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ジャガー Eタイプ, 冷却水等インテーク周りの配管 [ E-Type エンジン補器]

 まず本題に入る前に、先週金曜日病院の帰り、レストランでハンバーグを食べました。
 普通の方には大した事ではないのでしょうが、付け合せの人参が甘くおいしかった。 美味しいと感じるのはほぼ4カ月ぶり。 本当にうれしかった!



 で、キャブもエアークリーナーも取付けの目途が立った事で、インテーク周りの配管をし、続いてキャブの本付けです。 今回はその内の配管をレポートします。

 最初はシリンダーブロックのすぐわきを通るヒーターへのパイプを組み付け。

 (実はキャブやエアークリーナーが中途半端に仮ずけで、取付け確認していたのは、このパイプのカチオン塗装が出来なかった為とい言っていい。 ---カチオン塗装が遅れた原因は放射線での皮膚のあれ等によりサンドブラスト作業が出来なかったからです。)

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 次に、ヒーターからインテークにリターンするホースを組み付けて。

 続いてブローバイパイプの取る付けです。
 このパイプが最も苦労した作業で、冷却水のメインホースに干渉したり、キャブのチョークリンクに干渉したり等々次々と問題がおき、ブラケットの取り付け位置やゴムホースの長さを微妙に変え、周辺部品との干渉を解決。 周辺全体の取付けが終わって初めて取付け完了となりました。 やれやれでした。

blogP9060142.jpg

 最後はウオーターポンプからインテークマニホールドのサーモスタットへ、そしてサーモスタットからサブタンクへの冷却水のメインホースを取り付けて完了です。

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 これでやっとインテーク周りの作業が前進し始めました。



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ジャガー Eタイプ, エアークリーナーの点検と取り付け準備 [ E-Type エンジン補器]

 
 相変わらず極早朝と夕方だけ外に出る ”日陰者 レストアラー” を続けております。
 私は元々から仕事が遅く、しかも日陰者とあっては、はかどらない事この上なし。


 キャブレーターのめはなが立った事で、エアークリーナの点検と取り付け準備を行っています。

 下の写真は車への仮組付けをしてみた結果です。
blogaP8250109.jpg



 エアークリーナー本体は簡単に取付け取外しが出来た為、アメリカに居る時にメンテをしておきましたので、今回は点検だけです。

 下写真がエアークリーナーの構成部品で、黒い部品は全てアメリカでサンドブラストで錆を取り、カチオン塗装をしました。 今でも錆も傷も劣化もなく、全くメンテの必要がありません。
 (何時もアメリカ品質を信じない私ですが、この塗装は”誰か”が品質責任者で100%自信ありです。)

 又、カートリッジのエアーフィルターも新品に交換済みです。
 右写真の一番右の大型の丸いシールはアメリカで切れた部分を補修し持ち帰りました(下右写真の右下の部品)が、今回は右写真の上側の新しい物に交換しました。

blogP8250105.jpgP8250106のコピー.jpg

エアークリーナーの組み立ては下写真の様に
カートリッジを固定して(写真は下側の部分が上になっている)   カートリッジの組み立て品を挿入
blogP8250109.jpg  blogP8250111.jpg

組上がったエアークリーナーユニットです。
blogP8250112.jpg




 車への取付ですが、下側に付けるブラケットが見つからず、新たに購入した部品は車に対し約10mm長く組付けられず、道中の長い改造進めつつあり、このブラケットの修正や最終組み付けは別途レポートします。



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ジャガー Eタイプ, スターターモーター等極太パワーケーブル製作 1 [ E-Type エンジン補器]

 エンジンのアースケーブル(電線)・スターターモーター用ケーブルはだいぶ劣化しており、多分電気抵抗も増えているだろうし、何といっても汚らしくみっともない。


 と言う事で、新たに製作する事に。

 近くのオートバックスで極太電線とその端子を購入。
  極太電線は外径 10mm,芯線約6mmで 赤線1.5m, 銀線(無色被覆,黒線の代用)2.5m
  端子は24金メッキで板厚 1.9mm

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 端子の板厚は1.9mmもあり、手持ちの圧着端子をカシメる工具の形状を参考に、非力な私でもカシメが出来る様に専用工具を製作し、万力を使ってカシメる事にしました。

