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ジャガー Eタイプ,ドアーの立て付け その2 (左ドアー) [ E-Type ボディ]

 
 前回の右ドアーに続き、左ドアーの建付けです。

 作業そのものは前回の記事右ドアーと全く同じですが、左はなかなか上手くいかず、どうどう巡りをしていましたが、私の実力ではここ迄と言う所まで来ました。


 下写真が完了状態の写真です。

blogP7160738.jpg



 で、作業に手こずったのは3つ。
1つはドアーヒンジを取り付けるフローテングナット(ナットが溶接等されておらず、ある範囲自由に動くナット)が空回りする様になってしまい、フードロック等を外して、下写真の様なナットを自作し取り付けました。

blog20110620P1010001 (5).jpgblog20110620P1010001 (10).jpg





 次に手こずったのは、
ドアーやドアーロックストライカーの位置をほんのちょっと変えただけで閉まらず半ドアー状態に。
初めは調整をするたびにきちんと閉まったり、閉まらなかったりで何が何だか分りませんでした。

 で、ドアーロックとストライカーの当り具合を右ドアーと比較しながら調整した結果、ストライカーの取付け角度や上下位置に対して非常に敏感に反応している事が分りました。
 とは言ってもこんなにも微妙なものだろうか??? 
左ドアーのドアーロックとストライカーは新品を購入。 非常に微妙になっている原因として、購入したドアーロックとストライカーの下写真の寸法がタイトすぎるのでは?
 現に、右ドアーはドアーロックのガイド下側を前オーナーが削っていました。 多分、前オーナーも苦労して、調整の結果ガイドを削るに至ったのだろう。 その前オーナーの改造によって右ドアーはスムースに調整出来たのだろうと思います。

bbP7130731.jpgblogP7170733_edited-2.jpg
前オーナーが削った右のガイド
blogP7170735.jpg

 で、3番目に手こずった問題はドアーサッシの後ろ側がリアーサイドウインドーのピラーと平行になりませんでした。 最初の写真の様にサッシの上部と下部とでは2.5mm位隙が違ってしまいました。
これは私の力では何ともしようがありません。

 今年3月、板金屋さんに再修理に出した主な目的はこの不具合を直す為だったのですが、左ドアーはほとんど直りませんでした。 窓ガラスとの関係もあり残念ながらこのまま行く事に。

 で、サッシのウエーザーストリップは、リップの長い部品をアメリカから購入。 リップ部分をサッシの隙に合わせカットし、最初の写真の様に完成としました。

usa P5170740_edited-1.jpg



 所で、ドアーの写真、変化しているのを気付きました???????

 そうなんです! ドアーの建付けで頭は熱くなり、お尻はむずむず。

 で、気晴らしに、今迄貼ってあった塗装保護の為の絆創膏を全て剥がしてしまいました!

 結果、こんな感じです。

P7160736b.jpg


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くっさん。

最後の一枚、ピカピカしたボディーにゾクゾクとしました (^^)
たくさんの部品の塊から、ジャガーになってきましたね。
by くっさん。 (2011-07-20 07:59) 

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