ブローバイ と イグニッション コイルの組付け [ E-Type エンジン補器]
ここ2カ月くらい、密かにエンジンの外装部品とフロントサスペンション部品をメンテしています。 (書いたら密かにではなくなってしまいますね。) 今後順次組付けられるかと思います。
今回はまず、ブローバイ セパレーター(シリンダー下部から漏れたガス=ブローしたガスとそれに混じっているエンジンオイルを分離する装置)をシリンダーヘッドに組付けました。
エエッ! この部品今迄のエンジンの写真に写っていた。
と気付かれた方もおられると思いますが、実は今迄は仮付けだったんです。
っで、メンテ前はこんな状態でした。
このアルミ製の本体はシリンダーヘッドをポリッシュした時ついでにポリッシュをしておきました。
”何でこんな複雑で、高価な部品にするんだろう” ”単にパイプを曲げ、オイル切ネットを付け、ブローバイガスの通路を上にあげればいいんだろう” と大いなる疑問を持ちながら。
ブローバイ セパレター の構成部品です。
写真ではよくわかりませんが、ネットの形状が異なっていますが、新規購入の方がエンジンにマッチしている様に思えます。
続いて、イグニッション コイルを取り付けました。
当初、新品を購入しようかと思いましたが、今だに取り外した部品や既に購入した部品はいたる所に山になっている事、 取り外したコイルが 1997年製と比較的新しい事 (多分数年しか使っていない)から グッと買うのをこらえました。
尚、このコイルはハイテンションコードを取付ける樹脂部分が”白”で標準品ではない様です。---と言う事でいずれは買い替える事になるでしょう。
コイルとそのブラケットです。
このブラケットは亜鉛のユニクロメッキの上から黒く塗装されていました。
色々な本の写真を見るとブラケットの色は塗装による黒があるかと思うと、メッキの白もあります。 で、最終的に出した答えは、1967年に撮られたジャガーの組立ラインの写真 (シリーズⅡ)で、白い色をしていましたので、多分カドミウムメッキだと思います。 従って私は、下写真の様に3価クロームでクロメートした亜鉛メッキの上にクリアー塗装を塗りました。 (カドミウムメッキは公害の関係から廃止になっています。)
で、組付けた結果です。
今日の庭の花はサボテンです。 昼間は花が開いていますが、下写真の様に夕方にはしぼみ、翌日また開きます。
今回はまず、ブローバイ セパレーター(シリンダー下部から漏れたガス=ブローしたガスとそれに混じっているエンジンオイルを分離する装置)をシリンダーヘッドに組付けました。
エエッ! この部品今迄のエンジンの写真に写っていた。
と気付かれた方もおられると思いますが、実は今迄は仮付けだったんです。
っで、メンテ前はこんな状態でした。
このアルミ製の本体はシリンダーヘッドをポリッシュした時ついでにポリッシュをしておきました。
”何でこんな複雑で、高価な部品にするんだろう” ”単にパイプを曲げ、オイル切ネットを付け、ブローバイガスの通路を上にあげればいいんだろう” と大いなる疑問を持ちながら。
ブローバイ セパレター の構成部品です。
写真ではよくわかりませんが、ネットの形状が異なっていますが、新規購入の方がエンジンにマッチしている様に思えます。
続いて、イグニッション コイルを取り付けました。
当初、新品を購入しようかと思いましたが、今だに取り外した部品や既に購入した部品はいたる所に山になっている事、 取り外したコイルが 1997年製と比較的新しい事 (多分数年しか使っていない)から グッと買うのをこらえました。
尚、このコイルはハイテンションコードを取付ける樹脂部分が”白”で標準品ではない様です。---と言う事でいずれは買い替える事になるでしょう。
コイルとそのブラケットです。
このブラケットは亜鉛のユニクロメッキの上から黒く塗装されていました。
色々な本の写真を見るとブラケットの色は塗装による黒があるかと思うと、メッキの白もあります。 で、最終的に出した答えは、1967年に撮られたジャガーの組立ラインの写真 (シリーズⅡ)で、白い色をしていましたので、多分カドミウムメッキだと思います。 従って私は、下写真の様に3価クロームでクロメートした亜鉛メッキの上にクリアー塗装を塗りました。 (カドミウムメッキは公害の関係から廃止になっています。)
で、組付けた結果です。
今日の庭の花はサボテンです。 昼間は花が開いていますが、下写真の様に夕方にはしぼみ、翌日また開きます。
2008-07-03 23:09
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コメント(6)
ピカピカになっていくエンジン、気持ちいですね~
by ガンバルおやじ (2008-07-04 05:25)
おはようございます。
当時からイギリスは進んでますね。
ブロ―バイが日本で取り付けられたのは70年代からですから。
しかもセパレーターで分離するのはすごいですね。
日本車は垂れ流し状態でした。
by BPノスタルジックカーショー (2008-07-04 06:20)
ロータスツインカムは、ブロックのブローバイ排出口に
単純なメタルのアウトレットパーツが付き、
市販のホースを挿してだけなのですが、
ジャガーの美しくも複雑な部品造形に感嘆しました。
by rikurie (2008-07-04 12:26)
こんにちは。
ブローバイガスもそのまま戻すとインテークがオイルまみれになったりするので、新品にしておくと安心ですね。
私のロードスターはノーマルではそのまま戻してありますが、エンジンチューニング後は圧縮が高いため分離タンクを自作しました。
普段は大丈夫なのですが、サーキット走行後はオイルが溜まっていますよ。
by OILMAN (2008-07-05 20:45)
ガンバルおやじさん
だんだんピカピカの所が増えてきました。
BPノスタルジックカーショーさん
この頃に発売されたB10はブロックの下に垂れ流しでした。
ジャガーも多分、どうすればガスをきちんと回収できるか試行錯誤してた頃のものでしょうね。 だからこんなお金のかかった構造になったんだろうと思います。
rikurieさん
こんな凝った構造で、しかもポリッシュまでしていたのだからゆとりのある車造りをしていたんですね。
OILMANさん
オイルの分離タンクまで作られたんですか。 高回転ですとガス流も早いから、どうしても分離できないんですね。
by kotobuki1946 (2008-07-08 18:55)
ブローバイのセパレーターは、可愛らしい形をしていますね。
この部品だけを眺めていても、飽きないぐらい。
ひとつひとつの仕上がりを見ると、kotobuki1946さんのコダワリと愛情具合が伝わってきます(^^)
by くっさん。 (2008-07-09 08:17)