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11月17日朝のトラブルは ヒューズの不良でした [ Eタイプ 内・外装,電装の修理]

 
 11月17日、八王子のクラシックパレードに参加しようと朝早く起き、最後の点検にと妻に各ランプの点灯を確認してもらった。  結果、ブレーキランプが点灯しなかった。

 ブレーキランプが点灯しないと追突される危険性があり、ともかく直そうと出発時間の迫る中点検。


 で、まずヒューズは大丈夫か?
 ヒューズはサブメーターのパネル裏にある。

blogDSCN2450.jpg


 サブメーターのリッドを止めている2本のビスを外し、リッドを倒しヒューズを点検。
ガラス管タイプのヒューズは、外観上異常は見つからなかった。

blogDSCN2448_edited-3.jpg

 ヒューズの行き先を記したプレートには、ブレーキランプ用のヒューズは ”クーリングファン” と共用になっている。 で、エンジンのオーバーヒート対策にと追加配線した手動のクーリングファンスイッチをONにしてみた。 ファンも回らない。 このまま走ったら直ぐにオーバーヒートする所だった。 

 次に、ブレーキ関係とファン関係の各部の配線を点検したが、ハーネスの外れやアース不良等の異常は見当たらなかった。
 で、ブレーキランプのヒューズの接触を確認する為ガラス管を回し、同時に他のヒューズも回してランプの点灯を確認。 今度はテールランプやナンバープレートのランプも点灯しなくなってしまった。


 パレード会場へは 「10分の遅刻も1時間の遅刻も遅刻にはかわりない」 と腹をくくり、レストアをしていた頃の事を思い出してみた。

 思い当たるふしがあった!
 イギリスから買ったヒューズを取付けていた時、ガラス管ヒューズの両端に付いている端子キャップが外れた事があった。 その時は 「またイギリスの部品の不良か」 とあまり気にせず、ヒューズの端子の外れを確認しながら問題ない物を付けたつもりだった。

下写真は国内で購入した物
blogDSCN2457.jpg


 この不具合が関係していると思い、ヒューズを外した所、片側のヒューズ端子が外れてしまった。
 レストア時端子の外れを確認しながら付けたつもりだったが、きちんとハンダ付けされていない為、車を使っている間に振動等で外れ、接触不良を起こしランプがつかなかったのだろう!


blogDSCN2408のコピー.jpg


 で、レストア前に使われていたヒューズを取付け、ブレーキランプやクーリングファンを回して見た。 
 次にテールランプ等のヒューズもレストア前の物に変えてみた。
 共にちゃんと作動する!!!!!
 と言う事で、全てのヒューズをレストア前の物や日本で買った物に変えて、ランプ類とクーリングファンやホーン等の作動を確認、あせりに焦った修理は暫定処置を完了。 1時間遅れで出発。



 で先日、イギリスから購入した全てのヒューズの端子をハンダごてで熱し、分解。
 ヒューズのキャップに充分にハンダを流し込み、下写真の様にハンダごてで充分に熱してハンダ付けをやり直しました。 

blogDSCN2412.jpg
 
blogDSCN2453.jpg


 ア~アッ 又イギリスから買った部品で振り回された。
 皆さんはこんなヒューズの不良考えた事ありますか???  私は初めてだった!!!


 ほめて燃費を伸ばした車があるそうですが、私の車は想定外の事が起きる。

 神様 仏様 「出先でこんな事が起きない様にお願いします!!!!!」
 

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