ジャガー Eタイプ, マフラーの塗装 [Eタイプ エンジン関係修理]
E タイプはレストアが終わり、車検を取ってちょうど2年。
レストアを行うに当って、”オール ステンレス” と言うマフラーを購入しましたが、実際にはフランジ部等は普通の鉄でした。 一番前のチューブは熱による変色と錆が始まっていました。
で、秋からのドライブ等に備え、幾つかの点検修正を行っておりますが、その一つにエギゾーストマフラーの耐熱塗装を計画しておりました。
近くの2軒のホームセンターから耐熱 ”600℃” と言う物を2種類購入してみました。
微妙に表現が違います。
Holtsは 「耐熱温度 600℃」, ソフト99の方は 「硬化後の耐熱温度600℃」 とありました。
また、塗装した感じも全く違っていました。
Holts ; 塗装後の雰囲気はパウダー状の様な艶消しで、常温乾燥では乾いたと言って
もかなりのべとつき感があり、結構扱いにくい。
(一般的に耐熱塗料は熱が加わらないと本当の乾燥,硬化はしない。)
ソフト99 ; 塗装し常温乾燥した後は、ほとんど一般の塗料と同じ様な感じに乾燥し、べとつき感も
無く、半艶塗装と言った所でした。
マフラー(太鼓)のパイプへ挿入等厄介な車への組付けの事も考えて、ほぼ普通の塗装の様に乾燥するソフト99の方をマフラーチューブに、Holtsの方はフランジ部に使ってみました。
(我が家には塗装ブースも整備場もありません。 庭に新聞を敷いての作業です。)
で、車に組付けた結果です。
9月27日追記
9月26日にエンジンを始動した所、
間もなく、エンジンルームからポヤポヤと煙。
あわてて、キーをオフにして点検。 原因が分らず???
再始動。 エギゾースト付近からモーモーと煙
エンジンをかけたまま点検。
先日耐熱塗装をしたエギゾースパイプからで、 煙? それとも塗料の溶剤の蒸発ガス?
10分弱で煙は収まり、少ししてエンジンをとめ、冷めるのを待ってエギゾーストを触ってみると
溶剤の気化したガスの様で、耐熱塗料が 「焼きつけ塗装」 になった様です。
ジャガー E タイプのエンジンルームは高温になり、ましてやマフラーは非常に高温になります。
特にエギゾーストマニホールドに近い所は 「耐熱600℃」 で足りるのかはなはだ疑問です。
と言う事はHoltsが良いのかソフト99の方がいいのかもきちんと評価できるかも。
何度か走って、渋滞にはまり、エンジンがオーバーヒート気味になり、ひやひや運転をしながら、今年暮れぐらいには結果が出るでしょう。
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