東海道五十三次 戸塚~藤沢 引地川を越えました! [ 東海道五十三次]
5月18日、5回目の東海道です。 今回は戸塚~茅ヶ崎迄を歩きました。
東海道の宿場としては戸塚~藤沢、そして藤沢~平塚ですが、戸塚~藤沢間は約8キロでもう少し歩きたいし、かといって平塚迄はしんどそう。 又、食べたい物もあり、途中の茅ヶ崎迄としました。
今回の期待は3つです。
1つは源義経公の首洗い井戸を見学する事。
もう1つは神奈川県中部の引地川を越える事。
引地川沿いの我が家から見ると京都は西。 しかし今迄は我が家より東側を南下して来ました。
引地川を越える事でやっと ”西の京都に向かう” と言う私にとっては大事な変化点です。
最後の1つは この時期だけ食べられる湘南の海の幸でしょう。
なにそれ? 最後の方の写真を見てください。 勿体ぶりますです。 はい!
午前10時に戸塚駅に到着し、国道1号線の戸塚の本陣 澤邊本陣 から1ヶ月ぶりの再開です。
歩き始めて少し行くと、八坂神社に到着です。
この八坂神社は、戸塚宿の鎮守として親しまれてきたそうで、7月14日に 「お札さま」と言う祭りがあるそうで、下の説明書きによると 「お札さま」は江戸から大阪まで広く行われていた様ですが、次第に廃れ今ではここにしか残っていない様です。
八坂神社境内
お札さま
で、更に少し行くと冨塚八幡宮です。 私の田舎の隣村が富塚と言う地名だった事もあり、なんとなく親しみがありよってみました。
戸塚の地名は、ここの祭り神の富属彦命(とつきひこのみこと)の古墳(塚)がある事から冨塚(とみつか),戸塚となった様で、現在全国に住む戸塚性や富塚性の守護神だそうで、由緒ある神社でした。
八幡宮の本殿です。 本殿の奥には凝った作りの奥の院もありました。
更に歩き、かなり急な長い坂の 「大坂」 を登りきると横浜新道と合流します。
新道沿いの「お軽勘平戸塚山中道行の場」(歌舞伎や人形浄瑠璃では有名)の碑を通り、澤邊本陣からで約一時間で藤沢市に入ります。 横浜新道と別れ、遊行寺坂を下ると今回の道中で一番大きなお寺 「遊行寺」 です。
お軽勘平戸塚山中道行の場」の碑
遊行寺にお参り。
写真右のイチョウは藤沢市一大きな木だそうで、幹周り7m10cm。 以前は高さが31mあったそうですが、昭和57年の台風で高さ6mの所で折れ今の姿になった様です。
今年の3月10日に倒れニュースになった鎌倉 鶴岡八幡宮の大イチョウが幹回り6m70cm,樹高20mですから、遊行寺の方がはるかに大きい事になります。
遊行寺を出るとすぐに橋が。 あれ! この橋??? もしや 「境川」?
地図を出して確認。 そうでした横浜市と私の住む街の東側の境界線を流れる 「境川」 です。
昔は境川の江戸側が相模国鎌倉郡、京都側が高座群で、我が家は高座群渋谷村です。
ついに来ました。 我が家の真南に!!!
日本橋からここ迄は我が家の東側を、タダタダ テクテクと南下していただけです。
それにしても風情が無いねこの川。 上流はもう少し情緒ある田舎っぽい川なのですが。
で、10分強歩くと白幡交差点です。 その手前の交番の奥に 「伝 源義経公の首を洗った」 と言われる井戸があります。 説明書きでは 「海に捨てられた義経公の首が境川をさかのぼり流れ着いた」 とありますが、ここから「河口の江ノ島迄は3Km近くあり、川をさかのぼり流れ着く」とはにわかに信じがたい。 従って 「伝 ・・・・」なのでしょう。
義経公の井戸を後にしてちょっと行くと小田急線の藤沢本町駅です。
ここからは我が家まで30分。 帰りたいと言う思いもありましたが、疲れた足にちょっと気合を入れて5~10分歩くと引地川です。 我が家は引地川沿いにあり、我が家から見るとここから先が西側になります
やりました。 やっと西に向かって京都行きです。
下のホームが藤沢本町駅 引地川です。 工事だろうか水が濁っています。
ふと気がつくと藤沢の本陣を見ていない。 帰宅後調べたが藤沢の本陣跡と言う遺跡そのものが無い様です。 藤沢市は東海道の遺跡保存に熱心でないのか、それとも他の仕事が忙しいのか?
