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ジャガー Eタイプのエンジン点火時期調整 [Eタイプ エンジン関係修理]

 
 最近 Eタイプのエンジンのアイドリングが安定しなくなってきた。

 状況はと言うと、エンジンが暖まり、走り始めた時のアイドリングが 約600回転だった物が、走行中信号などで一時停止するとアイドリングが高くなり、更に走りエンジンルーム全体がより暖まると、一時停止時更にアイドリングが上がり、時には900rpm位になる様になってしまった。

 ようはエンジンが完全に暖まり、エンジンルーム内が高温になるとアクセルの戻りが悪くなる現象です。
多分キャブレターの何処かの調整がくるっているのだろう。
キャブの調整は苦手なんです。 ましてや3連キャブ。 2連のキャブより倍以上手間がかかる。


 で、キャブの調整を行う準備として、下写真のフラッシュライトで点火時期を点検してみました。

blogP2140703.jpg

 フラッシュライトの点火時期センサーを6番シリンダーのハイテンションケーブルに結び、車の前に寝ころばり、クランクプーリーにライトを当て点火時期を測定します。
(6番シリンダーと書きましたが、日本車や最近の車で言う1番シリンダーの事です。)

DSCN0577のコピー.jpg

blogDSCN0583.jpg

 上写真の〇印の所には、下写真の様にクランクプリーにメモリが切ってあり、”0”の位置が6番シリンダーの上死点(0度)です。 フラッシュライトでこのメモリを照らし、点火時期を角度で測定。
尚、クランクプーリーの目盛りは荒いので、私はフラッシュライトに付いている目盛りで測定しました。
blogP1010866.jpgblogDSCN0588.jpg

 ジャガーの点火時期の推奨値は10度。
今回の測定では約8度で、取り合えずジャガーの推奨値通りに再調整する事に。

 で、点火時期の調整は下写真の様にデスビ本体を少し回して、フラッシュライトで角度を確認し、又少し回してを繰り返し10度になる位置に調整します。

blogP9151275.jpg


 調整完了後、試走しましたが状況に変化は無く、アイドリングの不安定は相変わらず発生。

 キャブ調整が苦手とは言え、挑戦しなければ何時まで経っても苦手のままになってしまう。 出来る限り早めに調整しよう。



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