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ジャガー Eタイプ, ラディアスアームのブッシュ交換冶具 15,000円也 [ E-Type リアー サスペンション]

 
 今年は本当に雨が多い。
 一昨日のニュースでは ”梅雨入りが遅れるかも” との事ですが、どうしてどうして ”もう梅雨に入っている” 様な物です。 
しかも、タイ米騒動のあった1993年の冷夏ににた天候だそうで、寒い夏になるのかも。

 

 ジャガー Eタイプのリアーサスペンションの分解の方は順調に進んでいます。
だよねェ~~~。 バラスだけなら誰にでも出来る。 記事にするのはどうかなァ~。
などと思いながらも分解するサブユニットがあまりにも多く、組み立て順序等は無視し、さしあたって組立てる目処の立った所から引き続きセッセと分解です。
 

 今回はラディアスアームの分解です。

 ラディアスアームはリアーサスペンションの前後方向を支える部品で車には下写真の様に付きます。
アーム自体はプレス製の本体と2個のゴムブッシュで構成されています。

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 で、分解はゴムブッシュを交換する為のブッシュを抜く作業で、機械加工屋さんに頼んで下写真の様な冶具を作って頂きました。 私の予想では7・8,000円。 倍の15,000円になってしまいました。
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 冶具が完成した事で、さっそく分解作業です。

 まずは小さいブッシュの方から。
下写真がアームに冶具をセットした所で、長いボルトとナットでネジを締めつけてゴムブッシュを押し出します。
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作業途中の状況です。
ゴムブッシュが抜けてきました。
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で、完全にブッシュが抜けました。
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 同じ様に大きい方のゴムブッシュも抜きます。
冶具をセットして、
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抜けました。
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 で、抜いたゴムブッシュは長年の使用で、金属のカラーからゴムが剥がれています。
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 早くブッシュを組付けたいのですが、今回の作業はここ迄。
今後はアーム本体の塗装を剥がし、サンドブラストで錆や汚れを取り、カチオン塗装をし、その後やっとブッシュを組付けます。

 で、何時頃ゴムブッシュを組み付けるの?  さァ~ 6月中には何とか。

 車には何時頃組み付けるの?
 そんな先の事考えていません。 多分4ヶ月後? 6ヶ月後には何とか。
 なんたって、定年 リタイヤ後の余暇活用なもんで、作業計画等と言う物は作らない。 

 

 で、このブログを書いていて、ふと 冶具の値段は部品代より高いかも と思い、
調べた所、ゴムブッシュ付きのラディアスアームが75.47ポンド/個,132円/ポンドとして、左右で、約20,000円でした。

カチオン塗装代も必要だし15,000円の冶具代は高いのか安いのか?????
調べるんじゃなかった!
世の中には知らない方がいい事もある。
まァッ カチオン塗装をするだけサービス部品より高級品です。
なんて、自分を慰めたりして。


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ジャガー Eタイプ リアーサスペンションの分解を始めました。 [ E-Type リアー サスペンション]

 
 先日リアーサスペンションを下しましたので、油で固着した泥を落としながら分解を始めました。


 リアーサスペンションを下した時はこんな形でしたが、

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 で、今はこんなに小さくなりました。
エンジンスタンドのブラケットに穴を追加し、デフを取付けブレーキとデフをメンテナンス出来る様に。
取り合えず必要な部品をイギリスに発注中です。

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 分解手順は、

 まず、ショックアブソーバーとスプリングのサブアッセンブリーを外しました。
 下右の写真の様に油で固着した泥がいたる所に付いています。 この油と泥の塊は重要な防錆材の役目をはたしており、メンテナンスをする時迄は完全には落とさない事にしています。

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 ショックアブを外して気付いたのですが、ブレーキのエアー抜きはショックアブを外して行うんですね。

