東海道五十三次， 静岡の丸子宿から岡部宿 その2

　先日、静岡市駿河区の丸子（まりこ）宿から宇津ノ谷（うつのや）峠を通って藤枝市岡部町の岡部宿迄歩いてきました。

　その結果を前回の記事で丸子から宇津ノ谷迄をレポートしましたので今回は宇津ノ谷峠から岡部宿迄をレポートします。


　宇津ノ谷のよく整備された街並を通って、いよいよ峠越えですが、峠の入口からいきなり急な坂道でした。



　で、少し歩くと竹林の道に出ました。
竹林の白みがかった薄緑が本当に綺麗で、丸子・岡部間では最も情緒あり絵になる場所です。




　竹林から約１０分程急な坂道を上って行った所で 「峠の地蔵堂」 跡に出ました。
この地蔵堂は、山の斜面に石垣を築き平らな敷地として建てられています。



　地蔵堂跡の中央の石碑には昔の宇津ノ谷峠と地蔵堂を示す地図も表示されていました。




　で、この地蔵堂には下写真の様な物語があるそうです。



　宇津ノ谷峠のほぼ頂上付近は下写真の様に道は狭く「ハイキング」その物でした。



　峠を下り舗装路に出た後少し歩くと分かれ道があり、そこを左に行き、「坂下地蔵」に向います。



　坂下地蔵の手前で峠越えは完了。
宇津ノ谷の街外れから寄り道を含めても約４０分で峠越えを終えた事になります。



坂下地蔵堂です。



　で、坂下地蔵から小一時間歩き、やっと本陣のあった 「柏屋」 に到着しました。
柏屋さんの内部には大きなひな人形風の人形が飾られていたり、なまこ壁の蔵があったりと見所は幾つもありました。


　柏屋さんの隣には 「本陣」 の門を再建しておられました。




　で、柏屋さんでゆっくりと昼食を取らせて頂き、その後少し歩き、ホテルに向い一泊し帰宅しました。



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