由比宿の桜エビづくし と 由井正雪 [ 東海道五十三次]
東海道の由比宿で食べる物は 「桜エビ」 と決めていた。
で、由比宿交流館等幾つかで 「桜エビ を食べさせてくれる所は？」 と聞きまわった。
幾つかを紹介されたがどうやら 「桜エビのかき揚げ」が主体の様で、結局 「桜エビずくし 3300円」 という手書きの看板につられ、旧東海道沿いの小さな 「銀太」 と言うすし屋さんに入ってしまった。
で、最初に出て来たのは３点 全て桜エビでした。
もう桜エビの漁期は終わっているので、半分あきらめていた 「生の桜エビ」 が刺身として出て来た。
解凍物と分っていても 「やったァー！」 と言う気分だった。
次に出て来たのは 「沖上がり」 と言う料理。
以前は、夜、桜エビの漁をして朝方冷えた体で沖から上がってくる。 そこで体を暖める為に作ったすき焼き風の料理だそうで、沖から上がるので 「沖上がり」 と言う漁師料理です。
又、桜エビのかき揚げは４枚も出て、私にはちょっと多く３枚でも充分だったかも。
いずれにしても 「桜エビを十分堪能し、美味しかった。」
尚、お店のご主人は体調が悪く、週２～３回透析を行っているとの事で、もしお出かけの祭は電話で確認するのがいいのかも。
「すし処銀太」さん
静岡市清水区由比今宿165 Ｔｅｌ ： 054-375-3005
もう１つの興味は 「由井正雪」 です。
前回も書きました様に 「由井正雪」 は小学校の先生に薦められて初めて読んだ伝記本でした。
小学校の図書室には多分、伝記物の本として織田信長や家康，リンカーン等々多くの有名人の本があったと思うが、小学生の私に何故こんな マイナーな「由井正雪」 だったのだろうか？？？ もっと ｢反骨精神」 を持てと言う先生のメッセージだったのだろか？？？
今思うと、千葉の農家しかない様な田舎の小学校にこんなマイナーな人の伝記本があった事に驚きです。
「由井正雪」 は１６０５年（慶長１０年）、駿河国由比の紺屋に生まれ（駿府宮ヶ崎町との説も）、１７歳の時に江戸に奉公に出て、その後楠木正辰の弟子となり軍学を学び、才能を見込まれ婿養子となった。
紺屋
その後、楠木正辰の南木流を継承した軍学塾 「張孔堂」 を開き、評判となり一時は３０００人もの門下生がいた様です。
１６５０年（慶安４年）頃徳川家光の時代は、大坂の陣等の結果を受けて多くの大名が減封・改易等が行われ、浪人が溢れ社会不安につながっていた。 正雪は幕府への士官の誘いがあった物のそれを断った事で御正道を批判する浪人が集まる様になった。
１９５１年４月、徳川家光が４８歳で亡くなり、１１歳の徳川家綱が継ぐ事となった。
将軍が幼君だった事を機に、槍の名手丸橋忠弥らと共に幕府転覆・浪人救済を掲げて慶安の変をおこした。 計画は丸橋中也が江戸を焼討し、江戸城から出て来た老中や旗本を討ち取る。 と同時に京都で正雪が，大坂で金井半兵衛が決起し、その混乱に乗じて天皇を擁して高野山か吉野山に逃れて、徳川将軍を討ち取る勅命を得て幕府を与する者を朝敵とする計画だった。
所が、奥村八左衛門の密告により計画が露見し、丸橋忠弥は江戸で捕まり、正雪は駿府梅屋町で，金井半兵衛は大阪で自害した。
正雪は安倍川の河原に仲間と共に晒し首になったが、縁者の女性が密かに盗み去り静岡市葵区沓谷の菩提樹院に埋葬したとの事。 菩提樹院には首塚もある様で、近い内に確認できるかも。
しかし今回、紺屋さんに伺った所、晒し首になった後首を持ちさり、紺屋さんの井戸に隠して、後に家族として近くの延命寺に埋葬したとの事。 延命寺さんによると正雪の墓と言う物は無く、紺屋さんのお墓に眠っているとの事。
延命寺
菩提樹院に埋葬されたのか、延命寺なのかは分らなかった。
正雪の幕府転覆計画後、徳川幕府は２１７年も続いており、その間、正雪は反乱分子だった事もあり、多分充分な資料は残されていなかったのでしょう。 幕府転覆計画時多くの資料があったとしても時と共に１つ失い、又１つ と次第に資料が無くなり、今は幾つもの言い伝えが残っているのでしょう。
私にとって 「由井正雪」 は徳川幕府に逆らった一般人としてすごい人だと思っていたが、最近は 「江戸焼討」 がどうにも気になってならない。 東北の震災以降特に 「人為的に多くの被災者を出す様な計画」 には納得できなくなっている。
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こんばんは。お久しぶりです。
桜えびづくし、おいしそうですね。来年の漁期には、うちのe-typeで食べに行きたいです。でも、海の側だから止めた方がいいでしょうか。
我が家のe-typeは、先日購入したフロントブレーキピストンを取り付けました。キャリパーも外して塗装したかったのですが、以外に時間がかかったので今回はピストンだけにしました。金色でかっこよくなりました。パッドも新しくしたのですが、１個だけ裏の金属板をはがしてしまい、泣ける思いです。あんなに簡単に外れるなんて。。。
この後、冷却ホース類の交換とサビ状況次第ですがガソリンタンク内のサビ取りの２つを夏で終えるべく奮闘中です。(ブレーキの試走はそれまでおあづけです。)
タンクはkotobukiさんが購入された時に比べると、£311→£369.75と値上がってしまい、労働力(+ケミカル剤)で何とかならないかなと思っています。しかし、前オーナーから「満タンにするとチョロチョロ漏れます」と聞いているので、交換しないといけないかもです。
by とし (2014-08-10 02:43)
としさん
パッド残念でしたね。 ただ外れて良かったかも。 と言うのは走行中外れたら事故等にいたる可能性もあります。
ガソリンタンクは漏れると大変なので購入するかどうか考えどころですね。
by kotobuki1946 (2014-08-15 10:01)