MG ミゼット,フロント右アクスルのスタブアクスルとハブの組み立て [ MG ミジェット シャシー]
2021年1月末に家庭菜園の養生の為に少しの間 MG ミゼットのメンテを離れましたが、先日から復帰しました。 とは言っても さ~~~むい中での作業、遅々として進みません。
1月28日の記事の続きですが、1月末にゴム製のバウンドバンパーを購入し、アッパースプリングシートの内側の凸部分にバウンドバンパー(下空色矢印)をジャッキで無理やり押し付け中央のへそ部分をスプリングシート内の穴に嵌合させました。
又、フルクラムピンにグリースをたっぷり付けて、キングピンをロアーリンクに組付け(緑丸位置)ました。
続いて、スタブアクスル(ナックルスピンドル)をキングピンにグリースをたっぷり付けて組付けました。
フロント左組付け時のスタブアクスルは上下方向ガタ(又はプレロード)はシム"0"で0.02mm相当のプレロードでしたが、右は 0.14mmのシム2枚で、0.03mm相当のプレロードとなりました。 これは右も左も分解時の状態と全く同じになりました。
その後、ハブとブレーキローターを分離し、ハブからはドライバーとハンマーでベアリングを抜き、ハブとローターの泥と錆をワイヤーブラシでせっせと落とし、シャシーブラックを塗装しておきました。
下写真はブレーキローターとハブを分解した所
下はハブからアンギュラー型ベアリングを外した時の部品
(アウターベアリングはハブから外した時にボールがバラバラになってしまいました。)
ハブには新たにテーパーローラーベアリングを組付けます。
その構成部品は下写真の様であり、左のスタブアクスルに左から順に配置します。
ベアリングのアウターレースの組付けは左側ハブと同様下写真右の手製プレス機を使いました。
で、下写真がハブを組付け終わった所です。
ハブの組付けは、まずグリースシールを組付けず、ベアリングへのグリースも少し付けただけで仮組付けを行いベアリングの調整をしました。 結果、0.39mmのシムと0.003インチのシム3枚でベアリングへのプレロードは、0.05mm相当のプレロードとなりました。
フロント左ロワーリンクとキングピンの組付け
https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2021-01-04
フロント左ハブの組み付け記事は下記です。
https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2020-01-15
後は右サスペンションにスプリングを組み付けて、右ブレーキをメンテし組付け、ステアリングギアー(ラック)をメンテして組み付けるとサスペンションは終了。
もう少しだ!!!
尚、エンジンやボディが完了した特に走行テストして再調整が必要かも!!!
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