 写真は圧着端子用工具
P8150100.JPG

 上写真の中の端子をカシメる部分の形状をまねて工具製作
P8140112.JPGblogP8140111.jpg

 写真の様に端子をセットしてカシメる。    実際のカシメ 万力を使う事で1000Kgの押付け力?
P8140110.JPGblogP8140100.jpg

カシメ完了品。   工具製作に2時間半位かけた効果あり。
P8140109.JPG
P8140103.JPG

 で、完成したエンジンアース用ケーブル(電線)  尚、スターターモータのケーブルは長く、ケーブルの配線が複雑なため、配線しながらの加工の為、単品の写真はありません。

blogP8140114.jpg


将来バッテリーを購入した時には、この方法でバッテリーケーブルも作る予定。


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ジャガー Eタイプ フューエルポンプ 取り付け [ E-Type エンジン補器]

 今年の初めより何度か ”フューエルポンプの為に・・・・” と書いてきましたが、やっとの事ブラケットも完成し、今日、ボディへの取り付けが完了しました。

 下が取り付け完了写真ですが、ボディに隠れかすかにホース取り付けコネクターが見える程度です。

P1010013.JPG

 で、従来どうだったかと言うと、下写真の様にトランクの中にガソリンタンクがあり、ポンプはガソリンタンクの中に取り付けてありました。

blogPA300259.jpg

下写真は従来品のフューエルポンプです。 外観は非常に劣化していますが、作動はしていました。
しかし、この劣化したポンプをメンテし、又、タンク内に設置するには電気のショートによる火災等の心配が先に立ちます。 そこで今回、Eタイプの65年頃からの4.2リットル車に採用されていた外付けタイプに変更する事にしました。

PA300281.JPG



 と言う事で、新しいポンプとホースやブラケット類を購入し取り付ける事にしました。

 しかし、私の車は64年型3.8リットルですので、ボディい側にはポンプ取り付け用のブラケットが付いていません。 そこで、私なりにボディに取り付ける為のブラケットを作り、又、4.2リットル車とほぼ同じ位置に付けるべくボディ 右ホイールハウス インナーの加工をしました。

 下写真は自作のブラケットに4.2リットル車用ポンプをラバーマウントで取り付けたところです。
 フューエルホースも購入しましたが、ナイロンホースでしかもクランプが無く、国内で適切なクランプも見つからず、日産から純正ラバーホースとクランプを購入し交換しました。
又、ホースが振動等で揺れた場合、ボディのエッジに当たりそうな所にはヒーター用の厚手のゴムホースをまきプロテクター代わり(下写真のコメント部)にしました。

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 で、ボディに組み付けた結果が最初の写真です。 ボディ側ののぞき窓が小さかった様です。

 今後はホイールハウスの内張りを貼り、のぞき穴部分のカバーを作成し取り付ける事になります。

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 連載しています、千葉県 房総白浜 野島崎灯台下の厳島神社の七福神です。
今回は、寿老人です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BF%E8%80%81%E4%BA%BA

naP1100011.jpg

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ジャガー Eタイプ,ラジエーターのサブタンク取付け [ E-Type エンジン補器]

 ラジエーターのサブタンクを購入したのは約1年前。

 従来の物はスチール製で、ホース部分等の錆がひどく、購入する事を決意。

 選択しは3つ。 従来通りの鉄製,ちょっと高価だが真鍮製, 更に高価だが軽いというアルミ製。

 で、私は純正と同じ外観で、錆び難く、熱伝導率のいい真鍮製を選択。
”熱伝導率が良い” と言えば聞こえはいいが、エンジン全体の冷却性能からすれば極わずかだろう。 

 もし、軽いアルミ製が純正と同じ外観なら、アルミ製にしたかも。 真鍮製でも以外と軽いかった。


 まずは、サブタンクを取り付けるブラケットを付けて。
取付けはマウンテングラバーでサンドイッチし、フロントのクロスフレームにボルト2本で締め付けるだけ。

PB161361.JPG

 写真の様に、白く見えますが、これはグレーのハンマートーンペイントで塗装した為。
写真ではよく分からないが色具合は良い物の、オリジナルに比べ、クリアー成分が強い。

 問題はペイントの作業品質。 あるレストア屋さんにハンマートーンの塗装は出来るかと確認したら ”やります”。 インテークダクト等もあり、4リットルのペイントを買い、塗装したので見てくれとの事。
ひどい失敗作。 ハンマートーンではなく、流れトーンになっていました。
 (ハンマートーンと言うのは鍋等のハンマーで叩いた様な模様と同じ様な模様が出るペイントです。)

