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MG ミゼット,ラジエーターのメンテ・組み付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 先日、ラジエーターのメンテをして、車に組み付けました。

 一昨年11月にラジエーターを車から外してから約1年半車庫の屋根裏に保管して置きました。
 下写真はニュージーランドから到着した時の状態です。

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 下写真が1年半保管していた時の状態で、ラジエーター内には濃い目の不凍液を満杯に入れ、薄い合板で、コアー部分を保護していました。
(ラジエーターは空で保管して置くと腐食が進み穴あきになる様で、アルミのジャガーEタイプのラジエーターはいたる所に穴があき修理不可となりました。 その時の記事が下記です。
 https://hisashi1946.blog.ss-blog.jp/2010-05-01 )

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 で、ラジエーターを清掃し、古くなった塗装表面をサンドペーパーで落とし、点検しました。
結果、下の様にラジエーター上部に1ヵ所ハンダを垂らした様な所が有り、小さいヤスリでハンダを落として見ると1mm位の穴あきの様なへこみが見つかりました。

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ラジエーターのファンシュラウドの一部は溶接がはがれていました。

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 そこで、上記の穴あきらしき所とその他各部の漏れを点検して頂こうとラジエーターの修理屋さんを探しました。 Eタイプでお世話になった海老名市の修理屋さんは見つからず、冷却水のパイプでお世話になった相模原市のラジエーター屋さんも廃業、と、世間は旧車のレストア趣味人にとっては何とも厳しい状況になっていました。

 で、やっと見つかった川崎市の「丸山ラジエーター工作所」さんにお願いし、点検をして頂く事になりラジエーターを持参しました。
 結果、上記のハンダを盛った穴あきらしき所には穴が無く、念の為再度ハンダ盛りをして頂きました。 費用はと言うと「いらない」との事。 何とも有難い状況でお礼を言い帰宅の途に!
丸山ラジエーター工作所さんのホームページは右記です。 https://www.maruyama-r.jp/

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 尚、丸山ラジエーターさんは溶接作業は行っておらず、シュラウドの溶接剥がれは修理できず、帰宅後まずシュラウドの溶接剥がれ部分をビス3個で締付け修理しました。
その後市販のシャシーブラックでラジエーター全体を塗装し、まる二日乾燥。

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 そして、車に組み付けました。
 ラジエーターキャップは新規に購入。 ラジエーターホースもラジエーター下部からウオーターポンプに入る成形のゴムホースを新品に交換しました。

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下写真右が購入したラジエーターキャップです。 
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 で、今のエンジンルームはこんな状況で、後は電気関係をプラスアースからマイナスアースにして、エンジンを回し、エアークリーナーを組み付ければ当面の目標は終わりです。

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