為替のいたずら [日記]
先週ジャガー Eタイプのブレーキペダル ユニットの部品を多数イギリスに発注した所、ほとんどの部品が ”Turned Down (打切り)” でした。 慌ててアメリカの幾つかの部品会社に問い合わせをしている中で分かった為替のいたずらを報告します。
ブレーキ液のタンクを、エギゾースト マニホールドの熱から守るヒートシールドプレート(遮熱版)は、製造元のイギリスよりアメリカの方が安く買える事が分かりまいた。
イギリスの ”SNG Barratt” 本社は42.25ポンド 今現在の為替は239.53円/ポンドですので 10120円。 同じ ”SNG Barratt” アメリカ支社では 79.00ドル 今現在の為替は118.37円/ドルですので 9351円。
という事でアメリカの方が769円(7.6%)も安い。 今回、輸送費は調べてありませんですが、流通量が多く、競争の激しいアメリカルートの方が輸送費も安いと思います。
( ちなみにポンドとドルの関係は、 2.02ドル/ポンドです。 42.25×2.02=82.35ドルで、アメリカの価格自体 397円相当安めの設定でした。 )
今現在は円安、ポンド高ですので、イギリス車の部品はアメリカで買えという時期かも。
ただ私の経験からするとアメリカは需要が多いので、部品販売会社が独自に東南アジア等で部品を作っている場合がありますので、購入先をきちんと選ばないと失敗する事もあり、要注意です。
今日の写真は1930年型 クライスラー モデル 66。 SPL311にシボレーのV6エンジンを載せた カーキチの父親の車です。 勿論今も走っています。
今はユーロが強くなってきましたね~ ドルとユーロの2強時代です。
結局、円の一人負けです。
部品ですが、ちゃんとしたものが見つかるといいですね。
by ガンバルおやじ (2007-08-12 13:17)
一時の円安から今は円高になってますから部品
買うの今ですね~
でも粗悪な部品を買うのは嫌ですよね~
いい者を安く買えるのが一番ですね~(^―^)
by (2007-08-12 16:07)
クライスラー モデル 66 のタイヤなんかも揃うんでしょうね~
文化としての定着か~
by pace (2007-08-12 18:21)
ガンバルおやじさん
本当に円が安い。 最大の原因は預金金利の安さです。
kazuさん
一時の円安からは少し改善されましたが、まだまだです。 安く良い物を
買えればね。
paceさん
タイヤは勿論揃います。 日本は現行車でも売れなければ打ち切って
しまう。 行き過ぎた効率第一主義は味気ない。 まさに文化の違いです。
by kotobuki1946 (2007-08-12 22:08)
すごいですね。いろんなところから部品が買えるんですね。
私のはマツダ車で、しかも広島在住なので今のところ困ったことはないですけど、カムの時も思いましたが、絶対途中であきらめそうです・・・
by OILMAN (2007-08-12 22:08)
OILMANさん
車一台組上げるので、やることは一杯あります。 だからあせって今これをやらなければと言う事が無いので、望みがあればそれをトライしていくだけです。
by kotobuki1946 (2007-08-13 06:37)
ユーロはすごく高くなりましたね。
それに旧車の部品は値上がりしているように思います。
イギリス人は、物持ちがいいので羨ましいです(^^)
by くっさん。 (2007-08-13 21:26)
くっさん
ジャガーの部品も年々5%位値上がりしています。 その上に円安です。
しかも対ポンドが一番効いているようです。
by kotobuki1946 (2007-08-13 23:12)
アメリカはアメ車のみならず、
他国製の車パーツも出てくるのが魅力ですね。
日本製のバイクでも、日本で人気がなくても向こうでパーツが出てたりしますしね。
by (2007-08-15 23:46)