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東海道五十三次 神奈川宿~保土谷宿 [ 東海道五十三次]

 
 4月14日、東海道 神奈川宿から保土谷宿を経て戸塚宿迄を歩いてきました。
 前回歩いてから二ヶ月半、最近色々な所に出歩いていたので、東海道が疎かになっていました。

 神奈川県に住んで45年、今回のコースの一部やコースの近くのメイン道路を車で走っており、どちらかと言うと私の生活圏の様な所。 懐かしい所が多い代わりに新鮮味はイマイチ。
とはいえ、歩くのは初めて。 保土谷宿近くの ”横浜のアメ横” 松原商店街の現状は? 権太坂ってどの位キツイか? 等興味深々でもありました。

 
 何はともあれ、朝九時に京浜急行の 「神奈川駅」 を降り、スタートです。

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 で、歩く事10分位、「大綱金刃比羅神社」。 何時もの様に歩き始めはあちこち覗く癖が出ました。
 この神社、昔は海辺にあり、船乗りの守り神だったそうです。 驚いたのは天狗の像です。
 神社に参拝に来られた方に天狗の由来を伺ったのですが、 「天狗の首が落ちて来て・・・・ で、御神木を立木のまま天狗の顔を彫った。」 とはっきりはしません。 立木のまま細工するのはどうかな? あまりいい感じのものではありませんでした。
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 更に歩くと、江戸時代からの料亭  「田中家」
田中家は文久3年(1863年)創業の料亭で、坂本竜馬の 「おりょうさん」 も働いていたそうです。
右写真からすると、田中家が昔の波打ち際ですので、今の横浜市の中心街はほとんど埋め立てによる事が分ります。
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 「田中家」を横に見ながら、少し行くと 「神奈川台関門跡がありました。
 この 「関門」 と言うのは横浜開湊後、外国の領事館が横浜に出来、外国人が襲われる事件が発生し、これを防ぐ為の警備体制強化の為に付けられた物です。
今はマンションやオフィスビルばっかりのこのあたりも、写真の様に昔はのどかだったんですね。

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 出発して約一時間半、今回是非現状を見たいと思っていた ”横浜のアメ横” 「松原商店街」 です。
実は4月4日に浅草に行った時、アメ横の写真を撮ってきましたが、松原商店街と比較する為にとっておいたのです。
長く横浜で働いていた私としては非常に残念ながら、東京のアメ横と比較するのは無理でした。
左に松原商店街                          右に東京のアメ横です。
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 ちょっとがっかりしながら、通勤の為に何百回と車で通った国道16号を横切り、帷子川(カタビラガワ)を渡って相模鉄道の 「天王町駅」に出ました。
 天王町駅の北側(東側?)の現在の帷子橋は昭和31年に帷子川の改修で移転された物。 昔の帷子橋跡は駅の南側の広場にモニュメントとして残されていました。 右は歌川広重の帷子橋です。
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 更に歩く事2・30分、国道一号線に突き当たり、保土谷宿本陣に到着です。
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 今回のブログはここ迄とさせて頂きます。

 神奈川宿から寄り道を含めて約2時間, 距離は約4.9Km, 歩数は7900歩でした。



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