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真夏の東海道五十三次 茅ヶ崎~大磯 [ 東海道五十三次]

 
 7月21日に東海道五十三次の茅ヶ崎から平塚宿を経て大磯宿迄を歩いてきました。 多分10km弱。

 このくそ暑い中、さしたる用もないのに炎天下の国道一号線をただテクテクと。やっぱりアホだよね~。



 今回の目的は1200年頃に建造された旧相模川橋脚を見る事。 暑さに負けそうになったら即座にリタイヤする事。 大磯宿迄は一つの区切りですが、この暑さではリタイヤも絶対的に必要な目標値。


で、何時もより早めの8時に茅ヶ崎市役所前をスタートし、ゆっくり目で歩き始たがすぐに汗びっしょり。

 途中の茅ヶ崎の第六天神社に立ち寄り、7月19日(海の日)の浜降祭の事を伺ってきました。
 浜降祭 には寒川神社の神輿を中心に30基以上の神輿が茅ヶ崎の海岸に集結し、海に入ります。 第六天神社は早朝2時頃神社を出発し、茅ヶ崎駅前では他2基の神輿と合同で練り歩き、日の出の頃には茅ヶ崎海岸に終結するとの事。 来年は行ってみたい祭の一つになりました。
 詳しくは右記のページを http://hamaorisai.jp/
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 出発から小一時間歩き、旧相模川橋脚の手前に ”でかまん” のお店がありました。
当初このお店でお土産を買う予定でしたが、10時開店との事で諦めました。
どのくらい大きな饅頭かはこちらの方の記事を参照してください。
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14014937/dtlrvwlst/793538/
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 小出川の手前を左に曲がると最大の目的地 ”旧相模川橋脚” で、 場所は、新湘南バイパスと国道一号線の交差地点で、小出川の東側です。

 下写真に見えている橋脚はレプリカだそうで、本物は保存の為レプリカの真下に埋めてあるそうです。
 本物の橋脚は1126年~1260年の間に伐採されたヒノキだそうで、1198年 ”源頼朝の家来 「稲毛重成」 が亡き妻の供養に橋をかけた” との事。 橋の幅は9m 長さ40m だったそうで、今の様に車が無い時代、当時としては非常に大きな橋だったんでしょう。 

 で、1923年の関東大震災と翌年の大地震で、突然田圃の中からこの太い柱が出てきたそうです。
田圃の持ち主の方はビックリしたでしょうね。
 橋脚出現後、多くの方の協力で、長い間きちんと保存されていましたが、水中から露出した部分の傷みが激しく、平成13年に今の形の地中保存とし、レプリカを見学できる様にしたそうです。

右記にその写真集がありました。 http://www.gregorius.jp/photogallery/page_b31.html
ウィキぺディアの記事は
     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E5%B7%9D%E6%A9%8B%E8%84%9A

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大震災で橋脚が出現した時の様子
旧馬入橋.jpg

 旧相模川橋脚(旧馬入橋の方がぴったりかも)で30分の休息の後、更に歩く事20分位で、現在の馬入橋を渡り、平塚市に入りました。 橋の上は日陰も無くさぞ暑いと思いきや浜風で涼しい位でした。
上流を望む                            
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 駅前通りとの交差点を過ぎ、平塚本陣跡に到着です。
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  で、平塚の地名の由来の地があるとの事でそちらに行ってみる事に。
本陣から2ブロック先を右に曲がって約200m、要法寺の一角に寄り道です。

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 体調は、すごく暑い物のゆっくり歩いているのでそれほど疲れも無く、大礒宿迄行く事に。
花水川や高麗(こま)山を過ぎて、
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 化粧坂の交差点で国道一号線から外れ、右側の住宅街風の道を通って大磯町の街中に。

 で、大内館と言う旅館兼会席料理屋さんの別棟、蔵を改装したコーヒーショップで小一時間の休息。
先客が一人。 先客とお店のママさんの会話では、先客は市川市にお住まいだそうで、ママさんは柏市に7年間住んでおられたとの事。 市川の学校を出て、柏に兄が住んでいて、母は柏の隣町出身(現在は柏市と合併)の私は当然の様に2人の会話に加わりました。
 (帰宅後隣の御主人に大礒に行ってきた旨を話したら、隣の御主人から 「蔵のコーヒーショップに行った? 大内館と言ったかな? 私の友達がひいきにしている店だよ」 との事。 世間は狭い。)
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 蔵のコーヒーショップを出て少し歩くと ”海水浴場発祥の地” の標識。
そうだった! 大礒は海水浴場発祥の地でした。 全く頭に無かった!
明治18年に軍医の松本先生が健康増進の為に大磯の照ヶ崎海岸で海水浴を開いたとの事。
国道1号線の案内標識                    海水浴場発祥の記念碑
P7210578.JPGP7210588.JPG

 照ヶ崎海岸に出てみると、あれェ~この景色! アオバトの飛来地です。 これも頭になっかった。
4・5年前にアオバトの飛来地が湘南にあり、何度もネットの航空写真を見て 「何時かは行ってみよう」 と思っていた所です。  (大磯駅前の観光案内所で確認した所、一日に多い時で500羽程、数十羽ずつの群れで飛来するとの事。 時間は朝7時半がピークとの事。)
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 で、見る所が多く、あっちだこっちだとうろうろして、やっとの事大磯本宿跡に到着しました。
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 大磯町は小さい町で見どころは ”吉田茂邸ぐらい” と期待していませんでしたが、全くの見当違い。
冷静に考えてみると、聞いた事のある名所・旧跡ですが、私の頭の中では東海道五十三次の大磯宿と結びついていませんでした。
 次回は大磯の海岸に7時頃迄に行き、アオバトをゆっくり見て、それから市内観光をして、余力で東海道五十三次を少し と思っています。 


 今回の距離は約10km位
 歩数 茅ヶ崎~大磯迄寄り道を含めて 約25,000歩
     自宅から帰宅迄 29,900歩

 大事な事を書き忘れていました。 大礒は水曜日が商店の定休日で、昔ながらのレストランや食堂の多くが
お休みでした。


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BPノスタルジックカーショー

おはようございます。

この辺は良く行きました。
わが師の梅田モータースの本社が近いです。
近くにこんな所が有るとは・・・・・知りませんでした。
by BPノスタルジックカーショー (2010-07-28 06:30) 

駅員3

ここら辺はあまり行った事が無いので、歩いてみたくなりました[わーい(嬉しい顔)]
特に大磯界隈はソネブロのSILENTさんが紹介されているので、ますます行きたくなりました[わーい(嬉しい顔)][ぴかぴか(新しい)]
by 駅員3 (2010-07-28 06:37) 

くっさん。

暑い中、お疲れ様でした。
“でかまん”と“蔵のコーヒーショップ”と、大磯を走る時の楽しみが出来ました(^^)
こちらは、夏季の間は休止中で、浜名湖で止ったままです。
by くっさん。 (2010-07-28 11:18) 

雅

暑い中ご苦労様でした。
体調の方はすっかり良さそうで、なによりです。

by (2010-07-28 21:21) 

standardgogo

湘南の熱風?になった1日ですね◎ 
茅ヶ崎駅・・・20数年前ですが、山鉄さんというスーパーに
何度か行きました。
by standardgogo (2010-08-01 18:59) 

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