ジャガー Eタイプ,ハッチバック ヒンジカバーの皮貼り。 [ E-Type 内装]
先月後半からは、エンジンルームのレストアから内装に重点を移しております。
------ なぜ?????
寒い外でのエンジンルームより、室内のストーブの前で出来るお針子さんの方が快適だから。 それだけの理由です。 ようは横着なだけです。
と言う事で、先週末風邪をひいていた時間を有効活用(?)し、形状的に厄介と思われるハッチバック ヒンジカバーのお針子さんをしました。 だから未だ風邪は完治しないのですが!!!!!
以前にも紹介しました様に、この車のハッチバックは横開きです。 ハッチバックの記事は下記
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-10-08
ハッチバック ヒンジカバーは写真の様に組付けます。
完成した部品はこんなです。 写真の左を先に作りましたが、十分に納得のいくものではなく、右はその対策を入れて縫いました。 従って、右の方がよく出来たと思います。
おかげで、左の悪さ、中央の縫い目の所に角があり、しかも縫い目がクニャクニャ曲がっている事だけが目に付き、暇を作って縫い直したいなァ~~~。
で、どんな工程を踏んで、ここまで来たかと言うと、
1.ヒンジカバーのベースの錆を取り、カチオン塗装。
街のスプレー塗装は接着剤の溶剤で塗料が溶け、又、接着剤の種類によっては錆を促進します。
従って、強固な防錆力と薬品に強いカチオン塗装にしました。
2.写真の様に、ビニールシートで型紙取りです。
3.取った型紙で皮を裁断。 この時は、縫い代は勿論の事、縫った時にどこがどれだけ縮みそうか、
折り返すとその曲げ分だけ短くなるので、その寸法変化を考慮しながら大きめに切ります。
4.で、やっとお針子さんです。
写真の上の矢印で、縫ってない赤の矢印に対し、縫う事で緑の矢印の様に大きく縮みます。
自己流ですが、私の縫い方は左記 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2006-11-25
5.続いて、ベースにウレタンを貼り、皮を貼って出来上がりです。
ここが大事な所 とおっしゃる方もいるかと思いますが、ここまでくると完成の姿が見え、写真を
撮るのを忘れ、さっさと貼ってしまいました。 次のチャンスには忘れなで写真を撮ります。
で、出来上がったのが冒頭の写真で、横から見た所が下写真です。
少し、たるみが残っています。 このたるみをなくすには私の実力では改善をあと3回位やらないと無理かも。 そこまでの根気はありません。
皮の縫製作業で、最も目立つ縫い目はこんなです。
最後に、前任者の縫製と出来上がりはこんなです。 いくら素人でもアメリカ人には負けられません!
------ なぜ?????
寒い外でのエンジンルームより、室内のストーブの前で出来るお針子さんの方が快適だから。 それだけの理由です。 ようは横着なだけです。
と言う事で、先週末風邪をひいていた時間を有効活用(?)し、形状的に厄介と思われるハッチバック ヒンジカバーのお針子さんをしました。 だから未だ風邪は完治しないのですが!!!!!
以前にも紹介しました様に、この車のハッチバックは横開きです。 ハッチバックの記事は下記
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-10-08
ハッチバック ヒンジカバーは写真の様に組付けます。
完成した部品はこんなです。 写真の左を先に作りましたが、十分に納得のいくものではなく、右はその対策を入れて縫いました。 従って、右の方がよく出来たと思います。
おかげで、左の悪さ、中央の縫い目の所に角があり、しかも縫い目がクニャクニャ曲がっている事だけが目に付き、暇を作って縫い直したいなァ~~~。
で、どんな工程を踏んで、ここまで来たかと言うと、
1.ヒンジカバーのベースの錆を取り、カチオン塗装。
街のスプレー塗装は接着剤の溶剤で塗料が溶け、又、接着剤の種類によっては錆を促進します。
従って、強固な防錆力と薬品に強いカチオン塗装にしました。
2.写真の様に、ビニールシートで型紙取りです。
3.取った型紙で皮を裁断。 この時は、縫い代は勿論の事、縫った時にどこがどれだけ縮みそうか、
折り返すとその曲げ分だけ短くなるので、その寸法変化を考慮しながら大きめに切ります。
4.で、やっとお針子さんです。
写真の上の矢印で、縫ってない赤の矢印に対し、縫う事で緑の矢印の様に大きく縮みます。
自己流ですが、私の縫い方は左記 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2006-11-25
5.続いて、ベースにウレタンを貼り、皮を貼って出来上がりです。
ここが大事な所 とおっしゃる方もいるかと思いますが、ここまでくると完成の姿が見え、写真を
撮るのを忘れ、さっさと貼ってしまいました。 次のチャンスには忘れなで写真を撮ります。
で、出来上がったのが冒頭の写真で、横から見た所が下写真です。
少し、たるみが残っています。 このたるみをなくすには私の実力では改善をあと3回位やらないと無理かも。 そこまでの根気はありません。
皮の縫製作業で、最も目立つ縫い目はこんなです。
最後に、前任者の縫製と出来上がりはこんなです。 いくら素人でもアメリカ人には負けられません!
手縫いでピッチの正確さはさすがです!
性格ですね!私はいいかげんですから
by pace (2008-12-12 00:27)
おはようございます。
ここまで自分でやられれば・・・・・
すごいの一言ですね!!
by BPノスタルジックカーショー (2008-12-12 05:04)
風邪は万病の元と言いますので、お体お大事に!
by ガンバルおやじ (2008-12-12 06:01)
エンジンやボディーのレストアはともかく、ここまで手作りでやられる方って少ないと思うんですけど。ホント脱帽します。
by R-Month (2008-12-12 22:40)
シームまで完璧に仕上げるkotobukiさんは、いったいどこまでスゴい
のでしょうか。それにしてもこの時代のジャガーは造りが繊細ですね。
by rikurie (2008-12-13 00:04)
paceさん
ピッチはスケールでメモリを付けて針で穴を事前に開けて縫っています。
皮は失敗するとその場で廃却になるのでどうしても慎重になってしまいます。
BPノスタルジックカーショーさん
車で最も多くの時間目にするものなので、内装が自分好みだと気分がいいんで。
ガンバルおやじさん
気お付けます。 今回は原因は見当たりません。
長い間風邪をひいていないんで、神様が予防接種してくれたんだと思います。
R-Monthさん
内装は、根気の一言です。
rikurieさん
完璧ではないんです。 やるたびに出来が異なるので、前にやったものが幼稚に見えたりして、やり直すかどうか悩んでしまいます。
by kotobuki1946 (2008-12-13 07:26)
ここまでやってしまうなんて、脱帽です。
男のロマンですね。
by mitu (2008-12-14 09:15)
mituさん
上手くいかず、自分の技術のなさを痛感する事が多いですがね。
でも、それがまた楽しいのかも。
by kotobuki1946 (2008-12-17 06:45)