 やり直したがプロの技には程遠い。 自分でやればよかったか?? でも全く自信はないし!!!
と言う事で引き取り、今回の組付けに至りました。


 続いて、ラジエーターのサブタンク取付けです。
このタンクも、塗り直しました。 なぜか! ブラケットがオリジナルとだいぶ異なるハンマートーンだった為、合わせる為に再塗装しただけ。 深い意味はない。

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 本当は、ラジエーターのステーと共締めだが、ラジエーターのメンテをしていないので、今回は仮付け。





 で、今回の作業の中での最大の問題は、サブタンク ブラケットのペイントです。
 ペイントの質に問題がある事は勿論ですが、それよりも何より、本来、ハンマートーンを塗るべき部品なのか、それとも黒い塗装のままだったのか分かりません。

 いろいろ調べたが、黒いままの車や、ハンマートーンを塗った車があり、どれが正しいか分かりません。 年式で違うのかも。 とりあえず、後でこれだけを塗り直すのは無駄が多いと考え、塗ってしまいました。
 
 で最後に、タンクに水温センサーとキャップを取り付け、今回の作業は終了にした。

PB201358.JPG


 で、メンテナンス前はこんなでした。

blogP8010274.jpg

 所で、アルミタイプはこんな形です。 レース用の様に改造するのならいいが???

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 最近、日増しに自己流や自作部品がが多くなり、内装は100%自作にする予定だし。  益々、オリジナルから離れて行くような気がして、不安になってきています。 

 かといって、イギリスからの部品は品質的に問題が多く、どうしたもんだろうね~~~~~。

 まァー いいかッ! 自分の車 自分の車。 自分が良ければいい!!!!!

 っと、ぼやくこの頃です。
 
  

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ジャガー Eタイプ, ハイテンション コードの組立てと組付け [ E-Type エンジン補器]

 ハイテンション コード (ケーブル)の組立てって何だ?
と、思われる方もおられると思いますが、実は私も初めてです。

 イギリスの部品販売会社のカタログを見ると 「ハイテンションケーブル セット」 となっていたので、コイルを含め7本セットかと思い注文しました。

 到着したのは写真の様に、”なが~~~いケーブル” 1本と差し込み部分などの構成部品です。

PB201359.JPG


 で、どう組み立てたかと言うと

 まず、従来品をエンジンに取り付け従来品の状況を見ながら、新しい ”なが~~~いケーブル” を多少長短を付けて切り、上写真の一番下の太く長いケーブルホルダーに差し込みます。

 そして、デストリビューター側のケーブル取り付けホルダーを差し込み、真鍮製のワッシャーを真鍮製のビスでケーブル中心の銅線に締め付けます。

PB231373.JPG


 続いて、反対側のプラグへのホルダーは、ホルダーの中に3mm位のねじが埋め込まれているので、ケーブルにねじ込み、1本のハイテンションケーブルが完成。 これを6本とコイル用の計7本を実施。

完成したハイテンションケーブル アッセンブリーをシリンダーヘッドボルトに締付け、組付け完了です。


 で、エンジンに組み付けた結果は下写真の様です。

blogPB231381.jpg

 レストア前はどうだったかと言うと

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 変った所では、デストリビューターのキャップへの取り付けがねじ込み式です。 他の部分を整備している時に知らずにコードさわり外してしまう様な事がなく、安心できる構造です。
プラグ側は普通の L 型の差込み式です。 CHAMPION の白地が目立ちすぎて好きになれません。

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ジャガー Eタイプ, アクセル リンケージの組付け [ E-Type エンジン補器]

 下の写真が主だった部分の完成写真です。

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 室内のアクセルペダルはサンドブラストしカチオン塗装をしましたが、フロアーに取付けるネジ穴が有りません!!!      と言う事で取付きませんでした。
 ボディ屋さんでフロアーに穴をあけ、ナットを溶接するのを忘れました。 しかもここはフロアーの下面にフレームがあり、袋状になっています。 ボディもカチオン塗装をしたのにィーーーー!!!!
非常残念ながら先々、ナットプレートを作りパッチワークをする事になります。
またまた未完成部分が出来てしまいました。

tonoPA051285のコピー.jpg

 各リンケケージはサンドブラストをし、クロームメッキにしました。
本来はカドミニュームメッキですが、今はカドミニュームメッキはできません。 あれこれ考えましたが、錆び難く汚れも付き難く、清掃も軽くふくだけで綺麗になるクロームメッキにする事にしました。 ちょっとキザですが掃除が楽なのは魅力です。

