ジャガー Eタイプ, リアーホールハウスの本革内張りを製作 [ E-Type 内装]
前回、皮の縫製トライアルの結果をレポートしましたが、引き続き右側のリアー ホイールハウスの内張りを本革で作りました。
フィット具合を見る為に、縫いあがった物を取り合えずボディのホイールハウスに当てて見ました。
よかったァ~~~。
まだ、裏にウレタンフォームを貼っていませんので、ゆるゆるですが、ほぼぴったりに出来た様ですし、パイピングも太すぎずバランスがとれている様に思います。
製作工程はどうであったかと言うと、
下写真は左側ですが、まず、ホイールハウスにビニールシートを貼り、型紙を作ります。
(型紙は右側で作った物を勝手違いの左側に当てて見ましたが、若干右と左では違っている様です。)
この型紙をもとに皮を裁断。 続いて、縫う位置の線引きと針穴の位置を目盛り、続いて、ホイールハウス側面用の皮にパイピングの表皮を縫い付け、パイピング用たこ糸を両面テープで仮付。
最後にホイールハウスの上面用の皮をパイピングの表皮とホイールハウス側面用の皮に4枚重ねで縫い付けました。 写真は縫製作業の終盤ですが、白い紐がパイピング用のたこ糸です。
で、12月29日の最初の一針から縫う事3・40時間、1月4日に縫いあがり、1月5日にボディのホイールハウスにセットしてみたわけです。
もう一度縫い目が真っ直ぐかを再確認。
よかったァ~~~。 真っ直ぐです。
今後は5mmのウレタンフォームを貼り、ボディに貼り付けるのですが、フユ―エルポンプ取り付けの改造があり、当分の間貼り付けられません。
(オリジナルのフユ―エルポンプはガソリンタンクの中にモーターも含め入っているので、なんとなく危険を感じ、昨年末に1967年頃以降の外付けタイプに変更する様決断しました。)
今回の右は正月の為、一挙に作業ができましたが、左も近い内に一挙に縫いたいと思います。
と言うのは、最近は何とか上手くいく様になりましたが、フェアレディを縫っていた頃は一晩寝て翌日再開すると再開の所からくにゃっと曲がったりしました。 針の刺し方や糸の締め付け具合で出来栄えが変る等結構微妙な物です。
所で、今回使用した皮は、アメリカにいた時にジャガーのレストア用にとアメリカの Bill Hirsch と言う会社から、ベンツ アメリカ工場のミニバン用を購入しました。 色見本を送ってきたり、2度目の購入時は色の合いを確認してから送って来る等結構親切でした。 牛一頭分(約4.5㎡)で、4万円~7万円だと思います。
ホームページ http://www.hirschauto.com/
皮のページ http://www.hirschauto.com/departments.asp?dept=31
又、糸は名古屋市の 株式会社 鈴富 さんから、グンゼのポリエステル ミシン用 5号 を購入しました。 鈴富さんにも非常に親切に相談に乗って頂きました。
ホームページは http://www.rakuten.ne.jp/gold/itotsuhan/
針とワックスは下記のブログを参照願います。
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-11-26
フィット具合を見る為に、縫いあがった物を取り合えずボディのホイールハウスに当てて見ました。
よかったァ~~~。
まだ、裏にウレタンフォームを貼っていませんので、ゆるゆるですが、ほぼぴったりに出来た様ですし、パイピングも太すぎずバランスがとれている様に思います。
製作工程はどうであったかと言うと、
下写真は左側ですが、まず、ホイールハウスにビニールシートを貼り、型紙を作ります。
(型紙は右側で作った物を勝手違いの左側に当てて見ましたが、若干右と左では違っている様です。)
この型紙をもとに皮を裁断。 続いて、縫う位置の線引きと針穴の位置を目盛り、続いて、ホイールハウス側面用の皮にパイピングの表皮を縫い付け、パイピング用たこ糸を両面テープで仮付。
最後にホイールハウスの上面用の皮をパイピングの表皮とホイールハウス側面用の皮に4枚重ねで縫い付けました。 写真は縫製作業の終盤ですが、白い紐がパイピング用のたこ糸です。
で、12月29日の最初の一針から縫う事3・40時間、1月4日に縫いあがり、1月5日にボディのホイールハウスにセットしてみたわけです。
もう一度縫い目が真っ直ぐかを再確認。
よかったァ~~~。 真っ直ぐです。
今後は5mmのウレタンフォームを貼り、ボディに貼り付けるのですが、フユ―エルポンプ取り付けの改造があり、当分の間貼り付けられません。
(オリジナルのフユ―エルポンプはガソリンタンクの中にモーターも含め入っているので、なんとなく危険を感じ、昨年末に1967年頃以降の外付けタイプに変更する様決断しました。)
今回の右は正月の為、一挙に作業ができましたが、左も近い内に一挙に縫いたいと思います。
と言うのは、最近は何とか上手くいく様になりましたが、フェアレディを縫っていた頃は一晩寝て翌日再開すると再開の所からくにゃっと曲がったりしました。 針の刺し方や糸の締め付け具合で出来栄えが変る等結構微妙な物です。
所で、今回使用した皮は、アメリカにいた時にジャガーのレストア用にとアメリカの Bill Hirsch と言う会社から、ベンツ アメリカ工場のミニバン用を購入しました。 色見本を送ってきたり、2度目の購入時は色の合いを確認してから送って来る等結構親切でした。 牛一頭分(約4.5㎡)で、4万円~7万円だと思います。
ホームページ http://www.hirschauto.com/
皮のページ http://www.hirschauto.com/departments.asp?dept=31
又、糸は名古屋市の 株式会社 鈴富 さんから、グンゼのポリエステル ミシン用 5号 を購入しました。 鈴富さんにも非常に親切に相談に乗って頂きました。
ホームページは http://www.rakuten.ne.jp/gold/itotsuhan/
針とワックスは下記のブログを参照願います。
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-11-26
4枚重ねで、とても手縫いとは思えないほどまっすぐに縫いあがりましたね。
by kanican (2009-01-07 04:38)
慣れもあるんですかね?見事な出来ですね。
しかしオリジナルはガソリンタンク内にモーターですか。ショートしたら爆発しそう。
by R-Month (2009-01-07 22:33)
アメリカの皮って丈夫でいいですよね~
あまりデリケートすぎるとデニムで乗れなくなってしまいます(笑)
by jinn (2009-01-08 00:21)
どんどん本格的になっていきますね。すごいなぁ。
本職にされたらいかがですか?
by ベアトラック (2009-01-08 11:25)
手縫いでここまで出来るなんて職人芸ですね。
by kotarobs (2009-01-08 15:05)
kanicanさん
どんなになるか不安の中夢中でやってみました。 よかったァ~ と言う所です。
R-Monthさん
慣れがだと思います。 フユ―エルポンプのモーター、スラッと書きましたが、本当は不安で不安で、大改造するか、どうしようかと長く考えていたんです。
jinnさん
一般的にはアメリカの皮は丈夫なのですが、この皮は多分ドイツのベンツの人が決めたんだと思います。 その為か、やわらかく、表面の染料との合いがいまいちです。 これがベンツの品質? って感じ。 日産のアルテマ用の方がよかったようです。
べアトラックさん
本職は無理です。 仕事が遅い。 商売になりません。
kotarobsさん
手縫いだからゆっくりじっくりできました。 ミシンを使ったら失敗の連続だったと思います。
by kotobuki1946 (2009-01-09 00:35)