 次は、ドライブシャフトとリアーハブのサブアッセンブリーをデフから外しました。
 ドライブシャフトのユニバーサルジョイントを交換するかどうかやハブベアリングの交換調整等悩み所が多い部分です。
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 次いでロアーリンクの取り外し。 2本写っているのは右と左の物です。 
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 この時点でのリアー サスペンション ユニットの状態は、
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 デフの前の板はトランスミッションをメンテする時に作った回り止め用の道具です。


 で、ハンドブレーキのエコライザーとブレーキ チューブ2本を外し、リアー サスペンション ユニットのメンバーを外します。
メンバー                               ハンドブレーキ エコライザー
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ここ迄分解して、2番目写真や下の写真の様にデフとブレーキのアッセンブリーになりました。
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 部品が多く、どの部品も一筋縄ではいかず半年で終わるのかなァ~~~。
 まァ~ 一つひとつ頑張ろう。

 何より心配は部品がそろうかどうかです。

 
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東京のBPノスタルジックカーショーに行ってきました。 [  カーショー 神奈川以外]

 
 今頃気づきましたが、東海道五十三次を歩いた先週火曜日、5月18日は私が癌で手術をした1周年の記念日でした。
 ”一年前の手術の日を忘れる位元気になりました。” 治療して下さったお医者さんや看護師さんに感謝し、大変有り難い事だと思っています。 ブログ読者の皆さんにも御心配をおかけしました。 


 で、5月23日、御心配をおかけしたBPノスタルジックカーショーさんの主催する 「東京BPノスタルジックカーショー」 に行ってきました。


 東京ビックサイトの最寄り駅 「国際展示場」 周辺です。 近年の街作りは大型で広々としています。 
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 ビックサイトの中では フェラーリやランボルギーニが展示されていました。
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 国産車ではやっぱり日産。 ハコスカやケンメリのスカイラインが圧倒的に多数。 (ピンボケは許して)
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 BPノスタルジックカーショーさんのGTRプロジェクトも展示されていました。
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 こんな車も。 日野自動車がルノーの支援を受け作っていた車です。
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 私がレストア中のジャガー Eタイプと同型の3.8リットル車も
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 ベンツ190SLがアメリカで簡単に手に入っていれば、190SLをレストアしていたかも。
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 このロールスロイス、3年間レストアされており、今も継続中だそうです。
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 ロールスロイスをレストアされている方は高価な部品の値段もなんのその、私より年上と思いますが目を輝かして、楽しそうに苦労話をされておりました。


 私も頑張ろう!

 リアーサスペンションに油で固着した泥をシンナーで溶かしながらを洗い、メンテナンス出来る様に!!! 

 
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兜です。 昨日は孫の風邪で延期になっていた、初節句のお祝いの食事に行ってきました。    何時も応援有難うございます。 クリックで再度の応援をお願い致します。
 

 

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東海道五十三次 戸塚~藤沢 引地川を越えました! [ 東海道五十三次]

 
 5月18日、5回目の東海道です。 今回は戸塚~茅ヶ崎迄を歩きました。

 東海道の宿場としては戸塚~藤沢、そして藤沢~平塚ですが、戸塚~藤沢間は約8キロでもう少し歩きたいし、かといって平塚迄はしんどそう。 又、食べたい物もあり、途中の茅ヶ崎迄としました。


 今回の期待は3つです。

1つは源義経公の首洗い井戸を見学する事。
もう1つは神奈川県中部の引地川を越える事。
 引地川沿いの我が家から見ると京都は西。 しかし今迄は我が家より東側を南下して来ました。
 引地川を越える事でやっと ”西の京都に向かう” と言う私にとっては大事な変化点です。
最後の1つは この時期だけ食べられる湘南の海の幸でしょう。
 なにそれ? 最後の方の写真を見てください。   勿体ぶりますです。 はい!


