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ジャガー E タイプのキャブレター調整 [Eタイプ エンジン関係修理]

 
 最近 ジャガー Eタイプのアイドリングが安定しなくなってきた。

 何時頃からか分らないが昨年12月頃には、走り始めは600回転(rpm)位だったものが、渋滞にはまりエンジンルームが高温になると900回転位になる事がある。 で、空ぶかし風にアクセルを踏み直ぐに離すと600回転に戻ったり戻らなかったり! 不安定この上ない。

 多分キャブレターの何処かが引っ掛かっているのか、調整不良なのだろうが良く分らない。


 で、前回書いた様にまずは点火時期をきちんと合わせて置いて、当然プラグの状態も点検して、アクセルリンケージとキャブの点検調整に取り組んだ。
 
 結果、下写真中央のキャブのファーストアイドルスクリューが締めすぎだった様で、一番前と後ろのキャブに比べ 0.2~0.3mm位スロットバルブに強く当っている様でした。 又、ファーストアイドルスクリュー脇のリンケージの動きが鈍くしかも他に比べ動き量が少ない様だった。
その為、アクセルペダルをはなした時に3個のキャブのスロットルが同時に安定して戻らなかったのだろうか? そうかなァ~ と疑問も残るが?

bblogDSCN0576.jpg


 ついでに、各キャブのエアーフロー(吸入空気の流量)も点検してみた。
 エアーフローの点検は上写真の様にエアーフローメーターを吸入ダクトの吸入口に当て測定した。
(本当は吸入ダクトとチョークリンケージを外しての作業だろうが横着な私でした。)

 結果、一番前と後ろのキャブに比べ、中央のキャブだけ流量が多い。
で、アイドルアジャストスクリューを調整し、3個のキャブのエアーフロー(流量)を同じにして見た。

DSCN0629のコピー.jpg


 上の2項目を調整して試走した結果、初め600回転位が、かなりの渋滞でエンジンルームが高温になっても700回転位迄しか上がらず、結果オーライだった様です。

では何故エンジンルームが高温の時だけアイドリングが上がるのか?
まだまだ疑問は多い物のもう少し走りながら様子を見てみようと思う。



 多分、多くの旧車のプロなら簡単に真の原因を当て、直してしまうのだろう。

 残念ながらまだ経験不足。 これから少しずつ ”トライ & エラー” を繰り返し経験を積んでいきたい。


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