ジャガー Eタイプ,ラジエーターのサブタンク取付け [ E-Type エンジン補器]
ラジエーターのサブタンクを購入したのは約1年前。
従来の物はスチール製で、ホース部分等の錆がひどく、購入する事を決意。
選択しは3つ。 従来通りの鉄製,ちょっと高価だが真鍮製, 更に高価だが軽いというアルミ製。
で、私は純正と同じ外観で、錆び難く、熱伝導率のいい真鍮製を選択。
”熱伝導率が良い” と言えば聞こえはいいが、エンジン全体の冷却性能からすれば極わずかだろう。
もし、軽いアルミ製が純正と同じ外観なら、アルミ製にしたかも。 真鍮製でも以外と軽いかった。
まずは、サブタンクを取り付けるブラケットを付けて。
取付けはマウンテングラバーでサンドイッチし、フロントのクロスフレームにボルト2本で締め付けるだけ。
写真の様に、白く見えますが、これはグレーのハンマートーンペイントで塗装した為。
写真ではよく分からないが色具合は良い物の、オリジナルに比べ、クリアー成分が強い。
問題はペイントの作業品質。 あるレストア屋さんにハンマートーンの塗装は出来るかと確認したら ”やります”。 インテークダクト等もあり、4リットルのペイントを買い、塗装したので見てくれとの事。
ひどい失敗作。 ハンマートーンではなく、流れトーンになっていました。
(ハンマートーンと言うのは鍋等のハンマーで叩いた様な模様と同じ様な模様が出るペイントです。)
やり直したがプロの技には程遠い。 自分でやればよかったか?? でも全く自信はないし!!!
と言う事で引き取り、今回の組付けに至りました。
続いて、ラジエーターのサブタンク取付けです。
このタンクも、塗り直しました。 なぜか! ブラケットがオリジナルとだいぶ異なるハンマートーンだった為、合わせる為に再塗装しただけ。 深い意味はない。
本当は、ラジエーターのステーと共締めだが、ラジエーターのメンテをしていないので、今回は仮付け。
で、今回の作業の中での最大の問題は、サブタンク ブラケットのペイントです。
ペイントの質に問題がある事は勿論ですが、それよりも何より、本来、ハンマートーンを塗るべき部品なのか、それとも黒い塗装のままだったのか分かりません。
いろいろ調べたが、黒いままの車や、ハンマートーンを塗った車があり、どれが正しいか分かりません。 年式で違うのかも。 とりあえず、後でこれだけを塗り直すのは無駄が多いと考え、塗ってしまいました。
で最後に、タンクに水温センサーとキャップを取り付け、今回の作業は終了にした。
で、メンテナンス前はこんなでした。
所で、アルミタイプはこんな形です。 レース用の様に改造するのならいいが???
最近、日増しに自己流や自作部品がが多くなり、内装は100%自作にする予定だし。 益々、オリジナルから離れて行くような気がして、不安になってきています。
かといって、イギリスからの部品は品質的に問題が多く、どうしたもんだろうね~~~~~。
まァー いいかッ! 自分の車 自分の車。 自分が良ければいい!!!!!
っと、ぼやくこの頃です。
従来の物はスチール製で、ホース部分等の錆がひどく、購入する事を決意。
選択しは3つ。 従来通りの鉄製,ちょっと高価だが真鍮製, 更に高価だが軽いというアルミ製。
で、私は純正と同じ外観で、錆び難く、熱伝導率のいい真鍮製を選択。
”熱伝導率が良い” と言えば聞こえはいいが、エンジン全体の冷却性能からすれば極わずかだろう。
もし、軽いアルミ製が純正と同じ外観なら、アルミ製にしたかも。 真鍮製でも以外と軽いかった。
まずは、サブタンクを取り付けるブラケットを付けて。
取付けはマウンテングラバーでサンドイッチし、フロントのクロスフレームにボルト2本で締め付けるだけ。
写真の様に、白く見えますが、これはグレーのハンマートーンペイントで塗装した為。
写真ではよく分からないが色具合は良い物の、オリジナルに比べ、クリアー成分が強い。
問題はペイントの作業品質。 あるレストア屋さんにハンマートーンの塗装は出来るかと確認したら ”やります”。 インテークダクト等もあり、4リットルのペイントを買い、塗装したので見てくれとの事。
ひどい失敗作。 ハンマートーンではなく、流れトーンになっていました。
(ハンマートーンと言うのは鍋等のハンマーで叩いた様な模様と同じ様な模様が出るペイントです。)
やり直したがプロの技には程遠い。 自分でやればよかったか?? でも全く自信はないし!!!
