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MG ミゼット,エンジン塗装の準備 [ MG ミジェット エンジン]

  
 少し前ですが、塗装屋さんにエンジンを塗装して頂きました。

 MGのエンジンは濃い黄緑色で、エンジンに組み付いていたヒートシールドプレート(下写真空色矢印)は初期のエンジン色と思われる色が残っていましたので、この色に合わせてエンジン全体を塗装して頂く事にしました。

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 そこで、エンジンを塗装する前に古い塗料を落としたり、レストアが完了してしまうとなかなか手の回らない所や錆び易い所等は下塗りとしてカチオン塗装をしておこうと考え、オイルパン,タイミングチエンカバー,フロントプレート,ブロックのトサイドカバー等はワコーズのリムーバーで古い塗装を剥し、サンドブラストで錆を取り、カチオン塗装屋さんに塗装をお願いしました。

エンジン全体は、オリジナル色と思われる濃い黄緑色の上に緑色が塗られていました。

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 で、オイルパンは古い塗装を剥し、下写真左の様にサンドブラストをかけて、塗装屋さんに黒色カチオン塗装(下写真右)をして頂きました。

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 フロントプレートやタイミングチエンカバー,サイドカバーもオイルパンと同様に古い塗料を剥しサンドブラスト、そして黒色カチオン塗装、その後シリンダーブロックに組付け。
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 シリンダーヘッドはバルブやバルブロッカー等を外し、ウオータージャケットやオイルギャラリーに砂が入らない様にマスキングをし、ワコーズのリムーバーで古い塗装を剥し、サンドブラストで錆を落としました。
尚、ついでにインテークとエギゾーストポートをラフではあるが研磨しておきました。

ヘッドはほぼ全分解し、
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マスキングし、サンドブラスト
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 シリンダーブロックはエンジンスタンドに組付けた状態でマスキングをして、ワコーズのリムーバーで塗装を剥しました。 ブロックのエギゾーストマニホールド側は排気の熱で塗料が焼き付いたと思われ、リムーバーを何回も何回もかけてやっと塗装を剥す事が出来ました。 そのせいかどうか、塗料を剥したブロックは錆が進んでおらず、従ってブロックにはサンドブラストはかけませんでした。

 シリンダーブロックの古い塗装や汚れは最初の写真で確認できます。 下がリムーバーで古い塗装を剥し洗剤を使い水で洗い流した後の状態です。 尚、写真はマスキングを剥していますが、塗装剥がし中は布テープでしっかりとマスキングしていました。  

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 で、下写真の様にエンジンを仮組し、塗装屋さんに塗装をお願いしました。  
 (本当はエンジンをきちんと組み上げて塗装をするのが良いのですが、塗装屋さんの都合で急きょ塗装する事になったので、「仮組で」となりました。 又、塗装前のマスキングは塗装屋さんで行う事になり、下の黄色テープは単にエンジン内部にゴミが入らない様にとの仮テープです。)

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 果たしてどんな色に仕上がるのだろうか???  不安一杯!!!


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