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東海道五十三次, 国府津から箱根湯本 [ 東海道五十三次]

 
 もう17日、日曜日。 時間のたつのが早い!
 最近ブログを書くのが遅れ気味で、記事がタイミングを逸してしまうのではと心配になっています。


 で、10月11日に東海道五十三次の内、神奈川県の国府津から箱根湯本迄を歩いてきました。

 東海道五十三次では、大磯宿の次は小田原宿、その次は箱根宿(元箱根)となります。
が、前回の大礒宿でアオバトを見る等遊びすぎ国府津迄しか歩けなかった事、そして小田原宿から一気に箱根の山越えはきついと判断し、箱根湯本迄の小田原宿の前後約8~9kmを歩きました。

 この小田原周辺は小田原城を初め観光地が多く、ちょっと足を延ばすときりが無いので、報徳二宮神社のお参り,ういろうの本家でお土産を買い,箱根で娘の家族との食事に絞ってみました。


 朝6時半頃に家を出て、JRの国府津駅に8時頃到着。
この国府津駅からは御殿場線が出ています。
御殿場線は、国府津駅から御殿場駅を経由して静岡の沼津駅までの区間で、昭和9年の丹那トンネルが開通する迄は国鉄の 「東海道本線」 でした。 国府津駅から6駅目の山北駅には鉄道公園もあり、 D52も展示されています。 何時かはのゆっくりと乗ってみたいローカル線です。
 御殿場線の紹介記事 http://www.bunkado.jp/gotenba/

国府津駅
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 で、国府津駅の前の国道1号線に出て、歩き始めました。
ここから酒匂川迄は歩道の所々に直径1mを超える大きな松が植わっています。
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 更に歩き、酒匂川にです。 予想以上に長い橋からは、右斜め前方に富士山や箱根の山々,右手には丹沢山が一望でき、景色は抜群です。

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 少し歩いた所で、小田原宿に入り、更に歩くと江戸見付けに。
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 で、小田原城近くの 「小田原宿 なりわい館」 に到着。 このなりわい館の手前が脇本陣だそうで、古清水旅館の所に資料館の看板がありました。
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 なりわい館でゆっくり休息を取った所、時間オーバーで箱根での昼食に間に合わなくなる っとあわてて出ましたが、小田原に来た以上は小田原城を写そうとお堀端まで。
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小田原城はこれだけ! ---とつれないKotobukiです。
(小田原城は多くの記事がありますのでそちらを検索して見てください。)

 で、急いで東海道に戻り、ういろう本店で 「お菓子のういろう」 を買いました。
江戸時代、ういろうは印篭の中に入れて持ち歩く漢方の「道中薬」 今の「正露丸」の様な役目だった様で、又、昔、接待の為に開発したのが ”お菓子のういろう” の様です。
ういろう本店のホームページは右記 http://www.uirou.co.jp/

下写真、ういろう本店のお店です。 小田原城ではありません。
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 急いで又小田原城址公園に戻り、二宮尊徳(尊徳は武士の名前で二宮金次郎)を祀る 「報徳二宮神社」にお参り。 二宮尊徳公の紹介記事は下記
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%B0%8A%E5%BE%B3

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 神社内にある看板には
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 とありました。
多分、永田町の方々や利益至上主義の社長さん方でも二宮金次郎さんを見て育っただろうと思いますが、武士となってからの二宮尊徳公についても勉強したらいいかも。


 東海道に戻り一路、箱根湯本に向かいます。
途中、国道1号線の上板橋交差点近くで小田原用水(早川上水)取入口を発見。
この用水は小田原の北条氏康の時代に建設された様で、日本では最古の上水になるのだそうです。
小田原早川上水の紹介ページは下記
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A9%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E6%B0%B4
取水口                         古い水道と石碑(中央)
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 更に急いで、といっても同じ様に東海道を歩いていた若い夫婦の方にはついて行けませんでしたが、1時半頃に箱根湯本駅に。

