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ジャガー E-タイプ, ラッゲージルーム コンパートメントのメンテ 前篇 [ E-Type 内装]

 
 今回はラッゲージルーム(トランクルーム)のコンパートメント(仕切り板)のメンテですが、この項は長くなり、しかもまだ取り付けが完了していませんので、2回連載とします。


 下写真がレストア前の状況。 大きな部品で、小物部品がいくつか組付けてあります。
bbloggP6060015.jpg

 このコンパートメントは倒す事も出来ます。
bblogPA270269.jpg



 で、外して分解します。

 上写真に示した2か所のヒンジが下写真の様に破損していました。
又、下右写真の様にビニールレザーをはがすと、ナットプレートは錆びていました。
compP1010011.jpgP8020092.JPG



 メンテナンスの開始です。

 まず、錆びたナットプレートにサンドブラストをかけ錆を取り(下左写真の白い部品)亜鉛メッキ行き。
(錆を取りメッキをしても、組上がれば表皮に隠れ誰も見てくれる人がいないのに道楽だねェ~!)
錆が激しくビスが外れなかったナットプレート2個は2mmのステンレス板で一体型を自作(下右)。
P8190099.JPGP8100097.JPG

ストッパーアームも錆びており、下右の様にカシメピンを外し、アーム自体と取付けネジをクロームメッキ。
PC101382.JPGPC101384.JPG



 で、合板本体のメンテ完了状態です。
 合板本体の端の部分や木ネジ穴の部分にグラスファイバーの樹脂を塗り補強。 勿論塗った樹脂部分は平らに削ります。 木ネジの穴は再度ドリルで穴あけ。
 blogP9260145.jpg

 又、オリジナルのビニールレザー製表皮は厚みが 0.5mmに対し、これから貼る本革は1.2mmもあり、これに伴い合板本体の幅を約2mm削り込んだり、端面の表皮接着用の溝幅を広げたり、最上部のモールが入る様に板厚を薄くする等の改造を行いました。
P9260142.JPGP9260141.JPG

 少しでもデラックス感を出そうと、合板本体の表裏両面に 3mmのウレタンを張りました。
オリジナルにはウレタンは使用されておらず、ビニールレザーを直接合板に貼り付けています。
P9290148.JPG

 

 次回に続く。    といいなァ~~~。


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ジャガー Eタイプ, 左ボディサイド フロントフィニッシャの製作・組付け [ E-Type 内装]

 
 今回は左ボディサイドのフロント側フィニッシャーの製作と取付けです。


下写真が取付け完了写真です。

P9100136のコピー.jpg


製作過程は、

 まず、フィニッシャーのベースを製作します。
既に何度か取上げている複合版(樹脂をアルミシートで挟んだ材料)をボディ形状に合わせ切断。
そして、ボディ形状に合わせ製作する。 実はこの作業が大変で、少し削ってはボディに当て、少し曲げてはボディに当てを繰り返しボディにフィットするベースプレートを製作する。

P1170034.JPG

 次いで、本革をベースプレートに合わせ裁断、縫製を行う。
 次に、ベースプレートに5mmのウレタンシートを張り、縫製の終わった本革を張り付ける。
 完成した部品が下左写真です。
下右の写真は従来品で、ベースプレートはボール紙・表皮はビニールレザー製で型崩れしている。

blogP9100129.jpg PC211391.JPG


で、取付け完了写真が最初の写真。 又、斜め前から見た写真が下写真です。
 今回は、皮のしわもなく上手くいきました。
blogP9290156.jpg

 実はこの左用は2個目の製作なんです。 最初に製作した物はしわだらけで大失敗。
その経験を生かし製作したのが下記のブログに掲載した右用のフィニッシャーです。
従って今回の製作は2個目,右用を含めると3回目の製作になり、より上手く出来たしだい。

 下ブログには製作過程がもう少し詳しく書いてありますので、よろしかったらどうぞ。
 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-05-15



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ジャガー Eタイプ, ラッゲージルームのマット製作 [ E-Type 内装]

 5月中旬、入院前最後のレストア作業はトランクルームの一番前側のマットの製作でした。


 下写真が完成品です。
表面の皮にたるみが出ていますが、これで1メートルの長さに対したった5ミリメーター分のたるみです。

blogP6060015.jpg



 で、製作過程は

 マットのベースとして、表皮の下に3mmの黒いフェルト、その下に5mmのウレタンシート、一番下にウレタンを保護する為の白い布(ワイシャツの裏地)を貼りました。

 表側   新の黒いマットはフェルト。  旧は凹凸を付けたビニールシート
blogP1010002.jpg

 裏側   新の白い色は布。    旧の茶色い色はヤシガラの繊維だと思います。
 (非常に古い車は、ウレタンが高価だった為、ヤシガラの繊維部分を適当な密度で、接着剤でかため
使っていました。 家庭用のソファー等にもヤシガラが使われていました。) 
blogP1010005.jpg

 マットのベースが完了した所で、黒い皮を貼り、外周を6mmピッチで縫い完成。

 マットの車への取り付けは単に所定の位置に置くだけですが、トランクルームのコンパートメント(仕切り板)を取り付ける所のフランジにライトグレーの皮を貼り、下左写真の様に今回のマットを敷きました。
 下右写真はレストア前の状態。
 
blogP6060020.jpg  blogPA290292.jpg



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ジャガー Eタイプ, レッグルームフィニッシャー貼り付け [ E-Type 内装]

 放射線治療の為に毎日半日は病院通い。
 残りの時間、休みやすみ少しずつジャガーのレストアしております。



 で、今回はジャガー Eタイプのフロント レッグルームのフィニッシャーを貼り付けました。
このフィニッシャーはずいぶん前に製作しておいたもので、場所が場所だけにレストア作業の為に室内に出入りする事で汚れると思い、貼り付けを延期していた物です。

