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MG ミゼット, エンジンの一番上と下を開けて見たら [ MG ミジェット エンジン]

 
 約2ヶ月前にエンジンを車から降しエンジンスタンドにセットしましたが、その後エンジン関係は何もせず(何もできず)朝夕横目で眺めていました。

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 で、今回、どんな部品を購入する必要があるか検討の為、エンジンオイルを抜き、ロッカーカバーを外し、又、オイルパンを外してみました。


 エンジンのロッカーカバーを外した所内部は真っ黒。 多分相当長い間エンジンを開けた事がないのだろう。(かく言う私も順調に動いている車のエンジン内部等見る事は殆ど無い。)
これから少しずつ分解しながら清掃・点検していくしかない様です。


 ロッカーカバーは本来濃い黄緑系の塗装ですが、この車は既にメッキ加工されています。
エンジンの塗装屋さんは決まっていませんが、塗装屋さんと相談し「メッキ部分をサンドブラストし、塗装に変更したいな」等と考えています。
で、取敢えずは内面はシンナーで清掃。 外面はヤマテ工業㈱さんのBBF Mコンで(空色瓶)磨きました。 ヤマテ工業さんのホームページは下記
   https://bbf-migaki.jp/70073/%e5%95%86%e5%93%81%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

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 次にシリンダー ヘッドの上部に組み付いているロッカーシャフト等を確認。 外観上は異常が見当たりません。 又、バルブクリアランスを測定・記録しておきました。

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 更にロッカーシャフトのサブアッセンブリーを外して見ました。
プッシュロッド上端(黄緑矢印)やバルブ頭部(空色矢印),ロッカーアーム等に異常摩耗は見られず、分解・清掃し点検しながら、現状部品を使用する方向で進め様と思います。

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 又、エンジンスタンドを反転して、オイルパンを外してみたら、
メインベアリング部のロックプレートは全て曲げられていません(黄緑矢印)でした。

 更に、空色矢印先の割れたプラスチック部品がクランクシャフトの上に載っていました。
この異物は正確には何か分からないが、多分以前青矢印の所に付いていたオイルレベルゲージのガイドが割れて落ちたのだろうと思う。 異物はエンジンを反転したのでクランクに乗っていたが、走行中はオイルパンの底に落ちていたのだろう!
尚、現在組付いているオイルレベルゲージのガイドは異常なかった。

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 オイルパンの内面はオイルによる汚れで赤黒く粘着部質が付着していました。
この粘着部質は表面は軟らかく内部は硬く、シンナーやアセトン、塗料のリムーバーでも落ち切らず、ジャガーのオイルパンで使用したアルミクリーナーでも綺麗にならず、まずはシンナーで表面の粘着物を落し、サンドブラストで固着部分を取る事に。
又、オイルパンの底にはスラッジ状の固形部質(黄緑矢印)も落ちていました。

尚、クランクシャフト部分の半円シールはコルクで意外としっかりしていました。
(それにしてもオイルパンとシリンダーブロックとのシーリングはシール材を塗りたくっているだけで雑ですねェ~)

blogDSCN5397.jpg



 で、目的の購入部品は上記の点検だけでは定まらず、ジャガー EタイプやフェアレディSR311の経験から取敢えずバルブスプリングとバルブのシールリング、ガスケットキットを購入する事に。


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