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 写真で分る様にアクセルリンクを取り付けるブラケット類はサンドブラストをかけ、クロメート処理に3化クロームを使った亜鉛メッキとクリアー塗装です。

各リンクの継ぎ手部分は、支点になるリンクのボールを挟む様にスプリングで押さえています。

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 と言う事で、今回も完成に至らず、作業途中の部分がまた一つ増えてしまいました。



 秋の味覚

 家庭菜園でとれたサツマイモです。

 石焼や焚火で焼くのは本当にうまいのですが、簡単にできる事ではないのでレンジで焼きます。
さつまいもをサランラップで巻き、電子レンジで柔らかくなるまでチンして、その後軽くガスレンジのオーブンで焼き水分を飛ばして食べています。 1つでも小さくとも問題ありません。

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ジャガー Eタイプ ダイナモの???(塗装?) [ E-Type エンジン補器]

 今回の組立準備はダイナモです。
何時もでしたらタイトルにメンテとかレストアとか書くのですが、ダイナモは外面を清掃して塗装しただけなのでメンテには程遠いし、レストア等とは言えません。 で、???(何と言えばいいんだろう)となりました。

 ジャガー Eタイプのダイナモ(直流発電機)はこんなで大きく、重く、写真の様に車に付きます。

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 ジャガー Eタイプを見られた多くの方は、”アレ、違うなァー もっと小型では” と思われると思います。
それは、この車がプラスアースで、発電量も少ない為、多くのオーナーはマイナスアースにし、発電量の大きい、小型の交流発電機(オルタネーター)に変更しており、変えた後の車を見ておられるからです。

 40年前頃迄は ”プラスアースの車”や”マイナスアースの車” とメーカーによってまちまちでした。
 しかし、今ではほとんどの車が ”マイナスアースの車”になり、 ラジオもカーナビもマイナスアース用に出来ています。
 私の車も ”プラスアース” のままでは、カーナビ等を付けるにはボディから完全に絶縁しなければならず、少しでもボディと接触するとショートし、ヒューズは飛び、火災の可能性が高くなります。 かといって、完全絶縁は非常に難しく、大変で、しかも何時もショートの心配をしなければなりません。

 という事で、レストアが完了し、車検迄には交流発電機を付け、マイナスアースに変更する予定です。
従って、今回のダイナモはエンジン調整やランプ類等各部の作動チェックだけの予定の為、メンテはしません。 かといって汚れていたのではみっともないので、外観だけでも綺麗にする事にしました。

 で、プーリーと冷却ファンはサンドブラストをかけ、錆取りをして、スプレー黒色塗装のみ。
ダイナモ本体は、サンドペーパーで古い塗装を落とし、アルミ部分をマスキングし、スプレー塗装です。
(尚、車がアメリカから日本の自宅に届き、一度エンジンをかけた時は十分に発電していました。)

 結果、こんなに綺麗に見えます。
P9061288.JPGP9061289.JPG

でも内部はほこりや摩耗粉がびっしりです。 (写真の様に黒鉛端子はまだ使えます)
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 最後の写真を添付せず ”ブラシをはめるのに苦労したが、メンテ完了です” なんて書けば ”そうだったの” で通ってしまいます。 どこかの安売り旧車販売店みたいな事は私にはできませんでした。
 (旧車をきちんと修理するには膨大な工数がかかり、高価になってしまいます。 旧車の購入は、自分でどこまで修理できるかと懐具合との相談でしょうね。) 



 尚、このダイナモはスターターモーター同様、車のレストア完了後ゆっくり純正としてメンテをしておく予定です。
(何時の事やら!!!!!!!)


