東海道五十三次 富士駅~蒲原宿(新蒲原駅), その1 富士川迄 [ 東海道五十三次]
先日、久しぶりに東海道五十三次を歩いてきました。
今回はJR富士駅からの出発です。
本来は 「吉原宿」 から 「間の宿の本市場宿・岩淵宿」 を経て 「蒲原宿」 ですが、前回2013年12月に吉原宿を通過し、JR富士駅迄歩いているので、JR富士駅からの出発としました。
前回のJR東田子の浦(原宿)~JR富士駅(吉原宿)は下記
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-12-17
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-12-21
家を6時半に出て、JR富士駅にほぼ10時に到着。
10分弱駅前通りを歩き、前回の終点旧東海道との交差点(静岡中央銀行富士支店角)に到着。
少し歩くと県道の東海道396線と合流し、間の宿(あいのしゅく)本市場宿に出た。
間の宿と言うのは、徳川幕府が正式に認めた宿場ではなく、宿場と宿場の間が長かったり、ここ富士川の様に川が増水等で渡る事が出来ない様な場所に自然発生的に出来た休息所で、たてまえは宿泊できなかった。
富士川は急流で、昔は増水すると何日も渡る事が出来なかっただろうから、当然の様に川の東側に 「本市場宿」 西側に 「岩淵宿」 が出来たと思われます。
間の宿の詳細は下記を参照願います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E3%81%AE%E5%AE%BF
又、下写真中央の高架橋はJR富士駅からJR甲府駅迄の身延線です。
隣の家の方が定年後の余暇にと身延山近くでブルーベリー畑を作っており、「遠いなァ~ ここ迄来るの!」 と思いながらも近親感があり、「一度は乗ってみたい」 等と思いながら下をくぐりました。
で、ほんの少し歩くと右側の中古車屋さんの奥にこんな車がありました。 初代ブルーバードで他にもう一台も。 クラシックカー好きの私はついつい目が行ってしまいます。
身延線のガードから300m位歩くと秋葉山常夜燈が見つかった。
ここから396号線を離れ、路地を少し歩き、再び県道に戻ると富士川の橋が見えて来た。
(この時11時を少し回っており、出発前からこの辺で早めの昼食をと考えていたのですが、残念ながら旧東海道は今では裏道でJR新蒲原駅迄食事処は無く、結果JR新蒲原駅前で極普通のレストランでの遅めの昼食となってしまいました。)
富士川の橋の手前には「水神の森」があり、私の家の裏近くには川が流れている事もあって 「水神社」に真剣にお参り。
で、富士川の橋に到着。
橋から下流の風景。
橋の上流側には堰がありました。
上流の堰の両側には何種類かの魚道が整備されておりました。
日本鰻が絶滅危惧種になったとか話題なっており、「この魚道で鰻が登れるのかなァ~?」 と心配しながらも30分以上もかけてゆっくりと橋をわたり、富士川の景色を堪能させて頂きました。
(鰻は泳ぐ力が弱く、大きな落差のある魚道や急流の魚道では遡上しにくい様です。 逆に鰻は体をくねくねとくねらせ陸上を移動する事すらあります。 この様な鰻の特性を利用して、水量の少ないなだらかな砂利を敷いた魚道や段差を小さくした魚道、床面に人工芝の様な物を敷いた魚道等々さまざまな魚道が研究・施工されつつあります。)
これからもズゥーっとうなぎを食べたいので、是非多くの河川の堰や、小さな小川でも堰のある所には小さな鰻でも遡上出来る魚道を作ってほしい。
食べる鰻は養殖でも、その元は100%天然鰻が生んだシラスウナギに頼っているのだから!!!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E3%81%AE%E5%AE%BF
長くなりますので、今回はこのへんで。
次回は間の宿 岩淵宿から蒲原宿を書きます。
何時もつたないブログをお読み頂きありがとうございます。
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