と言う事で引き取り、今回の組付けに至りました。
続いて、ラジエーターのサブタンク取付けです。
このタンクも、塗り直しました。 なぜか! ブラケットがオリジナルとだいぶ異なるハンマートーンだった為、合わせる為に再塗装しただけ。 深い意味はない。
本当は、ラジエーターのステーと共締めだが、ラジエーターのメンテをしていないので、今回は仮付け。
で、今回の作業の中での最大の問題は、サブタンク ブラケットのペイントです。
ペイントの質に問題がある事は勿論ですが、それよりも何より、本来、ハンマートーンを塗るべき部品なのか、それとも黒い塗装のままだったのか分かりません。
いろいろ調べたが、黒いままの車や、ハンマートーンを塗った車があり、どれが正しいか分かりません。 年式で違うのかも。 とりあえず、後でこれだけを塗り直すのは無駄が多いと考え、塗ってしまいました。
で最後に、タンクに水温センサーとキャップを取り付け、今回の作業は終了にした。
で、メンテナンス前はこんなでした。
所で、アルミタイプはこんな形です。 レース用の様に改造するのならいいが???
最近、日増しに自己流や自作部品がが多くなり、内装は100%自作にする予定だし。 益々、オリジナルから離れて行くような気がして、不安になってきています。
かといって、イギリスからの部品は品質的に問題が多く、どうしたもんだろうね~~~~~。
まァー いいかッ! 自分の車 自分の車。 自分が良ければいい!!!!!
っと、ぼやくこの頃です。
資料が少ないので大変ですが、最後はご自身の感性を信じるしかないですよね。
by ガンバルおやじ (2008-12-06 09:34)
オリジナルを重視しながらやりすぎでない個性を混ぜてのレストア作業は見事です。
本当にいいセンスだと感服いたします。
by mk2tr3 (2008-12-06 11:11)
わたしは、18才の時から英国車で、長らくオリジナルにある程度拘る方向で楽しんできたので、確かに、オリジナルに拘る方向は理解出来るのですが、その場合のオリジナルは、あくまで生産時のレギュレーションに拘るということだと考えています。理想は、あり得ない事ですが、レストア無しのワンオーナー車かもしれません。
しかし、お互いに歳取ってきますと、あと、どのくらい車と遊べるのか?オリジナルの品位が英国ならいざ知らず、日本の過酷な道路状況と気象に合わないことは、ジャガーの場合明らかにされているのですから、日本の精度と耐久性の高い部品で置き換えられるものは、置き換えないと、気持ちの良いはずのドライブが、いつもヒヤヒヤ!ということで、なんのための楽しいドライブか?わからなくなって、あげくのはては、年に数度しか乗らなくなったり・・・自分の健康のことも考えた趣味生活が良いとおもうんです♪
ご存じかと思いますが、mk-2にはバブルの時に、完全レストアずみのmk−2が、1台定価で、1400〜1700万で一流商社が輸入していた時期があります。部品は当時の現代的な電機部品を使っていましたから、とても信頼性がたかかったのですが、残念ながら10年たっつた今、それらの現代的な部品が交換時期に来ています。mk-2の高温なボンネットの下で、樹脂部品は劣化してしまったのです。
国産のその手の車用の樹脂は、ABS樹脂にも、ナイロン樹脂にも、15〜20パーセントのガラスがはいっていますから、10〜20年は軽く持ちますが、英国で作られたものは、ガラスが入っていないものがほとんどで、耐熱性も、衝撃性も、耐候性も低いのです。
かえって、1960年代までの熱硬化性の樹脂の時代のほうが、持ちが良いのはそのためです。
樹脂ひとつとりましても、そういう問題があるのですから、お互い、少し気楽に、気持ちよく走るための再生と考えたほうが、車、オーナー双方に、良い具合になると考えています。
もちろん、違う考えの方が多いこともわかっておりますが・・・
by ラ・ペルラ (2008-12-06 14:52)
そうです。
自分の車です。
せっかくレストアしても、オリジナルにこだわったばかりに
神経質にのらなきゃいけないのでは「???」です。
納得いければ、気分良く乗れれば◎です。
by てん (2008-12-06 19:07)
自分の車だからこそこだわりたい所もあるんですよね
そのへんの見極めが難しいですね
前回の日英のメカの方ですが
歳とってなんもわかんないよ~と申しておりました
1度連れて行きますね
by pace (2008-12-06 19:31)
オリジナルよりもkotobukiさんのアレンジの方が
格段に美しいと思うのは私だけでしょうか?