 次回は沖縄の 「大綱引です」

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ジャガー Eタイプ ディストリビューターのメンテ [ E-Type エンジン補器]

 久しぶりにEタイプの記事です。
ここの所、細かな事をコチョコチョとやる事が多く、しかも時間ばかりくってブログネタとしてうまくまとまりません。 多分、当分の間こんな状態が続くと思われますので、ブログの書き方も工夫しなければと思っているこのごろです。

 本題のディストリビューター(以下ディスビ)ですが、メンテ前の状況です。

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外したディスビと交換予定の部品(右側)です。
P6031172.JPG

左写真はディスビのキャップを外し、ローターを外した所です。
右写真はポイント関係を外し、回転進角の部分です。 分解はここ迄。
更に分解し、内部のベアリングを見たかったのですが、これ以上分解する勇気がありませんでした。

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で、内部をシンナーで清掃し、グリースを補充し、ポイントのベースプレートを取り付け、新しいポイントセットとコンデンサーを付けました。
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写真の上側の円盤状の部品がバキューム進角用のユニットでこれも新しいものに交換し、ディスビ内部を保護するダストカバー(分解した時はこの部品が付いていませんでした)を付けて本体は完成です。
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ディスビをエンジンに組み付けるブラケットは左写真の様に大きく変形していました。
万力とハンマーやドライバーを使って修正し、再メッキし、右写真の様にほぼ新品同様になりました。
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で、エンジンに組付けです。
エンジン組立時にセットしておいたディスビのドライブシャフトにはめ、ビス一本締め取り付け完了。
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ディスビのドライブシャフトに関する記事は http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-06-01
                         http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-06-08


 ディスビの調整では、ポイントの隙間は調整しましたが、 バキューム進角は車が完成し走行状態を見ながら調整しようと思います。
 又、点火時期の調整はエンジンを始動した時に行いますが、SRL311やシルビアでは”進角 0 ” の位置がシリンダーブロックに刻んでありましたが、ジャガーにはめあすとなる物が全くありません。
多分、強引にエンジンをかけ、その後フラッシュライトで点火時期を調整するのでしょうね。
(この時強力な助っ人が、ハイパワーのスターターだったんだけどね!!! 残念です。)

 ジャガーのマニュアルで、アレッと思った事が一つ。
 4段目の写真の様に、ローター取り付けの ”シャフトの内部(中央の白い部分)にグリースを付ける様に” と書かれています。 国産車ではこの記述なかったのでは? 昔はこうだったんですかね? この部分には通電性のあるグリース ”コンタクト グリース (市販の中には ブライト グリース 等とも言います)” を使いました。 このグリース、私はシルビアのバッテリーの端子にも使っています。



 沖縄の友人が送ってきたマンゴーです。
先日、NHKの ”鶴べいの家族に乾杯”で石垣島のマンゴーやスイカ,パイナップルを放映し、荒俣さんが ”美味しい” っとかぶりついていました。我が家も沖縄の友人から届き、 ”美味しかったァーーー”。

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ジャガー Eタイプ スターターモーターの組付け [ E-Type エンジン補器]

 今回は、スターターモーターの取り付けです。

 スターターモーターは写真右の様にハイパワー仕様を購入しました。  オリジナルの従来品(左)と比較すると重さは半分ぐらい。 大きさも小さくなっています。

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 新しい物を取付け様と思ってはいたのですが、2週間位前からなんとなく ”作動チェックをした上で付けないと” と思い始めていました。 で、作動チェックです。 うんともすんとも言いません。
念のため、マイナスアースでも試みましたが全く同じです。 (お気付き? この車プラスがアースです。)

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 っで、従来品を確認すると全く問題なく回り、しかも、プラスアースでも、マイナスアースでも同じ方向に回ります。 (将来マイナスアースに変更してもオリジナルのスターターはそのまま使える事が判明。)
 又、この車を購入した時も問題なくスターターは回り、エンジンがかかりました。

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 更に新規購入のスターターモーターは最初の写真で分る様にギアーが ”飛び出し型”です。 オリジナルは ”引き込み型”です。  オリジナルの最初の写真とすぐ上のモーター回転中の写真のギアーの位置を見て下さい。 ギアーがモーター側に移動しています。
 通常スターターモーターは停止していて、エンジンをかける時だけギアーが移動し、フライホイールのギアーに噛み合い回ります。 この時のギアーの移動がオリジナルはモーター側に引き込む様にして回ります。

 と言う事はフライホイールのギアーの歯は?
下写真の様にギアーの歯を斜めに削り、オリジナルのスターターのギアーが入りやすくなっています。 新しいモーターを使うとギアーがフライホイールのギアーにぶつかり、噛み合いにくくなります。

