Eタイプ,マフラーの再塗装とディスビ角度変更後の組付け [Eタイプ エンジン関係修理]
前々回の記事の様にディスビの取付け角度変更の為、エギゾーストマフラーのフロントチューブを外した事を機に、昨年耐熱塗装をしたが耐熱不足で劣化した部分を再塗装しました。
昨年9月にエギゾーストマフラーのフロントチューブに、 「ソフト99」 と 「ホルツ」 の600℃迄対応すると言う耐熱塗装を行いましたが、3・4ヶ月でハゲ始め、現時点では両メーカー共にハゲて、ジャガー Eタイプのフロントチューブには耐熱不足でした。
昨年9月の耐熱塗装の記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
今年1月の塗装結果の記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2014-01-16
で、今回ネット検索の結果、オキツモに650℃迄対応の塗料を見つけ、フロントチューブのフロント部分に塗装してみました。 多分 Eタイプには650℃でも不足だろうと思いますが、少しでも長持ちすればと思って使ってみました。
右下の写真の左側がオキツモの650℃迄対応の塗料
で、ディスビの取付け角度変更後の組立ては、
オイルポンプとオイルの配管を組付け、新しいガスケットを使用してオイルパンを組付けました。
尚、エンジンのレストアをしていた時、シリンダーブロックのライナー組付け等をして頂いた機械加工屋さんにブロック内部の洗浄もして頂き、水あか等の汚れを取っって頂きました。 汚れはコップ1杯分もあったそうです。
しかし、今回、レストア完了後初めてオイルパンを外したのですが、下写真の様にまだオイルパンの底には砂状のゴミ等が溜まっていました。
シリンダーブロックの加工の時の記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-03-28
オイルパンを組付けた後は、トーションバースプリングのアンカーとアンカープレートをセットして組み付けました。 アンカーとアンカープレートのボルト組付けには、ロアーボールジョイントを外してあるとはいえリンクのゴムブッシュ等の反力があり、車の下にあおむけに寝て片足でリンクを下げ、両手でボルトの位置合わせをしながらの組付けは大変でした。
その後、ロワーボールジョイントやショックアブ等を組み付け、オキツモの耐熱塗装をしたフロントエギゾーストチューブも組付け、 最後にエンジンオイルを入れ、エンジンを掛けて点火時期調整をして今回の改善作業は終了しました。
尚、エギゾーストチューブに使用したオキツモの耐熱塗装は、塗装後2日間程乾燥した事で、エンジン始動時から全くと言って良い程加熱による煙が出ませんでした。
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