エンジンレストア 15 (シリンダー ヘッドの清掃) [E-Typeのレストア エンジン]
この数日間シリンダーヘッドの清掃に明け暮れしています。
シリンダーヘッドはバルブシート(シートリング)を初めバルブ関係の大半を交換する事で、加工専門業者に依頼する方向で進めております。 その為事前にヘッドの清掃を完了しておく事にしました。
(ヘッドが組みあがった後での清掃では、サンドブラストの砂侵入や水による錆等の可能性があり、ヘッド単体での清掃がベター。)
今回の清掃は外観が主で、前回のブログで取り上げた自作サンドブラストでヘッドの汚れ・腐食部分を除去し、更にヘッドのポリッシュ部分をポリッシュしました。
仕上げ目標のエンジン (アメリカ テキサスのチーム CJ ワークスのエンジンです。)
サンドブラスト
自作ブラスターを組み上げ、エンジンスリンガーでヘッドを吊りブラストする。
ブラスト完了後は30分で分解し、保管。 保管時の寸法は90Cm×60Cm×12Cmと薄くなりました。
サンドブラスト前 (エンジン分解時)
サンドブラスト後 (ロッカーカバーは別途サンドペーパーで仕上げる為、ペーパーの掛けにくい部分のみブラストした。)
ヘッド前部のポリッシュ。 (最終的にはヘッドをゴールドに塗装後再ポリッシュが必要。)
ポリッシュ部は写真の様に波うっていました。
この波うちを平やすりで平らにし、上記のサンドブラストをし、サンドペーパーでポリッシュ。 最後に金属磨き材で仕上げをしました。
2000番のサンドペーパー完了時点
金属磨き材完了後
最初の写真のエンジンは綺麗ですね~
こんな風に仕上がったらエンジンむき出しで走り
たくなります(^-^)
サンドブラスト良いですね~箱自作すれば色々
出来そうですね~コンパクトに収納できるのは
更に良いです(^ц^)
それにしてもエンジン格好良いです~o(*⌒―⌒*)o
見えない部分でも手を抜かず作られてるんですね~
by (2007-05-01 00:37)
おはようございます。
輝いてきましたね~
by ガンバルおやじ (2007-05-01 05:28)
最初に平やすりですか!
正に徹底的ですね~~!!
折りたたみ式のサンブラボックス・・・、
これも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
脱帽物ですね~~~!!
by saclam (2007-05-01 09:20)
平やすりから2000番までとは、お疲れ様でした(>o<)
僕もボリッシュ好きなので、苦労が分かりますよ。
でも、その分、満足の仕上がりですね。
部品のひとつひとつに、こだわりと愛着を感じます(^^)
by くっさん。 (2007-05-01 10:03)
こんにちは。
綺麗になるのは気持ちのいいことです。
自分でやると尚更ですね。
by BPノスタルジックカーショー (2007-05-01 14:40)
kazuさん
自作のサンドブラストは使ってみて、まだまだ改良したい所はいっぱい
ありますが、1つのプロトタイプとしてはマーマーだと思います。
何時も車庫に鎮座している ”わざわざアメリカから持帰った”赤いブラス
ターが無駄で邪魔に見えてきました。
ガンバルおやじさん
自分でも上手くいったと思います。 ただペイント後にもう一度磨きな
おさないといけないので、何と無くもったいない様な気がしています。
saclam
平やすりからと言っても、分解中のヘッド全面の写真(六番目)の様に
波打っているままで終わりにしたら、”何の為にバイトまでして”レストア
しているのか分らなくなります。
所で、saclamさんのマフラー、 品質確認を充分にしているのには驚か
されています。
くっさん
多分2000番は必要なかったと思います。 ただペーパーを持っていた
ので、使ってみました。 大変だったのは平やすりでの平面出しと120番のペーパーでした。 ここを通過したら後は前のやすり目が消える迄擦れば良いのでそれ程苦にはなりませんでした。
BPノスタルジックカーショーさん
自分でやると完成時”ヤッター”がたまらないです。 2年か3年後の車完成時の ”ヤッター”を夢に頑張っています。
by kotobuki1946 (2007-05-01 23:49)