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 残念ながら新モーターは、修理が必要な上にフライホイールのギアーの追加工が必要な様です。 ちょっと位のエンジン調整不良はスターターのハイパワーで無理やりエンジンをスタートさせ様と思ったのに。
(折を見て、イギリスにクレームの相談をし、少なくとも動く物にはしておきたい。)


 と言う事で、今回は、オリジナルを掃除し、ペンキを塗り、組み付ける事になりました。
 
 実はこのスターターモーターはトランスミッションにボルトとナットで締め付けてありますが、車載状態ではスパナもボックスも入らず取り付け・取り外しができません。
で、前のオーナーは下写真の様にボディに穴を開けてしまいました。 これでも一人がエンジンルーム側から特殊スパナでボルトをおさえ、一人が室内からナットを緩める、2人作業で外したと思います。

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 上側のボルトは普通にボルトとナットの組み合わせでエンジンルーム側から組み付けました。 
下側は、組付け易くする為にボルト部分にナットプレートを製作、セットしておき、下写真のスパナを使い、エンジンルーム側からの一人作業で組付け完了。

blogP7261253.jpgP7261256.JPG
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やっと組付け完了
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 で、前オーナーが開けた穴は残し、手製のカバーを付ける事にしました。 (写真は仮付です)
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 せっかく手に入れた新しいスターターモーターは使えず、代金194ポンド 約42000円が宙に浮いてしまいました。 (新しいスターターモーターは安いと思うが、動かないとこれほど高いゴミはないのですが。 国産車なら10万円を切る位の値段ですか?)   




今回の花は、一昨日まで田舎に行っていましたので、田舎の家で咲いていた花です。

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ジャガー Eタイプ, フュ―エル フィルター の取付け [ E-Type エンジン補器]

  今回はフューエル フィルター ユニットをメンテし取り付けました。

 一般的にはどーって事のない作業ですが、問題は車両にどう付けていいのやら右往左往でした。

 で、完成させたフィルター ユニットの取付け状態です。

P7061226.JPG

 なぜ右往左往したのかと言うと、以前から参考にしていた本の写真では、私の完了させた様に、車の進行方向に対し直角に付けた車があるかと思うと、下写真の様に斜めに付けた写真が載っていました。

 下写真は私のフューエル フィルター ユニットのブラケットには斜めに付けた跡があり、試してみました。
 何となく、違うんじゃないの???
P6041177.JPG

 で、ジャガーのパーツカタログを見て見ると、

 なんと、取り付けブラケットが上向きと下向きの両方が載っていました。
 
 フューエルラインのページです。
fuel filter 4.jpg

 キャブレターのページです。
fuel filter 3.jpg


 と言う事で、私の主観で最初の写真の様に取り付けにしました。
斜めに取り付けている方が見たら見なれない状態で、”なんとなく変” と思うかも。

 で、何時もの様に従来の写真。 私の主観と同じです。
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そして構成部品です。
P6011165.JPG


 こんな所の取付け方なんてどうでもよい事なんでしょうかね  ?????  !!!!!



 今日は庭の花は中止し、沖縄の夏の花です。 先日友人がメールで送ってきました。
「花東南植物園」の花です。

花東南植物楽園004沖縄080704.JPG花東南植物楽園007沖縄080704.JPG花東南植物楽園015沖縄080704.JPG

まさに南国の花でした。



前号のコメントの回答は、 今回はパスさせて下さい。  すいません。
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ジャガー Eタイプ, オイルフィルターのメンテ [ E-Type エンジン補器]

 今回は、オイルフィルターをメンテし、組付けました。

 例によって、メンテ前の写真です。 
既に、フィルターケースの表面処理はすべてはがれ、オリジナルはどの様な仕上げかわかりません。
ただ、メッキであればメッキの跡方が残っているはずですので、多分塗装でしょう。 塗装としても何色かは全くわかりません。 色々な雑誌を見てもこの部分はキャブレターやエアークリーナーの陰に隠れ見る事が出来ません。
従って私流にケースは黒のカチオン塗装で仕上げました。

