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横浜ヒストリックカーディ その2 (ジャガーXK120とベンツ190SL) [クラシックカーショー 神奈川県]

 
 11月9日に横浜赤レンガ倉庫で行われた 「横浜ヒストリックカーディ」 に ジャガーEタイプで参加。

 隣に ジャガーXK120、展示場の奥の方に ベンツの190SLが参加しておりました。
 共に興味深々の車でしたので、ちょっと比較してみようと思い立ちました。


 XK120 と 190SL をデーターで比較してみると

                  XK120                  190SL
販売時期          1948 ~1954年           1955 ~ 1963年      
        (ジャガーにはほぼ同型でXK140とXK150があり、これらを含めると1961年迄販売)
寸法             4270×1550×1270           4290×1740×1320             
エンジン    6気筒 3442cc 160HP/5000rpm   4気筒 1897cc 120BHP/5700rpm  
最高速度           192Km/h               約 168km/h



 で、ジャガーXK120 ってこんな車。

 ジャガーが初めて本格的にスポーツカー ”SS ジャガー90(後にSS100)” を発売し、その後継として 1948年に ”XK120” を発売。
XK120の120は最高速度120マイル(192キロ)の意味で、スピードレースを意識した車でした。

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 一方、ベンツ190SLはこんな。

 ベンツは1954年にレース用車として ”300SL” を発売したが、あまりにも高価になった為、廉価版として300SLのイメージそのままに1955年 ”190SL” を発売。
 190は1900ccの排気量。 SLの意味はSpeedのSとLeicht(英語でLight)のLですが、ベンツは発売当時 「190SLはツーリングカーでラリーやスポーツユースの車ではない」 と言っていました。

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 と言う事で、

 XK120はジャガーの2世代目スポーツカーで、1940年代後半のスピードレースを意識して大きなエンジンを積んだスポーツカーで、後にルマン等スピードレースで活躍、スポーツカーの会社として認識される様になった。

 一方、ベンツの190SLは1950年代中頃のツーリングカーですが、ボディスタイルは60年代70年代にも通じる斬新なスタイルでした。 1955年に300SLで参戦したルマンにおいて200人を超える死傷者を出す大事故を起こし、その後長い間レース活動から遠ざかっていた為スポーツカーのメーカーとしては認識されなかった。

尚、ジャガー XK120やEタイプの生い立ちは下記ページを参照願います。
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-07-02

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