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MG ミゼット,ダッシュボードのメンテ (ダッシュボードに革貼) [ MG ミジェット ボディ & トリム]

 
 先日、MG ミゼットのダッシュボードの革貼りとメーターやスイッチ類のメンテナンス,組付けを行いました。

 まずは、ダッシュボードの革貼りです。

 正規の仕様はビニールレザーで、購入したトリムキットにもダッシュボード用のビニールレザーが入っていました。 しかし、ジャガーEタイプ用に購入した革が余っていたので革の方が質感がいいだろうと思い革を貼る事にしました。
 で、牛一頭分の革を室内で広げ、牛の背中より下で脇腹より少し上の所からダッシュボード用に切り取りました。 (背中は革が硬すぎ、腹は軟らかく張りがなく、いつも目にする部分の為一番いいと思われる部分を贅沢に取りました。)


 ダッシュボード本体は以前レポートした様(下記ULR)に古い塗装を剥し、錆びを取り、黒色カチオン塗装をしておきました。 又、アナログメーター取付け穴部は革を回り込ませて裏側にも接着する為穴径を約1.5mm大きくしました。
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-03-30


 次に切り出した革をダッシュボードに貼ります。

 ダッシュボードの広い平面部分は糊のムラが出ると凹凸になってしまう為、「3Mのスプレー糊99」を使用。       下手な写真ですみません。

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 側面や縦面,裏面は面積が小さく多少糊のムラがあっても目立たないので、より強力に接着する接着剤「セメダイン575F」を使用しました。

表側の革張り完了
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 下はダッシュボードの裏面で、革を貼る前ですが「万一革が足らなかったら」との心配症から大き目に裁断した所余剰の革が多く、無駄の多い物になってしまいました。

blogDSCN3722.jpg



 ほぼ革貼りが完了した所で各メーターを嵌め込んでみました。

blogDSCN3735.jpg

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 革貼後の裏側です。
大きな穴となるメーター類とステアリングコラム穴は菊の花びら状に裏面も接着しました。
また小さな穴となるスイッチ類等は穴部分にネジで締付けられる為、革は穴を開けるのみで裏への回り込みは行いませんでした。

blogDSCN3736.jpg

メーター部分の穴は裏に回り込み接着
blogDSCN4015.jpg



 革貼りのダッシュボードを車に組み付けて、15部品もの部品をメンテして組み付けなければなりません。

 頑張ります!!!


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MG ミゼット,バッテリー購入 と バッテリー用太線製作 [ MG ミジェット エレクトリカル]

  
 先日、MG ミゼット用に国産車用のバッテリーを購入し、バッテリー用とスターターモーター用の太い配線も製作しました。


 ミゼットのバッテリーはマニュアルによると 12V,43amp hr (20hour) となっていた。
 車に付いていたバッテリーは、古そうで、しかもネット上で調べてみたがどの様なバッテリーなのか分らなかった。 端子形状も変わった形をしていました。

blogDSCN2956.jpg

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 この車はプラスアースですが、今後のメンテナンスやアクセサリー(ETCやナビ等)の取付けを考えてマイナスアースにする為、右端子(下型式番号の「R」の物)を選択しました。 
車に付いていた従来品は左端子。
又、取付け部の寸法も考慮し、ナショナルの「CAOS,N-80B24R/C7」を購入しました。
(ブルーはちょっと派手ハデなんだけどねェ~~~)
更に取付けステー(黄色矢印)やステーのフックボルトも購入しました。

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 バッテリーケーブルは、バッテリーを国産車用にした事で今迄車に付いていたケーブルは使用できず、ジャガー Eタイプ用に購入し余っていた銅線を使用し製作する事に。
 バッテリー側の端子は、近くの自動車用品屋さんからプラス用,マイナス用セットの物を購入し、下写真の様に組み立てました。

blogDSCN3865.jpg


 で、バッテリーからのボディアース用やスターターモーター用の丸型端子は、やはりEタイプの時に自作した端子結線用ツールを使って組み立てました。

下写真左は太線と丸端子とカシメツール,中央が小型万力にセットした所,で、右が万力を締めてカシメている所です。

blogDSCN3832.jpg blogDSCN3834.jpg blogDSCN3835.jpg


完成した丸型端子です。
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 で、バッテリーからのマイナスケーブルは被覆が透明の太線で製作。 又、バッテリーからスタータースイッチ迄とスタータースイッチからスターターモーター迄は被覆が赤の太線で製作しました。

