東海道五十三次, 蒲原宿 ~ 由比宿 その1 [ 東海道五十三次]
先月に続き東海道の静岡県蒲原宿から由比宿迄を歩いてきました。
今回の歩く距離は約4kmと比較的短い物の、由井正雪の事や桜エビ等があり、1日をついやす事にしました。
距離が短い事もあり、ゆっくり家を出てJR新蒲原駅に11時頃に到着。
広重が書かれた蒲原宿の 「夜之雪」 は ”このあたり” と言われる所から出発です。
蒲原宿のお休み処に展示してあった 藍染の 「夜之雪」 です。
蒲原宿には歴史あるお宅が多くあり、下写真は志田邸です。
志田邸は棟札(建前の時に棟に付けるお札)から1842年(天保13年)2月と判明したお宅で、人形等多くの歴史ある品々が展示されておりました。
約2~3km歩くと由比宿の東木戸に到着です。
(東木戸のちょっと手前に40個目の1里塚があるはずでしたが、見落としてしまいました。)
少し歩くと 「御七里役所之跡」 と言う建物を見つけました。
御七里役所と言うのは、西の国元と江戸屋敷を結ぶ七里毎におかれた ”飛脚” の中継地点の役所で、ここの御七里役所は紀州徳川家の役所跡だそうです。
更にちょっと歩くと 由比宿の本陣跡に到着。
本宿跡は由比本陣公園となっており、立派な休憩所 「東海道由比宿交流館」 や 「東海道広重美術館(有料)」 , 「御幸亭(有料)」等がありました。
本陣公園の前には 「馬の水飲み場」 もあり、江戸時代、本陣に来た馬や通りを歩く馬の水飲み場で、旅人は体を洗ったりもした様です。
本陣公園の奥の石作りの建物が東海道広重美術館です。
で、休息所でクリームあんみつ等を食べ、「御幸亭」 を見学しました。
御幸亭は、由比本陣の離れ座敷で家康が植えた松等もあったそうで、由比本陣記念館として復元したそうで、3つの茶室や日本庭園等純和風の空間でした。
交流館の前は 「由井正雪」 の生家と言われている 「正雪紺屋」 です。
小学生の頃、先生に薦められて由比正雪の伝記を読んだ事があり、非常に興味がありました。
3代将軍 徳川家光の時代 (1651年頃)、大坂の陣等の結果を受けて多くの大名の減封や改易等により浪人が溢れ、正雪は槍の名手 「丸橋中也」 等と共に幕府転覆を計画したが、奥村八左衛門の密告により失敗。
正雪は自決したが、阿部川の河原にさらし首になった。
正雪紺屋のお宅は、おじいさんの代迄は藍染を行っておられたそうで、藍染のたる等が当時のまま保管されていました。
更に、延命寺等を訪問し、由比川に到着。 江戸時代の由比宿はこの橋あたり迄だった様です。
橋を渡って、少し歩くとJR由比駅前に到着。
由比と言えば駿河湾でとれる桜エビの町。 日本中に出回っている桜エビのほとんどはここの桜エビです。 当然昼食は桜エビずくしです。
今回の蒲原宿から由比駅迄 約4.5km、自宅から帰宅迄の歩数は15200歩
で、次回は桜エビずくしの昼食と由井正雪について紹介します。
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ご訪問&nice有り難うございました。
クラシックカーを乗っていらっしゃるんですね。
実用的に考えてしまう私に欠けていた感覚です(^^;
本当に好きな車は、出来れば大切にずっと所有していたい思いもありました。好きだったルノー5GTturbo、手放した頃から車を実用でしか見れなくなっていました。
by JR浜松 (2014-07-24 18:43)
ほー、これは素敵な古民家がたくさん残っているんですね!
3日は仕事が入って行けなくなってしまいました(^^;;
by 駅員3 (2014-07-24 20:22)
JR浜松さん
日常私が乗っている車は息子のお下がりで 「走ればいいや,荷物が簡単に積めればいいや」と言った所です。
駅員3さん
3日だめですか。 残念です。
9月10日はよろしくお願いします。
by kotobuki1946 (2014-07-29 23:05)