ジャガー Eタイプ スターターモーターの組付け [ E-Type エンジン補器]
今回は、スターターモーターの取り付けです。
スターターモーターは写真右の様にハイパワー仕様を購入しました。 オリジナルの従来品(左)と比較すると重さは半分ぐらい。 大きさも小さくなっています。
新しい物を取付け様と思ってはいたのですが、2週間位前からなんとなく ”作動チェックをした上で付けないと” と思い始めていました。 で、作動チェックです。 うんともすんとも言いません。
念のため、マイナスアースでも試みましたが全く同じです。 (お気付き? この車プラスがアースです。)
っで、従来品を確認すると全く問題なく回り、しかも、プラスアースでも、マイナスアースでも同じ方向に回ります。 (将来マイナスアースに変更してもオリジナルのスターターはそのまま使える事が判明。)
又、この車を購入した時も問題なくスターターは回り、エンジンがかかりました。
更に新規購入のスターターモーターは最初の写真で分る様にギアーが ”飛び出し型”です。 オリジナルは ”引き込み型”です。 オリジナルの最初の写真とすぐ上のモーター回転中の写真のギアーの位置を見て下さい。 ギアーがモーター側に移動しています。
通常スターターモーターは停止していて、エンジンをかける時だけギアーが移動し、フライホイールのギアーに噛み合い回ります。 この時のギアーの移動がオリジナルはモーター側に引き込む様にして回ります。
と言う事はフライホイールのギアーの歯は?
下写真の様にギアーの歯を斜めに削り、オリジナルのスターターのギアーが入りやすくなっています。 新しいモーターを使うとギアーがフライホイールのギアーにぶつかり、噛み合いにくくなります。
残念ながら新モーターは、修理が必要な上にフライホイールのギアーの追加工が必要な様です。 ちょっと位のエンジン調整不良はスターターのハイパワーで無理やりエンジンをスタートさせ様と思ったのに。
(折を見て、イギリスにクレームの相談をし、少なくとも動く物にはしておきたい。)
と言う事で、今回は、オリジナルを掃除し、ペンキを塗り、組み付ける事になりました。
実はこのスターターモーターはトランスミッションにボルトとナットで締め付けてありますが、車載状態ではスパナもボックスも入らず取り付け・取り外しができません。
で、前のオーナーは下写真の様にボディに穴を開けてしまいました。 これでも一人がエンジンルーム側から特殊スパナでボルトをおさえ、一人が室内からナットを緩める、2人作業で外したと思います。
上側のボルトは普通にボルトとナットの組み合わせでエンジンルーム側から組み付けました。
下側は、組付け易くする為にボルト部分にナットプレートを製作、セットしておき、下写真のスパナを使い、エンジンルーム側からの一人作業で組付け完了。
やっと組付け完了
で、前オーナーが開けた穴は残し、手製のカバーを付ける事にしました。 (写真は仮付です)
せっかく手に入れた新しいスターターモーターは使えず、代金194ポンド 約42000円が宙に浮いてしまいました。 (新しいスターターモーターは安いと思うが、動かないとこれほど高いゴミはないのですが。 国産車なら10万円を切る位の値段ですか?)
今回の花は、一昨日まで田舎に行っていましたので、田舎の家で咲いていた花です。
スターターモーターは写真右の様にハイパワー仕様を購入しました。 オリジナルの従来品(左)と比較すると重さは半分ぐらい。 大きさも小さくなっています。
新しい物を取付け様と思ってはいたのですが、2週間位前からなんとなく ”作動チェックをした上で付けないと” と思い始めていました。 で、作動チェックです。 うんともすんとも言いません。
念のため、マイナスアースでも試みましたが全く同じです。 (お気付き? この車プラスがアースです。)
っで、従来品を確認すると全く問題なく回り、しかも、プラスアースでも、マイナスアースでも同じ方向に回ります。 (将来マイナスアースに変更してもオリジナルのスターターはそのまま使える事が判明。)
又、この車を購入した時も問題なくスターターは回り、エンジンがかかりました。
更に新規購入のスターターモーターは最初の写真で分る様にギアーが ”飛び出し型”です。 オリジナルは ”引き込み型”です。 オリジナルの最初の写真とすぐ上のモーター回転中の写真のギアーの位置を見て下さい。 ギアーがモーター側に移動しています。
通常スターターモーターは停止していて、エンジンをかける時だけギアーが移動し、フライホイールのギアーに噛み合い回ります。 この時のギアーの移動がオリジナルはモーター側に引き込む様にして回ります。
と言う事はフライホイールのギアーの歯は?