 遠くの幾つものアーチが箱根湯本駅で、左の川が早川です。
写真は3枚橋からで、この橋を渡り左に行くと箱根旧道です。 箱根駅伝のコースとは違ってきます。

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 で、箱根湯本駅で娘の家族と落ち合い、食事の為に宮の下の富士屋ホテルに。

 ホテルに着いたのが2時。 メインダイニングでの昼食としては最後のお客となってしまいました。
食べたのは当然の様に全員ビーフカレーでした。 孫はスープにパンでしたけど。

中央の奥がメインダイニング
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スープとビーフカレー
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孫もしっかりと食べてくれました。
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 で、今回の旅で出会ったクラシックカーは酒匂川の橋でSR3111台のみ。 写真は撮れませんでしたので、暑い秋らしく彼岸花と蝶(多分ジャコウアゲハ)を。 箱根湯本の1km位手前で撮影出来ました。

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 で、今回の旅は8~9km、何とも時間に追われた旅で、自宅から帰宅迄で28,500歩でした。


 さァー 次回は箱根越えです。
 頑張ろう。
 出来れば紅葉に合わせたいけどなァ~。


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小田原評定は ”何時迄も決まらない会議” の事を言いますが、実は城内の重臣たちによる定期会議で、北条氏五代も続いた当時としては独創的な祭り事を決める大事な制度でした。 兜をクリックし箱根を登りきれる様応援願います。

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コメント 7

BPノスタルジックカーショー

おはようございます。

御殿場線のD52はとても懐かしいです。
良く撮りに行きました。

彼岸花にアゲハは良いチャンスでしたね!!
by BPノスタルジックカーショー (2010-10-18 07:01) 

駅員3

ほー、国府津から箱根湯本までは意外と近いのですね!
これから、箱根越え頑張ってください[ウィンク][手(パー)]
by 駅員3 (2010-10-18 10:13) 

tsun

この東海道五十三次の歩き旅は、つくづく良い企画ですね。
私も真似して、三河,尾張,伊勢ぐらいを子供と歩いてみたい、なんて思ったりしています。鉄道で行き易いのがいいです。
by tsun (2010-10-18 15:18) 

くっさん。

東海道の記事、待っていました!
これが、教えていただいた、小田原のういろうですね(^^)
僕らも、次か、その次ぐらいには、小田原まで行けそうです。
富士屋ホテルは好きなクラッシックホテルなので、箱根越えの時は、1泊しようと計画中です。

ところで、パナソニックのエボルタくんも東海道を歩いていますね。
今日見たCMでは、同じ箱根越えでトラブルが出ていました。
by くっさん。 (2010-10-19 11:38) 

YUTAじい

こんばんは。
コメント妻に伝えます、ありがとうございます。
by YUTAじい (2010-10-20 23:00) 

kotobuki1946

BPノスタルジックカーショーさん
御殿場線は無人駅がある等ローカルその物の様で、近いうち是非乗りたいと思っています。

駅員3さん
箱根越え、頑張ります。 と言いつつ体力に自信なく不安いっぱい。

tsunさん
既に友達が歩いていてそのもの真似ですけどね。
初めてみるとほんとに多くの方が東海道を歩いています。
お子さんと歩くのは良いですね。 大賛成です。

くっさん
次回は何時頃でしょうかね。
くっさんの前に箱根まで行きたいなァ~なんて思っています。
そう、エボルタ君が歩いているのは知っていましたが、通過予定が分らず私の日程を合わせるのを諦めました。

YUTAじいさん
どういたしまして。

by kotobuki1946 (2010-10-21 18:59) 

standard55

国府津から歩いたんですね◎凄いです(^^)
確か二宮尊徳の生家は隣の栢山でしたよね?
宮ノ下の冨士屋ホテルのレストランは内装も素晴らしく
カレーは外せませんね☆☆☆それにラウンジのバニラアイスも
絶品です☆このホテルはEタイプが絶対に似合いますよね◎
by standard55 (2010-10-24 21:15) 

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