ジャガー Eタイプ,リアーサスペンション ラディアスロッドの組立て [ E-Type リアー サスペンション]
サッカーは日本が勝ち、海外でのワールドカップ初の決勝進出です。
テストマッチの結果からは信じられない好結果です。 明らかにテストマッチとは戦い方が違っていた。
ともかく良かった。 少なくとももう2戦は勝ってほしいと願っています。
ジャガー E タイプの方は、5月にリアーサスペンションを下してから初の組立て作業に入りました。
ラディアスロッド(ラディアスアームと言った方がしっくりしますが)の組立てです。
本当はデフ等のリアーサスペンションの中心部から組み立てたいのですが、部品の入手がままならず、部品のそろっている所から作業をしています。
下写真が完成状態です。
5月31日の ”ブッシュ交換冶具” でブッシュ取り外しを報告いたしましたが、その後部品のペイントを剥がし、サンドブラストをかけ、カチオン塗装を致しました。
カチオン塗装は勿論厚膜カチオンです。
厚膜カチオン塗装はボディの下塗り等に行われる物で、塗装の膜厚が30μ(ミクロン,1μは:1mmの1/1000)と非常に厚く、防錆力は抜群です。 多分私が生きている間は錆びないでしょう。
5月31日の記事は右記です。 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2010-05-31
で、先日報告しました ”プレス機” を使ってブッシュを圧入致しました。
下写真の様にプレス機にセットし圧入しましたが、上側の梁(上の赤茶色の横材)がたわんでいます。
「やっぱり こりゃァ補強しなきゃ駄目だわ!」 と思いながらの作業でした。
ブッシュの圧入具合は写真の様です。
組立ては良く出来ました。 これからはもっともっと難しい作業が待ち構えています。
準備運動としては合格です。
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なるほどこういうふうに圧入するんですね!
外したものをどう入れるのかという心配は杞憂でした
私もJeepの下回りはカチオン塗装してもらいたいです
by 駅員3 (2010-06-27 08:29)
足回りのパーツはさすがにかなりの力で組み込まれているんですね。
アングルが歪む程にカッチリとプレスされていれば安心です。
とてもきれいな作業、凄いです。
by standardgogo (2010-06-27 10:40)
こんにちは。
これはお上手な仕上がりですね。
プロ顔負けです。
しかも油圧で無くても出来る・・・・プライベーターここもありですね。
by BPノスタルジックカーショー (2010-06-27 11:11)
ご訪問&nice!ありがとうございます。
私には放置オートバイがあり、いつかはレストアしたいという思いがあります。いろいろと参考にさせていただきます。
by tsun (2010-06-28 11:58)
プレス機って相当圧力かかりますから、あの肉厚じゃ駄目だったんですか。
by 雅 (2010-06-28 22:02)
駅員3さん
ブッシュは新品を入れました。
ねじで締め込み圧入する方法の方が力は入りますが、この方が真直ぐ入り圧入部を痛めません。
カチオン塗装は塗装表面を完全に通電状態にしなければなりませんので大変ですよ。 しかも多分カチオン塗装をしてくれる所は量産メーカーですので古い塗装落としや錆取りはしてくれません。
standardgogoさん
多分5トンぐらいの力をかけたと思います。
強度計算以上にアングルはもちましたが、それでも強度は不足でした。
BPノスタルジックカーショーさん
道具は別として作業方法は自動車メーカーの量産ラインと同じ状態になっていると思います。
ブッシュの圧入、プロはどうしているんでしょうね?
この車は一度交換されている様で、ブッシュにハンマーの跡が沢山残っていました。
tsunさん
放置バイクを将来レストア予定との事。 鉄板部分が錆無い様にエンジンオイル等をぬって、又、樹脂部品には日光を当てない様にしてに保管しておくといいですよ。
雅さん
SS40材として強度計算しましたが、実際は理論強度の倍近くもっている様ですが、それでも全く駄目でした。
by kotobuki1946 (2010-06-29 06:43)
旧車乗りは、「サビ」と聞くとビクッとしてしまいます(^^;
本当にkotobuki1946さんの知識は、勉強になります。
by くっさん。 (2010-06-29 13:41)
くっさん
昔は防錆技術も発達していなかったので、どうしても錆ます。
今回のジャガーは出来る限り錆びない車を目指したいと思っています。
by kotobuki1946 (2010-07-01 05:40)