 午前10時に戸塚駅に到着し、国道1号線の戸塚の本陣 澤邊本陣 から1ヶ月ぶりの再開です。

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 歩き始めて少し行くと、八坂神社に到着です。
この八坂神社は、戸塚宿の鎮守として親しまれてきたそうで、7月14日に 「お札さま」と言う祭りがあるそうで、下の説明書きによると 「お札さま」は江戸から大阪まで広く行われていた様ですが、次第に廃れ今ではここにしか残っていない様です。
八坂神社境内
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お札さま
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 で、更に少し行くと冨塚八幡宮です。 私の田舎の隣村が富塚と言う地名だった事もあり、なんとなく親しみがありよってみました。
 戸塚の地名は、ここの祭り神の富属彦命(とつきひこのみこと)の古墳(塚)がある事から冨塚(とみつか),戸塚となった様で、現在全国に住む戸塚性や富塚性の守護神だそうで、由緒ある神社でした。

八幡宮の本殿です。                 本殿の奥には凝った作りの奥の院もありました。    
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 更に歩き、かなり急な長い坂の 「大坂」 を登りきると横浜新道と合流します。
新道沿いの「お軽勘平戸塚山中道行の場」(歌舞伎や人形浄瑠璃では有名)の碑を通り、澤邊本陣からで約一時間で藤沢市に入ります。 横浜新道と別れ、遊行寺坂を下ると今回の道中で一番大きなお寺 「遊行寺」 です。

お軽勘平戸塚山中道行の場」の碑
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 遊行寺にお参り。
 写真右のイチョウは藤沢市一大きな木だそうで、幹周り7m10cm。 以前は高さが31mあったそうですが、昭和57年の台風で高さ6mの所で折れ今の姿になった様です。
今年の3月10日に倒れニュースになった鎌倉 鶴岡八幡宮の大イチョウが幹回り6m70cm,樹高20mですから、遊行寺の方がはるかに大きい事になります。
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 遊行寺を出るとすぐに橋が。   あれ!  この橋???  もしや 「境川」?
 地図を出して確認。 そうでした横浜市と私の住む街の東側の境界線を流れる 「境川」 です。
 昔は境川の江戸側が相模国鎌倉郡、京都側が高座群で、我が家は高座群渋谷村です。

 ついに来ました。 我が家の真南に!!!
日本橋からここ迄は我が家の東側を、タダタダ テクテクと南下していただけです。
それにしても風情が無いねこの川。 上流はもう少し情緒ある田舎っぽい川なのですが。 
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 で、10分強歩くと白幡交差点です。 その手前の交番の奥に 「伝 源義経公の首を洗った」 と言われる井戸があります。 説明書きでは 「海に捨てられた義経公の首が境川をさかのぼり流れ着いた」 とありますが、ここから「河口の江ノ島迄は3Km近くあり、川をさかのぼり流れ着く」とはにわかに信じがたい。 従って 「伝 ・・・・」なのでしょう。
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 義経公の井戸を後にしてちょっと行くと小田急線の藤沢本町駅です。 
ここからは我が家まで30分。 帰りたいと言う思いもありましたが、疲れた足にちょっと気合を入れて5~10分歩くと引地川です。 我が家は引地川沿いにあり、我が家から見るとここから先が西側になります

 やりました。 やっと西に向かって京都行きです。

下のホームが藤沢本町駅               引地川です。 工事だろうか水が濁っています。
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 ふと気がつくと藤沢の本陣を見ていない。 帰宅後調べたが藤沢の本陣跡と言う遺跡そのものが無い様です。 藤沢市は東海道の遺跡保存に熱心でないのか、それとも他の仕事が忙しいのか?
    :
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 で、疲れ、すいたお腹はジュースで満たし、ただひたすら歩く事約2時間 茅ヶ崎に到着。
 
 駅ビルの 「快飛(かっとび)」 食事。

 食べたかったのはこれ! 生シラスです。 なんの事はないイワシの稚魚なんですけどね。
私が行った時はシラス御膳用2食しかないとの事でしたが頼み込んで生シラスだけを頂き、食事は刺身御膳に致しました。
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 食事を終って店を出る時ふと見た立て看板には 「本日不漁の為、生シラスはございません」 だそうです。


