ジャガー E タイプ, リアーサスペンションからのコトコト音 [ Eタイプ シャシー修理]
今年4月頃リアーサスペンションの右側の方からコトコトと音が出る様になりました。
それも4・5km走って、サスペンション関係が暖まった頃から音が出る。
音は走るたびに大きくなり、5月に入ってからは 「危険かも?」 と思う程になりました。
ホイールベアリングのガタ等を調べましたが、測定するたびに値が異なり良く分りません。
横浜でジャガーの修理をされておられる方にも乗ってみてもらいましたが、確たる原因を聞く事は出来ませんでしたが、前後4輪のホイールのガタが大きいく、まずは 「ホイールのガタを少なく」 との事。
で、再度リアーのホイールベアリングのガタ等を測定しましたが、確たる所は分らず、今年7月に下写真の様に右リアーのドライブシャフトとホイールベアリングハブを分解。 更にドライブシャフトとベアリングハブを分離。
ハブアッセンブリ-の状態(上写真の状態)でホイールベアリングのガタを測定した結果、ベアリングのガタが 0.25~0.27mm とジャガーの推奨値(0.05~0.15mm)を大きく上回っていました。
最初の組立てでは新品のベアリングを入れ、 0.1mm弱にセットしたはずでしたが 0.25mmに。 尚、ベアリングの回転はゴロツキ感等無くスムースで、ベアリング自体は問題が無い様です。
7月の時点では約200kmしか走っておらず、初期摩耗としては大きすぎる。 私の組立てと測定にミスがあった様です。
そもそもここ迄分解しなくてもベアリングのガタは正しく測定できるはず。 なのに測定のたびに測定値が異なる??? この辺の所にミスの原因があるのかも。
で、手持ちのベアリングシムで再調整をし、ベアリングのガタを0.15mm程度にする事が出来ました。 まだちょっと大き目だが当面これで。
下写真は2010年5月 レストア時の物ですが、ベアリング調整は矢印の先のシムで行います。
尚、リアー左のベアリングのガタは何時も0.1~0.13mm位で一定の値を示していました。 とは言っても組立てミスや測定ミスがあってはと思い、全く同じ様に分解しベアリングのガタを測定した結果、0.12mm位で全く問題ありませんでした。
ここ迄分解しましたので、更にリアーサスペンションまわりの各部の締付け等を点検、問題は見つかりませんでした。
レストア時の最初の組立てから200kmでコトコト音発生。
そして、ベアリングを再調整してから約400km。 まだコトコト音は発生していません。
多分、音の原因はベアリングのガタが大きかった為だろうが、確信が持てず音が再発するのでは っと不安を持ち、聞き耳を立てながら走っている今日この頃です。
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昨日はお疲れさまでした。
by 駅員3 (2012-12-03 14:09)
駅員3さん
ショーの運営お疲れ様。
又、楽しい時間有難うございました。
by kotobuki1946 (2012-12-04 22:15)