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 メンテが完了し、エンジンに組付けた結果です。
私のジャガー Eタイプはオリジナルタイプですが、フィルターとケースが一体となった物(極一般的なフィルター)とそれを付けるアダプターも販売されていますが、私は出来る限りオリジナルで行きたいと思っています。 
 尚、将来部品が手に入らなくなることも考え、アダプターだけは購入しておこうかとも思います。

P7051229.JPG

 で、構成部品はと言うと写真の様になっています。
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フィルターボデイの内部です。
 万一フィルターが詰まった時には、油圧が上がり、写真上側のバルブ内部のスプリングを押し下げバルブが開き、汚れたオイルでもとりあえずエンジン内部にオイルを供給するようになっています。
 又、写真下側のバルブは油圧を一定に保ちながら、余分なオイルをオイルパンに戻すバルブです。
 (写真はメンテ前で、当然バルブの点検とスプリング交換をしました。)
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 下の写真はオイルフィルターですが、4年前にアメリカでどちらが良いの分らず、フエルトタイプとカートリッジタイプをカタログだけで購入してみました。 改めて現品を確認の結果、当然カートリッジタイプを組付けました。

 イギリスは、今でも右のフエルトタイプを販売していると言う古式豊かなお国柄の様です。
多分、読者の皆さんも初めてフエルトタイプを見る方が多いのではと思います。 実は私も初めてです。
P7051226.JPG




 今回の庭の花は、「モッコク」 と言う一般的な庭木の花です。
この木はちょっと変わった木で、ある木は雄花(雄しべだけ)だけ,ある木は雌花(雌しべだけ)だけ,ある木は雌しべと雄しべを持った花を付けると言う不思議な木です。

 我が家の木は雄しべと雌しべを持つ普通の木で、実も一杯付けます。 蕾の大きさは3~4ミリで
花は1cmくらいです。
P7071253.JPGpP7071247.JPG
木の外観です。
P7071255.JPG


「モッコク」に関するページです。 参考までに
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/theaceae/mokkoku/mokkoku.htm
http://www.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/mokkoku.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%AF

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ブローバイ と イグニッション コイルの組付け [ E-Type エンジン補器]

 ここ2カ月くらい、密かにエンジンの外装部品とフロントサスペンション部品をメンテしています。 (書いたら密かにではなくなってしまいますね。) 今後順次組付けられるかと思います。

 今回はまず、ブローバイ セパレーター(シリンダー下部から漏れたガス=ブローしたガスとそれに混じっているエンジンオイルを分離する装置)をシリンダーヘッドに組付けました。

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エエッ!   この部品今迄のエンジンの写真に写っていた。

と気付かれた方もおられると思いますが、実は今迄は仮付けだったんです。

っで、メンテ前はこんな状態でした。 

PA200268.JPG

 このアルミ製の本体はシリンダーヘッドをポリッシュした時ついでにポリッシュをしておきました。
”何でこんな複雑で、高価な部品にするんだろう” ”単にパイプを曲げ、オイル切ネットを付け、ブローバイガスの通路を上にあげればいいんだろう” と大いなる疑問を持ちながら。

ブローバイ セパレター の構成部品です。
写真ではよくわかりませんが、ネットの形状が異なっていますが、新規購入の方がエンジンにマッチしている様に思えます。
blogP6011167.jpg



 続いて、イグニッション コイルを取り付けました。

 当初、新品を購入しようかと思いましたが、今だに取り外した部品や既に購入した部品はいたる所に山になっている事、 取り外したコイルが 1997年製と比較的新しい事 (多分数年しか使っていない)から グッと買うのをこらえました。
 尚、このコイルはハイテンションコードを取付ける樹脂部分が”白”で標準品ではない様です。---と言う事でいずれは買い替える事になるでしょう。

コイルとそのブラケットです。
 このブラケットは亜鉛のユニクロメッキの上から黒く塗装されていました。
色々な本の写真を見るとブラケットの色は塗装による黒があるかと思うと、メッキの白もあります。 で、最終的に出した答えは、1967年に撮られたジャガーの組立ラインの写真 (シリーズⅡ)で、白い色をしていましたので、多分カドミウムメッキだと思います。 従って私は、下写真の様に3価クロームでクロメートした亜鉛メッキの上にクリアー塗装を塗りました。 (カドミウムメッキは公害の関係から廃止になっています。)
P6041173.JPGblogP6041175.jpg