 藤沢から茅ヶ崎迄は後日藤沢~平塚で、まとめて記事にしたいと思います。


 今回の旅は、 約17~18km (戸塚~藤沢 約8km、 藤沢~茅ヶ崎 約10km)
    歩数は 戸塚~茅ヶ崎間  28,500歩, 自宅から帰宅迄 34,600歩
 今回も距離,歩数とも新記録更新です。


 今回の旅で出会ったクラシックカーはシボレーのピックアップです。
シャコタン等の改造をしていないオリジナルの雰囲気がいい。

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ジャガー E タイプ, フュ―エルチューブの製作,組付け [ E-Type エンジン補器]

 
 先日リアーサスペンションユニットを下した事で、りァーホイールハウス内のメンテナンスが出来る様になりました。

 そこで、トランクルームからフュ―エルフィルターの間のフュ―エルチューブを組付ける事にしました。
 本来、3.8リットル車は白い樹脂製のホースですが、4.2リットル車用の銅合金製チューブの方が信頼性が高い様な気がして銅合金製にしました。 従ってオリジナルとは異なります。
多分、曲げ方もオリジナルとは異なっていると思います。


 購入したフュ―エルチューブはフロント側の短めの真直ぐな物とリアー側の長い真直ぐな物2本で、これをボディ形状に合わせてチューブベンダーで曲げていきます。


 で、完成した状態が下写真です。

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 トランク側からフロアー側に出すのは下写真の様になっています。
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 今回使用したチューブベンダーです。
 (アメリカ在住中に購入した物ですが、アストロ プロダクツ等でも同様の物が購入できると思います。)
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 フロント側はチューブの長さが足りるかどうか心配だったので、従来品のブレーキチューブでトライアル曲げをし、曲げ方を決めました。  
又、以前のブレーキチューブに比べフュ―エルチューブは太く、かなり時間がかかってしまいました。
フロントブレーキチューブに記事   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-10-04



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神田神保町に行ってきました [日記]

 
 目的は2つ。

 1つ目はここ。
 そう、paceさんの写真展で、paceさんにお会いする為。

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会場の中は、

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 paceさんの記事は http://bowz-voice05.blog.so-net.ne.jp/archive/20100506

 素敵な会場で写真は勿論の事、実際に使ったカヌーも置いてあり、paceさんから生々しいお話も聞けて楽しい小一時間でした。


 詳細は行ってみてください。 ”百聞は一見にしかず” と言いますから。

 次の会場は札幌。
 サッポロファクトリー の2条館 3Fで、5/19~6/1 です。
 (ちょっと遠いかな?)
 アクセスは右記  http://www.sapporofactory.jp/access/index.html



 paceさんの会場をあとにして、2つ目の目的地。

 靖国通りの駿河台下交差点を通って、”すずらん通り” に。

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 本好きの方ならすぐに ”あ、そこ!” となるのかも。

 そうです。 ここは昔、古本屋さんが軒を連ねていた。 ほんと、ズラ ズラ ズラァーーー っと。

 しかし、今は、古本屋さんが所々にある程度で ”ちょっと工夫した商店街” に変わっていました。

すずらん通り
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 そこで、靖国通りに出て、乗り物の古本屋さんの 「菅村書店」に。

目的の本はありませんでしたが、貴重な本が一杯でした。
ジャガーの SS100 の本もありましたよ。

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 と言う ”おのぼりさん” の1日でした。

 paceさん、また楽しいひと時をお願いします。



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ジャガー E タイプ, 最後の大物ユニット リアーサスペンション取り外し [ E-Type リアー サスペンション]