下写真の様にギアーの歯を斜めに削り、オリジナルのスターターのギアーが入りやすくなっています。 新しいモーターを使うとギアーがフライホイールのギアーにぶつかり、噛み合いにくくなります。
残念ながら新モーターは、修理が必要な上にフライホイールのギアーの追加工が必要な様です。 ちょっと位のエンジン調整不良はスターターのハイパワーで無理やりエンジンをスタートさせ様と思ったのに。
(折を見て、イギリスにクレームの相談をし、少なくとも動く物にはしておきたい。)
と言う事で、今回は、オリジナルを掃除し、ペンキを塗り、組み付ける事になりました。
実はこのスターターモーターはトランスミッションにボルトとナットで締め付けてありますが、車載状態ではスパナもボックスも入らず取り付け・取り外しができません。
で、前のオーナーは下写真の様にボディに穴を開けてしまいました。 これでも一人がエンジンルーム側から特殊スパナでボルトをおさえ、一人が室内からナットを緩める、2人作業で外したと思います。
上側のボルトは普通にボルトとナットの組み合わせでエンジンルーム側から組み付けました。
下側は、組付け易くする為にボルト部分にナットプレートを製作、セットしておき、下写真のスパナを使い、エンジンルーム側からの一人作業で組付け完了。
やっと組付け完了
で、前オーナーが開けた穴は残し、手製のカバーを付ける事にしました。 (写真は仮付です)
せっかく手に入れた新しいスターターモーターは使えず、代金194ポンド 約42000円が宙に浮いてしまいました。 (新しいスターターモーターは安いと思うが、動かないとこれほど高いゴミはないのですが。 国産車なら10万円を切る位の値段ですか?)
今回の花は、一昨日まで田舎に行っていましたので、田舎の家で咲いていた花です。
2008-08-19 07:07
nice!(13)
コメント(8)
新品の方が故障とはうまくいきませんね (; ;)
by ガンバルおやじ (2008-08-19 10:25)
新しいモーターが良いのでしょうが不動品ではしょうがないですねトホホ
+アースでは雨の時など怖いです
今のうちに-アースにはしないのですか
by pace (2008-08-19 11:30)
作動チェックが吉と出ましたね。素晴らしいです。
by jinn (2008-08-19 12:46)
こんにちは。
それは痛いですね!!
しかしオリジナルが一番です。
今はセルモーターでもダイナモでもOHしてくれるところがあります。
by BPノスタルジックカーショー (2008-08-19 16:14)
本当に私のG12と同じスターターに見えますね!
リングギアの当る所はいつも同じなので、引き込み式ピニオンだと
フライホイールからリングギアを剥ぐ力が作用するようです。
ジャガーは手の入るスペースがタイトなので、なかなか手強いですね。
by rikurie (2008-08-19 19:56)
アフター品は得てして汎用で専用でなかったりしますよね…
それに加え作動不良とはヘコみますね(泣)。
でもとりあえずはオリジナルが使えるので良かったですね。
幸か不幸か?前オーナー氏の開けた穴もあるので、
今後乗せ換えのときもミッションは外さずに済むわけですし…
プラスアースだけにプラス思考でゆきましょう♪
by Go-Ray (2008-08-19 20:55)
こんにちは。
何でこんなところにネジが・・・ということがよくありますよね。
たった一つのボルト外しに何時間も、ということが時々あってそういう時は本当にクルマの整備が嫌になります・・・
by OILMAN (2008-08-20 21:46)
ガンバルおやじさん
ほんと、新品が動かないとはね。 何となく嫌な予感があったんです。
paceさん
出来る限り早くマイナスアースにしたいと思っています。 ナビやETCを付けられないので。
jinnさん
チェックしてよかったです。 でないとギアーの飛び出し型にも気付かなかったかも。
BPノスタルジックカーショーさん
今回の事で、とりあえずダイナモもオリジナルで行くことにします。
マイナスアースにする時に変えないといけないかもしれませんが。
rikurieさん
よくにているでしょ。 本体のねじの形状などから多分同じメーカーでしょうね。 私のはピニオンの内径に溝がほってあり、モーターが回りだすと遠心力でピニオンが溝にそってモーター側に移動するようになっています。
Go-Rayさん
考えてみるとナットプレートをミッションケースにビス止めしたので、前オーナーの穴は役に立たないかも。
OILMANさん
スターターのボルトナットも工場ではエンジンとミッションに組み付けた状態で、車に乗せるので気付かなかったのでしょうね。
車を設計する方は実験部門などの分解しにくい所をよく聞くべきですね。
by kotobuki1946 (2008-08-22 08:29)