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アメリカの海での船釣 その2 貸切り船 [アメリカ旅行]

 6月13日に ”アメリカでの海釣の概要と乗合船”について紹介しましたが、今回は貸切の船での釣を紹介します。 貸切での釣はディープ シィー フィッシング(深場の釣で、日本の海釣に相当) と トローリングがあります。 いずれも費用は半日6~7時間で350ドル程度(入漁料込み)、1日コース8~10時間で600ドル程度です。

 今回紹介するのは娘とノースキャロライナ州のナゴヘッド(Nag Head)に行った時のトローリングです。TVで紹介する様な大型カジキ狙いとは違い、一般的な魚狙いです。

 このナゴヘッドはある事を行った事で世界的に有名な所です。 私も小学校か中学校で勉強しました。

 そうです。 ここはライト兄弟が始めて飛行機で飛んだ所です。 左がその記念碑。 右が飛んだ所と言われています。 当時の写真や映画では砂浜になっていますが、今は芝生の記念公園になっており、当時の飛行機(復元機と思う)も展示されています。

 私はケンタッキーに住んでいましたので、海岸まで燃料と食事の買込み以外はノンストップで12時間。 釣に行った時はほとんど観光はせず、釣が終わったら直ぐに帰路につき、翌日の午後には現地駐在の日本人に釣果を配達です。 従って、釣は3連休にしかいけません。 今回も観光は初飛行地だけです。 写真も普段はほとんど撮らず、頭の中は釣1色です。

 貸切の船です。右がキャプテン、左が釣のヘルパーでキャプテンの奥さんです。 中央が私。
私が利用した貸切の船は何処でもクルーザーでした。

 娘が釣上げている所。 この時の船には肘掛付の椅子2脚があり、贅沢な気分で釣を楽しみました。

 釣上げ非常に喜んでいます。 彼女は元々から釣り好きで、嫁いだ娘(マンゴーの娘)も婿さんと会社の仲間とたまに釣に出かけています。 この写真の様に基本的に釣り人には魚を触らせません。 ヘルパーが餌付けをし、引寄せたらヘルパーが取込んでくれます。

 釣果です。この時の目的はキングマッキール(King Mackerel,大鯖とでも訳すのかな,日本では見た事がなく鯖と色も模様もほぼ同じで、1m位に細長くした様な魚)を狙いましたが、残念ながら外道だけです。

 この時の釣果は非常に少なく残念な結果でしたが、一般的には一人日本の大型クーラー1杯分位は釣れます。 (ほんとですよ)

 下の写真はジョージア州のタイビーの時で、これが日本を含めた私のレコードです。 (この時は私たちが日本人で釣経験があり、しかも安全な魚の為自由に触らせていただきました。)
この魚はレッドドラムと言い鳴くそうです。 この魚は岸から確か2マイル以上はなれた所で釣った場合は持ち帰り出来ません(産卵の親を保護する為)。 この様にアメリカでは魚種毎に細かく持ち帰り可能範囲を決めており、キャプテンは厳格にまもっていました。
例 : シーバス(スズキの仲間)も25cm以上。 淡水のブラックバスも25cm以上が持ち帰り可等。

次回はEタイプに戻ります。


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あっ、キティホークの丘だ!
僕がアメリカEAA(自作航空機協会)に入会した当時の会員証は、
動力飛行100周年記念で、ライトフライヤー兄弟をあしらったものでした。

しかし「レッドドラム」はデカいですね。重さはどのくらいなのでしょうか?

…あっ、いとこだ!(笑) 
彼女、元気ですか? しばらく会ってないなぁ~。
by (2007-07-13 00:24) 

ガンバルおやじ

おはようございます。
魚を触れないのは寂しいんでしょうね。
しかし、12時間もかけて行かれるとは驚きと共にアメリカは広いですね。
by ガンバルおやじ (2007-07-13 06:05) 

いとお

ライト兄弟が初飛行はノースキャロライナだったんですね。
知らなかった(^^;
大海原に出て、とっても気持ちよさそうです(^^)
いいなぁ~
レッドドラムでっかいですねぇ~(^^)
by いとお (2007-07-13 11:58) 

