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お城や芭蕉の生家等々 伊賀市上野のサイクリングツアー その1 [ 旅行 関西以西]

    
 10月初めの事、東海道五十三次の関宿から坂下宿まで歩き、翌日は鈴鹿峠を越えて「土山宿」と思っていましたが、当日朝迄の天気予報では坂下宿や土山宿付近の昼間は雨との事。
 やむおえず東海道歩きを断念、雨の場合にはと事前に準備していた伊賀市の上野地区を観光する事にしました。


 朝8時3分に亀山駅から関西本線で伊賀上野駅まで行き、伊賀上野駅から伊賀線に乗り上野市駅に9時2分到着。 亀山からの距離の割に時間がかかった。 しかも電車の本数が少ないので乗り遅れると確実に予定変更を迫られる。

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 とは言え当初計画の通りに上野市駅に到着、駅前の地面は濡れていた物の雨は降っておらず、駅前の「石井サイクル」により電動アシストのレンタル自転車を予約しました。
 石田サイクルさんのホームページ http://ishidacycle.com/index.php?FrontPage


 最初は歩いて伊賀上野城や忍者館のある上野公園を見学。
上野市駅前から北側に歩き「だんじり会館」前の交差点から左の上野公園に入って行きます。

 観光案内所の前を通って最初に「芭蕉翁記念館」に寄り、時間の関係で入り口を覗くだけ。 下写真右が芭蕉の歩いた軌跡で芭蕉は本当に多くの地を回ったんだ と感心です。
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 芭蕉翁記念館から「伊賀流忍者博物館」によって見ました。 ここも時間の都合から、職員の方と少しお話をして、外観のみの見学としました。
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 伊賀流忍者博物館の隣は「俳聖殿」です。
俳聖殿は、1942年に松尾芭蕉生誕300年を記念して建設された木造建築物で、殿内に伊賀焼の芭蕉座像が安置されており、国重要文化財に指定されているとの事。

俳聖殿の入り口です。            
雨上がりで、苔の緑が綺麗でした。      俳聖殿です。
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次は伊賀上野城です。

 伊賀上野城は、三重県伊賀市にある平山城。白鳳城とも言われている。
平清盛が建て伊賀天正の乱で焼失した平楽寺跡に、天正9年 (1581)織田信雄の家臣滝川雄利が築いた城砦が始まりで、城主は脇坂安治,筒井定次と代わり城も修理され近世的城郭となった。

 家康は豊臣との対立が激しくなり大阪城包囲網の前線として、慶長 13年 (1608)家康の命を受け藤堂高虎の持ち城となり、二の丸や五層の天守築城等改築を進めた。 天守は落成目前の慶長 17年台風によって倒壊。 その後豊臣氏は滅亡し上野城を堅固な城塞にする必要がなくなり、藩制時代の再建はなかった。

 現在の城は、昭和10年(1935)に衆議院議員の川崎克が私財を投じて模擬天守(大天守・小天守)を建設した。 この建物は元の天守を正確に復元した天守ではなく、正式には「伊賀文化産業城」と言うとの事。 昭和の最後の木造の城でもあります。


 お城の裏から見学していましたので、「伊賀上野城の 高石垣」からの見学となりました。
藤堂高虎が築いた高さ30mの石垣です。
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 高石垣を見た後、坂を上って南側に回ってお城を見学。
昭和10年、衆議院議員の川崎克が建設したお城
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内部は木造で、ふんだんに木が使われていました。
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天守最上階からの伊賀上野の街並み
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 お城を出て、お城の前の道路を西に200m程歩いた所に「旧崇廣堂」が有りました。
崇廣堂は、1821年藤堂藩十代藩主藤堂髙兌(たかさわ)が、伊賀と大和山城の領地に住む藩士の子弟を教育する為に津の藩校「有造館」の支校として建てた物です。
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 伊賀市の上野公園を出て上野市駅前に戻り、石田サイクルで「電動アシスト自転車」をレンタルし市内観光です。

 まず最初に向かったのが「芭蕉の生家」です。

 松尾芭蕉は正保元年(1644年)ここで誕生しました。 父は与左衛門,母は藤堂宮内の移封で伊予国宇和島から名張に随従してきたむすめと伝えられている。 与左衛門夫婦の子は三男四女で、次男が後の芭蕉翁、幼名を金作、長じて宗房と名乗った。
 俳諧好きの芭蕉翁は藤堂新七郎家の文芸サロンにも名を連ねめきめき頭角を現し、「貝おほひ」を版行。 寛文12年(1672年)に江戸へと赴いた。

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 長くなりますので、伊賀国分寺跡,鍵屋辻(荒木又右衛門と 渡辺数馬の敵討ち),旧小田小学校本館は次回にレポートします。

尚、旧東海道「関宿から坂下宿」のレポートは下記
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2019-10-15
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2019-10-22
 鈴鹿峠越えの「坂下宿から土山宿」のレポートは下記
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2019-11-02
  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2019-11-18

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