by rikurie (2008-12-06 23:02)
ガンバルおやじさん
意外と資料少ないし、何より色々な本に載っている写真の車がオリジナルではない。 未再生車を探して本を書いてほしいもんです。
mk2tr3さん
ありがとうございます。 自分なりに勧めます。
ラ・ぺルラさん
そうですね、オリジナルの定義にも色々な考え方がある。
究極のオリジナルは新車組立時に取り付けた部品がオリジナル。
これからするとレストアすること自体オリジナルでなくなる。
又、オリジナルでは設計的な欠陥あり、どの車も同じところが壊れる。
オリジナルから離れても、こう言う所に手を入れて快適ドライブがいいのでしょうね。
テンさん
オリジナルにこだわったばっかりに、使い勝手が悪いでは結局使わなくなる。 何のために直すのか分からなくなってしまいますね。
paceさん
今も自分で作るか、オリジナルかそれに近い部品にする為、イギリスに発注するか迷っている部品がいくつもあります。 まァ~自分の感性を信じて
やるしかないですね。
日英の方、バイク屋の帰りに汚い作業いですがお許しを頂いてpaceさんの所によります。 お手数をおかけしますが、火曜日にバイク屋 046-272-8198 に電話を頂けませんか? バイク屋さんは仕事の多い日と少ない日の差が激しいので。
rikurieさん
ありがとうございます。 自分なりで行きます。
と言いつつ ”これでいいの?” ってなってしまいます。 だから仕事が遅い。 所詮プロにはなれない。
by kotobuki1946 (2008-12-07 05:35)
こんにちは。
純正のサブタンクが鉄なのはどうしてなんでしょうね。
サビるでしょうに・・・
アルミ製も同じ形だったら良かったですね。
by OILMAN (2008-12-07 17:04)
もうすぐ、エンジンがかかるかな?
by thaler (2008-12-07 19:22)
OILMANさん
そうですね。重く、錆びていました。
thalerさん
早くてエンジンは来年春でしょうね。
by kotobuki1946 (2008-12-08 08:20)
アルミニウムの加工上、オリジナルの形は作りにくかったのでしょうか?
ただ、温度管理の十分な国産車や、レースカーのように、すべてアルミニウムが良いか?と申しますと、理論的には逆の場合もあり、特に街乗りの場合は、渋滞もありますから、走って冷却効果の十分なときならいざしらず、冷却不足に陥った場合は、ジャガーのエンジンは、エンジンというより、ストーブに変化しますから、熱伝導の良いアルミニウムは、エンジンヘッドの放射熱に影響を大いに受けて、必ずしも好結果が得られない!ということも、多々あるようです。
まあ、初夏〜の長い信号待ちやノロノロ運転が、ジャガーの場合だんだんとストーブに変化していく様が手に取るように解りますから・・・
by ラ・ペルラ (2008-12-08 09:21)
ラ・ペルラさん
アルミのプレスを担当した事がありますが、ここまでは絞れません。
私のはE-タイプなので、エンジンルームが広く下ががら空きなので、多少はいいかなと思います。
放熱はラジエーターの放熱とその為のファンをしっかりしようと思っています。 ただ、ラジエーターはオリジナルですので、バイク用のラジエーターをどこかにサブラジエーターとして付けようとも思っています。
by kotobuki1946 (2008-12-08 18:31)
連絡を取っておりますが
相手がなかなかつかまりません
火曜日に連絡します
by pace (2008-12-08 22:00)
オリジナルを大切にするのもいいのでしょうけど、ご自身がいいと思ったやり方でいいのではないでしょうか?
by R-Month (2008-12-08 22:45)
paceさん
ありがとうございます。
R-Monthさん
そうですね。 自分の感性を信じて。
by kotobuki1946 (2008-12-09 06:19)