くっさん。

ノースキャロライナのシャーロットには、何度か行ったのですが、
ナゴヘッドって知りませんでした。知ってたら行きたかったですよ!
釣りも、あまりやったことがないので、
アメリカ式に手伝いをしてもらえるのがいいです!
さすがにアメリカ生活、満喫って感じですね(^^)
by くっさん。 (2007-07-13 16:36) 

kotobuki1946

Go-Rayさん
 初フライト100周年の年、フロリダからの帰りに州都のシャーロット
空港を利用しましたが、記念グッツでいっぱいでした。
 アメリカのカレッジ バスケットボールリーグで、ケンタッキーのUKの長年の宿敵(親の敵みたいな)がノースキャロライナでしたので、何と無く何も買わなかったんです。 100周年グッツを買っておけばよかったと後悔しきりです。

ガンバルおやじさん
本当に日本人の釣り人が触れなかったら、味気ないと思います。 私は
ずうずうしさもあり、ヘルパー黙認でけっこう触っていました。

いとおさん
ナゴ ヘッド周辺は夏のリゾート地で又、ロストコロニー(ヨーロッパ人が
入植し、原住民とうまくやっていたのですが、何年後かに再度ヨーロッパ
人が尋ねてみると、入植者が全員消えてしまっていたと言うコロニー)
もあり、行って見たらいかがですか。

くっさん
シャーロットにいかれたんですか。 本当に残念でしたね。 初飛行の
地って話題性がありますからね。
私の会社の駐在員の中では、私が初の試み(旅行やレストアを含めレジャー)と言うのをけっこうやり楽しみました。 後半にはアメリカ人が旅行の相談に私のところに来たりしていました。 
by kotobuki1946 (2007-07-13 22:06) 

OILMAN

アメリカってセルフサービスなイメージですが釣りに関しては魚を取ってくれるなんていいサービスしてくれるんですね。
by OILMAN (2007-07-14 06:37) 

pace

私はバージニアより南には行った事が無いんです(涙)
彼の地でのコンプリートガイドは凄いですね!
でも・・・・おさかなさん触りたい(笑)
by pace (2007-07-14 13:57) 

アメリカでも海に近いと魚メインの食事なのでしょうか?
沢山釣れるのは保護が厳格に守られてるからか、
あまり食べないからなのかどちらでしょうかね~
アメリカも一度は行って見たいです~
by (2007-07-14 15:19) 

ゆず

こんばんはぁ~。

ライト兄弟が初めて飛行機を飛ばしたところ、家族みんなで、行ったよね。
まっ、行ったというか、通り過ぎた感じだけど。
あのあたりって、朝はイルカが見れて、結構好きだったな。
懐かしいねぇ~。

そういえば、お父さんと海釣に行ったことはないね。
うちの旦那様に時間が出来たら、行きたいねぇ~。
by ゆず (2007-07-15 00:15) 

kotobuki1946

OILMANさん
釣れた魚を外してくれるのはサービスと言うよりは船側の保身だと
思います。 アメリカ人はあまり魚を食べないし、食べる魚の種類も
少ないので、例えばカサゴの様にひれに毒のある魚がいると言う事を
知らないので、怪我を防ぐ為です。

paceさん
 アメリカは本当に広く、南北東西全て全く違う自然に出会えます。
ただ難点は広すぎて、1つの名所に行くのに最低1日必要です。
 又、アメリカの一般の人は意外と長距離旅行をしないのです。
ですから、私は8年居ましたので、後半になったら社内で一番旅行
している方になってしまいました。

kazuさん
海に近い人達の日常の食事はわかりません。 ただ海に近い方ほど
レストランの魚料理の種類が増えます。 又たくさん釣れるのはkazuさん
が言ってい両方だと思います。

ゆずさん
そうでしたね。 この辺から南の海岸では、夏はイルカが海岸近くまで
きます。 この時は釣の前の日だったんで、下の娘ととゆっくり初飛行の
場所を見ましたよ。 レストアの記事は早々毎週大きな変化があるわけ
ではないので、写真をスキャンしてアメリカの旅行記も書こうかなとも
思います。 古い記事になるから皆さん失望するかな?
 
by kotobuki1946 (2007-07-15 06:18) 

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