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ジャガー Eタイプ,フロントショックアブソーバー交換 [ Eタイプ シャシー修理]

      
 先月初め、富士山にドライブした時発見したフロント右のショックアブの オイル漏れ修理を行いました。

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 漏れの量は、谷保天満宮往復 60kmでシール部からにじみ出たオイルが15cmたれる程度。 しずくにはならなかった。 旧車の場合この程度の油漏れは普通かも。
 横浜のヒストリックカーショーではオイル漏れで床が汚れない様、全参加車にオイル吸収パッドを敷いていました。

 オイル漏れはごくわずかで当分の間乗れるとは思うが、使えなくなってから交換では捨てるしかなく、今交換し漏れた部品は万一のスペアーにと考えた。



 で、イギリスに11月26夜発注し、11月30日には手元に。 わずか5日間で入手できた。 
 価格は99ポンド+輸送費等33ポンド計132ポンド
日本円に直すと部品代はおおよそ13000円 輸送費を含めても18000円程度。

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 交換は下黄色矢印の2ヶ所の割りピンとナットを外し取付けるだけ。

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 で、オイル漏れ品を確認した所、ピストンロッドにプライヤーで挟んだ様な3列の傷があった。 これが漏れの原因と思われる。

 私がプライヤーで挟んだ記憶はないが、念の為全ての工具を当ててみたが、工具のギザギザのピッチと傷跡とは一致しなかった。
誰がこんな大事な所を挟んだのだろうか? 昨年の車検屋さん? それともイギリスの販売会社? それともコニーの会社? 点検して付ければよかった。 新しい部品には傷が無く多分大丈夫だろう。

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 ショックアブの交換だからブログに書く事はごくわずかと思っていた。
所が書きたい事が次々と頭に浮かんだ。


例えば円の為替相場
 円は今、1ポンド130円代 だから今回、ショックアブ1本 99ポンドでも約13000円で買えた。
 2007年に同じ物を購入した時は 68ポンド 当時は1ポンド223円だったので15000円相当。 1.5倍近く値上がりしても結果的には約2000円も安く買えた。
外国から物を買う時は安く買えて 「良かった よかった」 となる。

 しかし、例えば2007年に100万円の日本車をイギリスに輸出したら約4500ポンドで売れたが、今は約7600ポンドで売らなければならない。 1.7倍もの値上がりだ。 こんな状態で誰が買うだろうか!!!

 結果、日本の物が外国では売れない。 売れなければ作る人はいらない。 失業だ!!!
それでも事業を続けたい会社は外国に製造会社を作る。 で、日本では作る人はいらない。 失業は恒久化する。

 党利党略に明け暮れ、あげくの果ては私達の税金を800億円も使って選挙。 どの政党どの候補者も拒否したい心境だ!!!
 

 また、ここ3回のクラシックカーショーに参加してたびたび言われた事がある。
「部品代も高いだろうし維持するのが大変でしょう」 だった。
 しかし、同一形式のショックアブで最近の国産車用コニーは16000から25000円位だろうか? だとすると輸送費を含め18000円はそんなに高くない。

 48年前に生産されたジャガー Eタイプは、今でもほとんどの部品が入手できる。
しかも部品代は現在販売されている国産車とそれほど変わらない。 部品によっては安い位だ。


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獏

今でも部品がすんなりと入手できるんですね~(驚)
為替相場は一喜一憂ですが
我が国の政治は一奇十憂ですね。。。


by 獏 (2012-12-13 09:43) 

駅員3

私のジープもオリジナルのほか、三菱製が手に入るので、維持は容易です(^^)
by 駅員3 (2012-12-13 15:55) 

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