で、組付けた結果です。
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今日の庭の花はサボテンです。 昼間は花が開いていますが、下写真の様に夕方にはしぼみ、翌日また開きます。
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エンジンにウオーターポンプとベルトテンショナーを組付け [ E-Type エンジン補器]

 エンジンをボディに組付けた事で、エンジンの外装部品を組付けられる様になりました。

 そこで、今回は以前メンテナンスをしておいたベルトテンショナー(アイドラープリー)を組付けました。

 ここでのポイントはクランクプーリー,ベルトテンショナー(アイドラー)プーリー,これから組付けるウオーターポンププーリー,ジェネレーター(オルタネーター)プーリーの前後方向の位置ずれです。 位置がずれているとベルトが曲がった状態で高速回転する為、ベルトの早期摩耗の原因になります。 全て付けた時にベルトの曲がりを確認する様に黄色荷札を付けて(最後の写真でかすかに見える)おきました。

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クランク プーリーも取り付けましたが、クランクボルト(下の大きな6角ボルト)のメンテナンスが遅れており後日もう一度つけ直しです。

 ベルトテンショナー(アイドラー プーリー)のメンテナンス記事は下記です
http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/archive/20080301

 ウオーターポンプはベアリングにゴロツキ感があり、新たに購入しました。 取付けようとウオーターポンプを出してみると、”あれ! 塗装してない!!!” 

 っと言う事で、まずは従来品と比較して見ました。
blogP5281129.jpgP5281138.JPG

 下写真のhとwの寸法が異なっており、ポンプの容量が少なくなっている様に思えます。 例えばh寸法は新しい方が1.5mm低い。
尚、ポンプのベーン(はね)も異なっているので、これでカバーするのかなとも思いますが、容量低下に備え、従来品もベアリングを購入しメンテをしておくことにします。 (初めからメンテにしておいた方がよかったかも。 と言っても未経験の分解組立です。)
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 と言う事で、心配事を抱えながら、シンナーとブレーキクリーナーで清掃し、塗装をしました。----乾燥する迄待つこと3日。 そして、エンジンに組付けました。
blogP5311150.jpg




今回の花は サボテンの花 昨年は冬の天候が暖かく、2月にはつぼみが出来、結局は4月に咲きましたが、今年は異常なく4月につぼみが出来、5月下旬の開花となりました。
P5181102.JPG



 既に沖縄から情報や荷物が届いていますので、
 もちろん、次回は沖縄情報です。

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エンジン ベルトテンショナーのメンテ [ E-Type エンジン補器]

 水曜日の休みに、ベルトテンショナーをメンテしました。

 Eタイプのテンショナーはスプリングによる無調整式のテンショナーです。

 テンショナーは写真のコイルスプリングの付いた部品で、エンジン本体の最前部付いています。
コイルスプリングの真下に見える大きな円盤はダンパーとクランクプーリーです。
blogPA040275.JPG

 外した状態です。 右の白い部品は新しいテンショナープーリーです。 古いプーリーは若干ゴロゴロ感があり交換する事にしました。
スプリングに書いたオレンジ色の線は、再度組付ける時にスプリングの縮み代を正しくセットする為です。
(再度の組付け時、同じ様にオレンジの線がまっすぐになれば分解前と同じに組めた事になります。)
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 テンショナーを分解し、全ての部品を清掃・再塗装しました。 古い汚れたプーリーとナット2個は使用しません。
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 テンショナーを組上げて、完成です。 汚れたプーリーは旧品で、万が一に備え、このまま保管しておきます。
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 所で、ブログへの投稿が上手く行きません。 原因は2つ。

 1つはパソコンが3度目の不調に至っています。 機種はソニーのバイオ。 2003年1月購入です。
電源スイッチが入ったり、入らなかったり全く不安定です。 もう1つは時計が大幅に狂っています。
この2つの故障は全く同じ状態が、今度で3度目です。 2度目迄は修理しましたが、今回は修理する気になれません。

 もう1つはソネットの今回の改訂後、なかなか上手く立ち上がりません。 多分私のパソコンが古い為かと思っています。
偶然立ち上がったこのチャンスに記事を書きました。

 と言う事で、コンピュターソフトを作っている娘夫婦の選択でDELを注文しました。 到着まで、2週間位ブログを書けないかもしれませんし、皆さんの所にも訪問できないかと思います。 ご容赦願います。 
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