 
 内装が徐々に出来あがりつつあり、次の仕事としてリアーサスペンションを下し、メンテナンスに取り掛かろうと思っています。


 そんな事で、私がこの車のリアーサスペンションを下すのは初めてです。

 何時もの事ながら、大物ユニットを取り外す時は安全に細心の注意を払っています。
特に今回は車の下での作業です。 万一失敗したら100か200Kgのユニットの下敷きとなり、永遠に帰らぬ旅路に! 権太坂の投込み塚を思い出したりして。
(アメリカにいた時 ”自宅で車を修理中に下敷きになり亡くなられた” との話を聞いた事もあります。)


 と言う事で、木の台車を自作し、手持ちのジャッキ3台を駆使しリアーサスペンションを下します。
下写真が下し終わった所です。 (残念ながら作業中の写真までは気が回りませんでした。)

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 下写真の丸印の部分がボディへの取付け部です。 この部分を外しボディから下しました。 意外と取付け点は少ないのですが、サスペンションマウントブッシュのボルト外しにてこずりました。

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 リアーサスペンションユニットは写真の様に綺麗にまとまったユニットで、分解した形跡は全くありません。 わずかにブレーキパットとハンドブレーキワイヤー部分をいじっている様です。

 このユニットにはベアリングが36個も組込まれており、ベアリング調整は正しく出来るか? 調整に必要な部品がどこまでそろうか? リンクのシャフトは錆ついて抜けないのでは? 等々不安が一杯だァ~~~
更にはブレーキのエアー抜きをするスペースがなくどうするのオ~~~。



 まァ~半年ぐらいかけてゆっくり勉強しながらやりますか!
 下の写真はアメリカの E タイプのレストア専門メーカーがメンテナンスした物です。
 負けない様に頑張ろう!

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ジャガー E タイプ, インスツルメントパネルのパッド組付け [ E-Type インスト・コンソール]

 
 先日、インスツルメントパネル(ダッシュボード)のパッドのメンテナンスが完了しましたので早速組付けてみました。

 やっとインストパネルらしくなってきました。

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 車への組付けは下写真のボルト4本でボディに締付けるだけ。 
っと思いきや、デフロスターホースの位置合わせや左端のボルトの位置合わせにてこずりました。
 パッドの表皮を貼る前(ベースの鉄板だけ)に組付けトライアルをした時は問題なかったのですが、表皮を貼った事で外形が膨らみウインドーガラス下等のボディ形状に対しきつくなった様です。

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メーター付近をアップすると、
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車の中を覗いた時は、
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ジャガー E タイプ,インストパットのメンテナンス [ E-Type インスト・コンソール]

 
 先日、ヒーターダクトを取付けた事で、インストの内部はほぼ終わり、インストの仕上げに入ります。

 で、今回はインストパットのメンテ と言うよりはインストパットの製作の方がぴったりする作業です。


 インストパットは下写真の様に完成しました。
細かく見ると色々ありますが、出来あがってみると まァ~まァ~かなと思います。
(内装作業では何時も、小さな事でも上手くいかなかった事を書いていたせいか、全体としても上手くいかなかった様な誤解(?)を招いている様で、今回は満足できる内容から入ります。)

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 メンテナンスの経過はと言うと、

 メンテに取り掛かる前のインストパッドは表皮に割れや剥がれが見受けられ、一部に錆も。
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 で、表皮を剥がし、インストパットのベースパネルは、接着剤等での汚れを清掃し、錆は平和バイオテクニカルのRS-R1000で取りました。 下写真は清掃完了し、錆取り前の状態です。
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 ベースパネルやデフロスターの吹き出しノズルフィニッシャーとそのビスはカチオン塗装をしました。
デフロスターのフィニッシャーを取付けるビスは、小さい為鉄板に仮止めしカチオン塗装(写真下左)。
写真右はインストパットの主な部品。
P3170408.JPGblogP3170394.jpg


