Eタイプのエンジンレストア 4 (ヘッドを降ろす) [E-Typeのレストア エンジン]
昨日12月25日にエンジンのヘッドを降ろし、又、クランク プーリーのボルトも無事緩める事が出来ました。
エンジンのコンプレッションが低い様に感じていたので、ブロックの異常磨耗が心配で、英語の整備要領書を6時間ぐらい掛け、真剣に翻訳し、作業に取り掛かりました。
結果は、全シリンダー共ラッピングの跡がはっきりと見え、本当に良かった! 良かった!!
異常磨耗していたら、シリンダーのボウリングに数十万円が飛んでしまいます。 この費用のあてはありませんでした。 内径を測りラッピングするかどうか決めたい。
後はピストンの異常磨耗がどうかです。 ”苦あれば楽あり” ”楽あれば苦あり"ですから次回は”苦”が来る番かとも思い、心配は尽きない。
クランク プーリーのボルトは、クランクのフライホイール取付け面に回止めとして約2mのアングルを取付けた所、簡単に外す事が出来ました。 結果、ワッシャーに亀裂が入っていました。
これは新品に。 ただ、設計に大疑問!! なんとこのワッシャー鋳鉄製です。 この場所なら鋳鉄製は割れてもおかしくない。 厚い鉄板のプレスの方がいいはず。
ヘッドが大きく、重く、ガスケットの貼り付きもあり、エンジン クレーンで外す。
シリンダーはかすかに擦り傷。 指にも爪にも引っ掛らず。 マーマーかな。 ピストンとシリンダー内径を測ってから、どうするか最終決断する。
ワッシャーの亀裂
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こんにちは
まずは一安心ですね。
僕も自分でDINOのエンジンをOHしたいと思って、スペアエンジンを確保しています。
そのうち始めようと思っていましたが、kotobuki1946 さんのブログを見せていただき、やりたい気持ちと勇気?をもらっています。進捗を楽しみにしています!
by くっさん。 (2006-12-27 08:37)