熱海のMOA美術館に行ってきました。 [ 旅行 東海]
少し前に熱海の友人から 「MOA美術館で尾形光琳の国宝2点が公開されるので見に来ては」 との誘いを受けて先日行ってきました。
MOA美術館は宗教団体が建設・運営している美術館の様ですが、宗教色は感じられず石作りの大きな立派な美術館でした。
私達は高台側の入口から入りました。
下写真では人出はまばらの様ですが、館内は結構混んでおりました。
写真左側が入口です。
最初に、尾形光琳の国宝 「燕子花図屏風」 根津美術館蔵と 「紅白梅図屏風」 MOA美術館蔵 とをゆっくりと見させて頂きました。
「燕子花図屏風」は 「同じ様なカキツバタをリズミカルに配置して」 とよく言われていますが、今迄写真等で見る限り何処がリズミカルなのか感じませんでした。 しかし今回本物の屏風を 「くの字」 に折り立てかけた状態で見させて頂いたところ、写真や本等の平面的な絵とは全く異なった感じで、なんとなくリズミカルという表現が分った様な気がします。
「紅白梅図屏風」は中央の川が迫力満点でした。
燕子花図屏風
紅白梅図屏風
他にも多くの尾形光琳の作品が展示されており、又琳派と言われる方々の作品や現代の光琳を目指す方々の作品も多く展示されておりました。
とは言え凡人の私には、まだまだ尾形光琳の本当の素晴しは分っていないのだろう と言うのが実感です。
今回の尾形光琳の作品展は3月3日迄ですが、MOA美術館は多くの貴重な作品が常時展示されている様ですし、数多くの特別イベントもある様ですので、 熱海の観光地化された市街地から離れ、伊豆山の高台に立つ贅沢な作りの美術館にも行ってみたらいかがでしょうか?
今回は時間が無く、庭園や美術館内の施設を見る事は出来ませんでしたが、桜や新緑の時期等の庭園散策もいい所の様です。 桜と言えば今回、美術館の前庭の桜が咲き始めていました。
美術館の入口の反対側の階段を下りる途中では建物が額縁代わりになって相模湾が見え、階段を下りきると相模湾が一望できます。 友人の説明ではこの広場で夏 「薪能」 も行うそうです。
MOA美術館のホームページ
http://www.moaart.or.jp/
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