SSブログ

 MG ミゼット,クラッチ関係の不具合経過 その2 [ MG ミジェット パワートレイン]

       
   7月の半ば、MG ミゼットのレストアがほぼ終了したと思い、
   仮ナンバーを付けて少し走った上で、車検屋さんへ行こうと、
 
 仮ナンバーを付けた1日目は、7・8kmを 順調に走りました。
 が、2日目1・2km走った後、道の曲がり角でローギアー発進しようとした時、激しいクラッチジャダーがおき、今にもエンジンが飛び出すのではと思うほどの振動でした。 その日はその後もローギアー接続時のジャダーが続きました。
尚、2nd,3rd,top のギアーでは問題なくスムースに半クラッチ発進できました。


 なんで! なんで! と数日頭を抱えていましたが、クラッチを交換してみようと言う事に。
 なぜエンジンとミッションを下して迄クラッチ交換に踏み切ったかと言うと、
なが~いストーリーになり、なんとなく「隠しておきたい様な!」 でも「大変だったよ!と聞いてほしい様な?!」 「でもやっぱり隠しておきたい様な!」

blogDSCN7593.jpg



 一応下書きを書いてみて、納得できる様ならブログに掲載しようと。


 以前のブログでもレポートしたと思いますが、この車のフロントブレーキはディスクブレーキです。 所がブレーキとクラッチの一体型マスターシリンダーはドラムブレーキ用が組付いていました。
 取り敢えずは組付いていたマスターシリンダーをメンテしてブレーキとクラッチを完成させ、走行テストでも問題がなかった! ・・・・・ と思っていた!!!
 ちなみにディスクブレーキ用とドラムブレーキ用の違いはシリンダー径のみで、ディスクブレーキ用は3/4インチ,ドラム用は7/8インチです。

マスターシリンダーのメンテ記事は  https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-03-25
マスターシリンダーの組付け記事   https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-12-23


クラッチとブレーキのマスターシリンダー    ブレーキとクラッチのペダル
bblogDSCN3259.jpg blogDSCN3481.jpg



 車のレストアが終了した所で欲が出て、ディスクブレーキ用の正規と思われるマスターシリンダーを購入し(イギリスでの部品代約2万円,輸送費約8000円)先月交換してみました。
 
 所が、クラッチのエアー抜きはなかなか上手くいかなかった物のやっとの事エアーを抜く事が出来ました。 尚、ブレーキの方は簡単にエアー抜きが出来ました。

 で、エンジンをかけ、ミッションのギアーシフトのトライをした所、ローギアーも2ndギアーも「ただ タダ がり ガリ 言うだけ」で全くギアーが入らない。 更に細かく点検してみるとクラッチ フォークの位置が今までと比べ少し後ろ側によっている様な??? 
 下写真はエンジンを車に乗せる前の物で実際の時とは異なるが、紫丸内の接続点が矢印方向に5mm位ずれてしまっている様な???
 この部分はマスターシリンダー交換の時は全くいじっておらず、スリーブシリンダーからエアー抜きをしただけなのに! 普通、正しく加工されたマスターシリンダーならエアー抜きだけでこの接続点が動く事はないと思うのだが!!!???

blogDSCN3553.jpg



 頭を抱えながらもブレーキとクラッチのマスターシリンダーを元のドラムブレーキ用に戻した所、エアー抜きは問題なく完了し、クラッチ フォークの接続点も従来位置に戻り、ミッションのギアーシフトは問題なく、下写真の様に仮ナンバーを取得し、少し走ってみました。 一日目は全く問題なし!

 更に翌日、車検屋さんに行く前に走行テストと思い走らせた所、ローギアーで発進する時に 「エンジンとミッションが ガタ ガタ ガタ !!! とクラッチのジャダーがすごく今にもエンジンが飛び出してきそうな勢い」になってしまいました。
このままではとても走れません。 尚、2nd,3rd,Topギアーではジャダーを起こさず発進も走行中のシフトもできます。

仮ナンバーを付けて、
blogDSCN7492.jpg

近くの神社まで走行テスト
bloggDSCN7496.jpg


 で、クラッチカバーとディスク(クラッチプレート)を変えてみようと下写真の様にエンジンとミッションを車から降ろしました。
 新しいクラッチカバー等の3点キットは 23,000円と輸送費9000円。 あ~ァ また出費!
 しかもクラッチジャダーの原因が分かっておらず、変えたからと言って良くなるかどうか全く分かりません。  でもここで放り投げるわけにもいかず!!! 頑張るしかない!!!

bblogDSCN7593.jpg



 で、まず、エンジンとミッションを分解し、クラッチ部分等の外観を点検。

blogDSCN7595.jpg blogDSCN7597.jpg


 所で、ミッションのフロントカバーからの油漏れを防ぐ為にと「オイルシール付きのミッション フロントカバー」を購入し組付けましたが、今回の分解時効果を確認した所全く漏れもなく、効果絶大でした。
「オイルシール付きのミッション フロントカバーはアメリカのMOSSから284.99ドル      ( 33,300円+送料)で購入」
オイルシール付きミッション フロントカバーの組付け時ブログは下記。
   https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-12-04



 次回、新しく購入したクラッチ関係部品と従来品の比較点検と組付けをレポートします。


nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。