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ジャガー&ディムラー オーナーズクラブに参加 XJ-Sの紹介も加えて  [  カーショー 神奈川以外]

 
 暑い夏の始まりの日にジャガー&ディムラー オーナーズクラブに参加してきました。

 この暑さでは、Eタイプで渋滞にあったらたちまちオーバーヒートかも。

 で、今回は近所に住む方のジャガーの最新スポーツカー ”XKR” に同乗しての参加でした。

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 会場は東京 お台場の船の科学館駐車場でしたが、炎天下で暑くやむなく隣りの 「日だまり広場」
の駐車場に移動、 木陰でのミーティングとなりました。

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 で、今回はジャガー ”Eタイプ” の後に発売されたスポーツカー ”XJ-S” を簡単に紹介します。

 XJ-Sは1975年に Eタイプ の後継として発売されたが、デザインがEタイプとは大きく異なる事やジャガーのスポーツカー開発で進めて来た名称 Cタイプ→ Dタイプ→ Eタイプ から離れ、セダンの名称 ”XJ” のスポーツタイプという印象が強い ”XJ-S” になった。 この為Eタイプの後継と言うよりは、当時 「ジャガーが提案した新たなスポーツカー」 と思われている方が多いのでは。

 ジャガーの会社とEタイプの概要は下記の記事で紹介しています。
   http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-07-02


下写真は今回のミーティングに参加された ”SJR-S”
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 下の写真は 「JAGUAR The Classic Marque」 Steve Kennedy著 から転載させて頂きました。
この本は英語版ですが、1921年のサイドカーの時代から1996年頃迄の各車種を細かく紹介していて写真を見るだけでも参考になるいい本です。 写真が多く、厚さ3cmもあります。
 ただ残念ながら今は国内では買える所が少ない様で下記に問い合わせしてみるか、海外の販売店をnet検索してみる必要があるかも。
http://majestic-jaguar.jp/?eid=185


 XJ-Sは発売当時、全て 5.3リットル V12(V型12気筒)エンジンで、285馬力,ボディはEタイプより20cmも長い 4.88m であった。
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 その後1983年にオープンカーで直列6気筒3.6リットルエンジンを積んだXJ-SCが加わった。

 更に1989年、エンジンを強化し 6.0リットルV12 318馬力の ”XJR-S” が加わった。

 1992年にはボディのマイナーチエンジを行いリアーコーナーウインドーやリアーのテールランプまわり等の変更を行い、エンジンも 直6 4.0と V12 6.0リットルとなった。
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 で、XJ-S型はトータル115,413台を生産し、1996年4月に生産を終了した。
何と21年間フルモデルチエンジをせず生産した事になります。
Eタイプも1961年から15年間生産しており、EタイプとXJ-Sは今でもほとんどの部品が入手出来ます。


 国内メーカーは、ころころモデルチエンジし、部品管理をしきれず早く部品供給を打ち切ってしまう。
 「頻繁に出る目先の変わった(新しい)車」 が良いのか それとも購入後 「何時迄も部品供給され安心して長く乗れる」 どちらが良いだろうか? 勿論私は後者です!!!



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TS

日本では消費者も常に新しいモノを求める傾向にありますからね。(汗)
乗り物を消耗品と捉えている大半の消費者にとっては、それで十分でもあり、そういった姿勢だからこそ、日本メーカーがここまで急成長できたという側面もあるかと思います。

部品供給が数年で保証されなくなるのも、ローコストを維持するためにはやむを得ない事かと思います。
高級外車のように、部品や車両の価格に部品維持のためのコストを余分に転嫁しても支持が得られるなら良いのですが…。

…というのが末端の小企業の一員としての考えですが、やはり個人的には安く&永く部品供給して欲しいものです。(苦笑)
by TS (2013-07-15 10:12) 

kotobuki1946

TSさん
 確かにその通りですが、そろそろ新しい物を次々に発売し、古い物を切り捨てる時代を見直した方が良い様に思います。
 日本では、紙などは江戸時代からリサイクルされており、着物の洗い張りや布団の打ち直しもかなり昔から行われてきました。 
 しかし今では、世界一の使い捨て国家になってしまっており、一部には派遣社員まで使い捨てにされているやに。
もう一度使い捨て社会を見直してはと思います。


by kotobuki1946 (2013-07-19 22:21) 

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