:
:
:
:
で、疲れ、すいたお腹はジュースで満たし、ただひたすら歩く事約2時間 茅ヶ崎に到着。
駅ビルの 「快飛(かっとび)」 食事。
食べたかったのはこれ! 生シラスです。 なんの事はないイワシの稚魚なんですけどね。
私が行った時はシラス御膳用2食しかないとの事でしたが頼み込んで生シラスだけを頂き、食事は刺身御膳に致しました。
食事を終って店を出る時ふと見た立て看板には 「本日不漁の為、生シラスはございません」 だそうです。
藤沢から茅ヶ崎迄は後日藤沢~平塚で、まとめて記事にしたいと思います。
今回の旅は、 約17~18km (戸塚~藤沢 約8km、 藤沢~茅ヶ崎 約10km)
歩数は 戸塚~茅ヶ崎間 28,500歩, 自宅から帰宅迄 34,600歩
今回も距離,歩数とも新記録更新です。
今回の旅で出会ったクラシックカーはシボレーのピックアップです。
シャコタン等の改造をしていないオリジナルの雰囲気がいい。
ブログランキングです。 何時も応援有難うございます。 クリックして応援をお願いします。
こんにちは。
私の地元ではシラスは全て茹でられてちりめんとして売られてます。
名物なんですよ。
なので、生で食べたのは数年前湘南の食事処が初めてでした。
by OILMAN (2010-05-22 21:50)
生シラスはなかなか手に入りませんしね。
今回はラッキーでしたね。
by 雅 (2010-05-23 08:43)
のあー、エルカミですね☆
角目2灯は'77~'79年製くらいでしたっけ。
Gボディのモンテカルロと並んでセブンティーズ、
エイティーズの代表格・オトコマエです☆
by Extra-Low (2010-05-23 09:45)
着々と歩みを運ばれていますね
私も玉川上水を歩く旅を再開したいのですが、自由になる時間がほとんどありません
by 駅員3 (2010-05-23 10:43)
OILMANさん
瀬戸内当たりでは生は食べないのですか。
美味しいのにね。
雅さん
そう。 なかなか食べるチャンスが無いですね。
Extra-Lowさん
この形のシボレー結構多いですね。
駅員3さん
玉川上水、負担にならならい様に。 趣味だからやれる時にやればいいのではないですか。
by kotobuki1946 (2010-05-24 15:00)
茅ヶ崎で生シラスを堪能されたんですね。
私はその上の寒川という所に住んでいる
んですが、ほとんどでかけていなかった
のですが、昨年の初夏に、茅ヶ崎の生シラス
味わう事ができました。それを思い出して
います。
しかし、戸塚から歩かれて、、、、。さぞ、
おいしく頂けたことでしょうね。
by kjisland (2010-05-25 12:45)
首洗い井戸、たとえ眉唾でも「一見の価値あり」でしょうね。
古い改造アメ車、若い人、どういう気分なんでしょうね。
なかなか理解できません。
by emu310 (2010-05-26 06:20)
kjislandさん
寒川ですか。 御近所と言う事ですかね。
戸塚からでは結構きつかったし、サパーに近いし、お客もいないし と言う事でゆっくり食事と休息をさせていただきました。
emu310さん
井戸はもう水はないのですが、百聞は一見にしかずかも。
シャコタン,尻下がり,極小タイヤがアメリカではやった若者の改造で、今それをまねているんだと思います。 車の性能からすると危険ですね。
by kotobuki1946 (2010-05-27 16:22)