 部品のメンテが完了した事で、組立てです。

 まず、ベースプレートにマップライトの組付け。
従来のマップライトは裏に電極のリベットが出ており、長い間に変形してしまっています。 その上、新たに購入したマップライトのリベットはより大きい為より変形するだろうとベークライトで間座を追加製作し、組付けました。
マップライトの新旧部品                    マップライト組付け完了
P3170397.JPGP3170407.JPG


 次にインストパットをベースプレートに貼り付けます。
インストパットは下写真の様に樹脂とウレタンを同時成形したシート状の物で、これを加熱し成形しながらベースプレートに貼り付けていきます。
作業はなかなか上手く成形出来ず、結果として加熱しすぎて接着部分はシワシワになってしまいました。 (車に取付けたら見えない部分で、従来品もシワがあり、50歩100歩かな。)
購入したインストパット
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ベースプレートに貼り付け中のインストパット   デフロスターの吹き出し穴も自分で開けます。
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従来品もシワシワです。
PB080281.JPG



 で、やっとの事、完成しました。
なんといっても指先だけが熱かった。 パットを熱風で加熱しながら、手で成形していくのはきつかった。
プロもこんな事をしているのかなァ~~~?
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 イメージ通りには行かなかった部分もありますが、車にして見える部分は何とか上手くいったと思う。
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ジャガー E タイプ ガッカリ,残念! ラジエーター穴あき  と車庫の藤 [ E-Type エンジン補器]

 

 出歩きも一段落し、ジャガー E タイプのレストアを進められそうです。

 で、今回はラジエーターのメンテナンスです。

 メンテナンスと言っても、題記の様にラジエーターに穴があき、使えなえず、修理も総アルミなので不可能。 新しい物を買わざるを得ません。 これではレストアにならず単なる部品交換です。
何より、オリジナルのラジエーターが使えない事が残念でなりません。


 レストア前の写真ですが、E タイプのラジエーターは温水のタンクが両サイドについている横型です。

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 当初、使える事を想定し、フィンの修正を行いました。 写真の白い部分がフィンが曲がっている所。
(多くのフィンが曲がっており、ラジエーター屋さんが何処まで細かく修整してくれるか疑問だった為、自分で出来る事は自分でしておこうと。) 

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 修正には、以前廃車した車のプライヤーを写真の様に先端を薄く削って改造。
そして、フィンを針でおこし、プライヤーでつまんで真直ぐにします。
P4170414.JPGP4170411.JPG

で、修正の結果です。 上手く行きました。
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 フィンの修正が終わった所で、ラジエータの修理屋さんに持参。

 まず、水槽で弱い圧力でエアーを入れて、ラジエーターの穴あきをチェック。
なんと4ヶ所 (写真の赤丸部分) からエアー漏れの泡がブクブク!!!!
その内2ヶ所からはブワー っと大量なエアー漏れ!!!!

ラジエーター屋さん曰く 「修理不能ですね」
私、 「・・・・・・・・・・」   がっくり!!!!

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 ラジエーター屋さんに 「点検費用はいくら」  ラジエーター屋さん曰く 「良いですよ。 無料です。」

残念な結末でした。
そうだよね。 46年前の車、ラジエーターがちゃんとしていると予想する事自体、間違いでした!


 帰宅後、早速、イギリスの部品販売会社のネットでラジエーターを検索。 オリジナルタイプが845ポンドとの事。 1ポンド145円として122,500円。
注文した所、4週間待ちとの事で多分受注生産なのだろう。 5月末にどんな物が来るか楽しみです。
(注文は懲りもせず、壊れたら修整できない事を承知で、純正タイプの総アルミを注文してしまいました。)
 


 車庫前の藤です。

 ジャガーをレストアする為に車庫を作りなおした事で、庭の緑が減りました。
それを補う為、一昨年盆栽の藤を買って庭に植えてみました。

 約く30cmの高さの藤が2年で6・7mになり、しかも今年初めて花が咲きました。
来年か再来年には薄紫色の垂れ幕状になればと思います。

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