
表皮を剥した後にワコーズのリムーバーで塗装を剥し、平和バイオテクニカルのRSR-2で錆取りを行いました。
平和バイオテクニカルのホームページ:https://bio520.jimdofree.com/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E6%B4%97%E6%B5%84%E5%89%A4-%E3%82%B5%E3%83%93%E5%8F%96%E3%82%8A-%E4%BB%96/%E9%8C%86%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%89%A4-rsr-2/
サンドブラストによる錆取りは、私のエアーコンプレッサーの容量が小さく効率よく錆取りが出来ず、一枚板の部品は薬品RSR-2を使う様にしています。
上記ペダルボックスの様に溶接された部品は2つの部品が重なった間に薬品が入ってしまい、中和剤や水洗いでも薬品を落し切れない場合後々錆取り剤で腐食が進む事も考えられます。
従って2部品以上からなる部品はサンドブラストで錆を取る様にしています。
下写真は薬品(RSR-2)で錆取り中です。
小さい部品はRSR-2に浸ければいいのですが、こんなに大きい部品では浸けるわけにもいかず、錆ている部分にペーパータオルをあてRSR-2を滲み込ませておきます。 で、30分から1時間放置し再度RSR-2を含侵させてを繰り返し、錆を取って行きます。
勿論、浅い錆は1回で簡単に取れ、錆の深い所が残りますので、残った所を集中的に液の追加を行います。
で、下が塗装完了品です。 カチオン塗装は非常に防錆力が強く、多分この車が朽ち果てる迄錆びないでしょう。
カチオン塗装の説明は下記ページを参照願います。
http://kk-spec.com/Cation.html
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