ジャガー E タイプ, ブレーキとクラッチのエアー抜き [ E-Type シャシー]
前回、エンジンオイル等を注入しましたが、最後の油脂類の注入はブレーキ液をブレーキとクラッチへの注入と言うかエアー抜きです。
1人でも出来るブレーキのエアー抜き用の道具もありますが、息子に手伝ってもらっての作業です。
購入したブレーキ液はカストロールのドット4と極一般的な物です。
ブレーキのリザーバータンクにブレーキ液を8分目位入れ、息子にブレーキペダルを踏んでもらい、私がブレーキのエアー抜きを行うと言う手順です。
ブレーキは4個ありますが、ブレーキのマスターシリンダーから遠い所のブレーキ、私の車の場合は左前にマスターシリンダーがあるので、右後ろのブレーキからエアー抜きを行います。
息子が2・3回ペダルを踏みその後踏みっぱなしの状態にしてもらい、私が下写真の様にブレーキのエアーブリーダーを緩めエアーを抜き、エアーが出なくなったらブリーダーを締めます。
で息子が又、ブレーキペダルを2・3回踏み、踏みっぱなしの状態で、私がブリーダーからエアーを抜く作業を繰り返し、エアーブリーダーからブレーキ液のみが出る様になったら、次にマスターシリンダーに近いブレーキ(リアー左)のエアー抜きを行います。
(私の車はフロントブレーキととリアーブレーキがが全く別系統になっていますので、リアーの右,フロントの右のどちらから初めても問題ありませんが、一応リアーから始めました。)
下写真はフロント右のブレーキ
この作業を続けると、ブレーキペダルは最初、何の踏みごたえもなくフロアー迄踏みこめますが、ブレーキ内のエアーが抜けるに従って、”フヮー” とではあるがブレーキを踏んでいると言う感じになります。
4輪ブレーキのエアーを抜き終わる頃には ”フヮー” っとした感じも無くなり、きちんとブレーキが利いていると言う感じになります。
で、注意する事は、リザーバータンクのブレーキ液はエアー抜きをするに従い減りますので適時補充し、きらさない事。 もし、タンク内の液が無くなるとエアーを吸い込み、最初からやり直しになります。
更に、ブレーキのエアーブリーダーを完全に締めてから踏みこんでいたブレーキペダルを放す事。 もし、ブリーダーを締めないうちにペダルを放すと、エアーブリーダーからエアーを吸込み、より多くの回数エアー抜きをする事になります。
又、ブレーキ液は塗料を溶かす性質がありますし、ブレーキ液による塗料の溶けはゆっくり進行します。
もしこぼしたら直ぐにふき取り、洗剤などで洗う様に清掃する必要があります。
(最近の塗料はブレーキ液に強く改善されていますが、注意した事にこした事は無いと思います。)
次にクラッチのエアー抜きを全くブレーキと同じ様に行いました。
何時、 ガソリンを買いに行こうかなァ~~~~~
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自転車の油圧ブレーキのエア抜きとまったく同じですね。
当たり前と言えば、当たり前ですが・・・。
by tsun (2011-01-31 23:34)
ちゃんとエンジンが定位置に収まって、ヘッドが輝いていますね。
ヘッドを見ていると、バフ掛けをされていた記事を思い出しました。
いよいよって、期待感がこちらまで高まってきます!
by くっさん。 (2011-02-01 07:46)
なるほど、こんなふうにしてエアを抜くんですね
参考になりました
by 駅員3 (2011-02-01 17:28)
tsunさん
自転車も油圧ブレーキですか。
すごいですね。
くっさん
いよいよが・・・・ が今大変苦労中です。
駅員3さん
今回で車がちゃんと止まる様になったと思うので、走る為のトライアルです。
by kotobuki1946 (2011-02-03 04:49)