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 尚、スターターとの結線部分(上写真空色丸内)は下写真の黒線の様に90度に曲がった専用端子で、従来品から取り外して新しい太線に移設する事は難しい様に思えた。 そこで手持ちの1.5mmの銅板から切り出して専用の端子を製作、曲げ角度も車に合わせて浅い曲げとしました。

blogDSCN3956.jpg

下写真の様に銅板で製作、最終的には黒のヒートシュリンクを被せて上の様に完成した。

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 従来のプラスアースからマイナスアースにする為には、プラスのターミナルを新設し、そのターミナルとバッテリーのプラス端子を結ぶ赤の太線を作らないといけないのかな?

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MG ミゼット,クラッチとブレーキのエアー抜き と スターターモーターの組付け [ MG ミジェット エンジン]

  
 オルタネーター等の組付けに続き、スターターモーターを組付けました。

 実はその前に息子に手伝ってもらい、クラッチとブレーキの液注入・エアー抜きをしました。
しかし、その時は時間的な制約等もあって写真を一枚も撮ってありません。
で、クラッチとブレーキのエアー抜きは下記のジャガー Eタイプの時の記事を見て頂ければと思います。 作業的には全く同じ方法です。
   https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2011-01-31

 この段階でエアー抜きを行ったのは、スターターモーターを組付けてしまったら、クラッチのスリーブシリンダー(オペレーティングシリンダー; 下写真黄色矢印)のエアーブリーダー迄スパナが届かなくなってしまうのでこの時しかチャンスが無かったのです。

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 又、クラッチとブレーキのマスターシリンダーが下写真の様に一体型で液のタンクは共用の為、クラッチのエアー抜きと共にブレーキの方のエアー抜きも同時に行った次第。

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 クラッチのエアー抜きが終った事で、新しいスターターの取り付けを行いますが、その前に従来のスターターがどうだったかを紹介します。

 下写真が従来の状態で、空色矢印がスターターです。
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 車から取り外し、作動テストをしてみました。
スターターはプラスアースでも、マイナスアースでも同じ方向にちゃんと回りましたが、モーターのシャフトが軸方向に約5mmのガタがありました。 このガタが正常なガタとは思えず新たにハイパワーのスターターを購入する事にしました。

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 で、まだ、ミッション単体で保管されていた時期だったので、新たに購入したスターターの組付けトライアルを行いました。 また同時に旧スターター同様に作動テストもしました。
空色矢印が新スターター、黄色矢印先の黒い部品は旧スターターのピニオンギアーカバーで多分亜鉛メッキかカドミニウムメッキがオリジナルでしょうが防錆力の有る黒色カチオン塗装にしました。
 
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 その後、息子に手伝ってもらいエンジンとミッションを車に乗せ、先日にはスターターの奥になってしまうクラッチ スリーブシリンダーのエアー抜きを行いましたので、今回、下写真の様にスターターモーターを組付けました。 

blogDSCN3940.jpg

 下写真はスターターモーター下側のボルト(黄色矢印)を締め付けた結果ですが、クラッチのスリーブシリンダー(空色矢印)の奥になってしまい、又、周りにはスペースがなくナットの締め付けは大変かと思いましたが、幸いボックスでの締め付け用の長いエックステンションを持っていましたのでさほど苦労なく締め付ける事が出来ました。

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 前回はオルタネーターとオイルフィルターを組付け、今回エアー抜きも終わり、スターターモーターの組付けも終り、エンジンの右側は点火系のデストリビューターとイグニッションコイルだけになりました。

 だんだん形になって来ました。


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