 フィニッシャーの製作記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-12-29-1

 下写真が貼り付け完了状態です。 貼り付けは当初の予定通りマジックテープです。
ドアー側の丸いメッキ部品はフード(ジャガーではボンネットと言っています)ロックのベースです。

 左側
P6110004.JPG

 右側
P6110007.JPG

フィニッシャー取り付けの内面は
P6181404.JPG


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ジャガー Eタイプ, 右ボディサイド フロントフィニッシャの製作・組付け [ E-Type 内装]

 民主党の小沢さんが党首を辞めた。 彼の特技は政治屋の離合集散の様だ。 特技を生かすにはお金が必要だったのだろうが、法に触れるか触れないかギリギリの事をする様な人にはリーダーになって欲しくない。 新しい党首には正々堂々と日本の将来を見据えた政策を進めて欲しい。

 麻生さんの景気対策は ”現金をばらまいたり” ”借金をして値引きセール” だそうな。
もっとましな政策はないのか! 例えば戦後間もなく復興の為にせっせと作った国・県・市道の橋は老朽化している。 アメリカで起きた橋の崩落事故の時の騒ぎはなんだったんだろうか?
家電や自動車の値引きセールは買った人が買った時だけ恵みを受ける。 老朽化した道路や橋は社会資本となる。 将来を見据えてこの機会にやっておきたい事が他にも一杯有るはず。 

 政治には愚痴りたい事が山ほどある。 考えるのも嫌になる。

 で、私は趣味に逃避です。



 今回は右のボディサイド前側のフィニッシャーを製作し、組付けました。
 下が完成写真です。 今回もベースプレートは複合材と一部アルミ板で、表皮は手縫いの皮製ですが若干しわが出てしまいました。 なかなか思い通りにはいかない。
写真の前側中央のメッキ部品はトランクオープナーです。

blogP5150001.jpg

 で、レストア前は、左側の写真ですが、ビニールレザーは縮み、形ちが崩れていました。

blogPA280268のコピー.jpg


 製作過程は今迄の他の内装部品と同じです。

 ボディにビニールシート貼り、型紙相当のシートを作り、複合材をカットや曲げでボディに合わせたベースプレートを作ります。

P5100002.JPG

 ベースの形状が決まった所で、この形状に合わせフィニッシャー表面の皮を縫い上げます。
このフィニッシャーも前回のトランクルームに組付けたフィニッシャーも縫うのは外周のパイピングです。

blogP5110007.jpg


ベースにウレタンシートを貼り、出来あがった表皮を貼り付けます。
表                             裏
P5120003.JPGP5120005.JPG

次に、何と言えばいいのか分からない下写真の部品です。
錆がひどく、朽ち果てています。 手持ちの鉄板で製作し、サンドブラストをかけ、塗装し、皮を貼りました。

P5120002.JPGblogP5140004.jpg

この部品は、オープンカーと共用のボディとクーペ専用のフィニッシャーとの違いによる隙間隠しの様です。 フィニッシャーを製作中は ”なぜ隙間が出来てしまうのか” でさんざん悩みました。

blogP1260039.jpg



何はともかく、やっとここ迄完成しました。  どうも、やっつけ仕事の様な気分は残りますが。

P5140011.JPG



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ジャガー Eタイプ,トランクルームの上部右フィニッシャー製作・組付け [ E-Type 内装]

 先日、左を組付けましたが、今回は右の組付けをおこないました。

 下写真が完成状態です。

blogP5090024.jpg

 フィニッシャーの製作過程は左側と全く同じですが、右側はトランクリッドのロック調整を行った上での取り付けです。 下左写真がロック状態の写真で、エンジンルームのフードロック同様ダブルロックになっています。 尚、オープナーはリモートコントロールのみで、外からキーで開ける機構はありません。
    オープナーの記事はhttp://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-12-26

 続いて、ロックのカバーの取り付け確認をした結果、ホイールハウスに貼った防音・防振シートの厚みが厚く穴位置が合いません。 下右写真の様に部分的にシートを剥しました。 尚、剥がした所のこげ茶色は錆ではなく、シートの接着剤です。 奥に見えるメカはフユ―エルポンプです。

blogP5080001.jpgblogP4170021.jpg

 で、後は製作したフィニッシャーのベースに縫製した皮を貼り、ボディに組付けました。

blogP5090013.jpg

 最後にロックカバーを組付け、
(色々な本等を見るとロックカバーーや前々回のヒンジカバーの上部にはモールが付く様ですが、この車には付いていませんでした。 そもそもジャガーの情報では、3.8リットル車はこれらのカバーが付かない事になっています。 私の車は3.8リットルの最後期型ですので、カバーやモールが付くのか付かないのか分かりません。 付いていた物をメンテして付けました。)

blogP5090028.jpgP5090025.JPG



下写真はルーフ側から見た完成状況です。
blogP5090022.jpg

後ろからトランク内を見たところは。   やっぱりほとんど見えないんだよね。 これが!
blogP5090019.jpg




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左シル フィニッシャーの製作・組付けとトランクルームのコンパートメント組付け [ E-Type 内装]

 ここの所、昼は ”太陽の明かり” でフィニッシャーのベースを削り、夜は部屋の ”電気の明かりと老眼鏡” で、フィニッシャーのお針子さんを行って来ました。

 おかげで、トランクルームのフィニッシャーは完成しボディに組付けるだけ。
引き続きボディサイドの前側のフィニッシャーの縫製作業に取り組もうとしております。
その為にはボディサイドの前側のフィニッシャーのベース形状を確定する必要があり、シルのフィニッシャー(ドアーの下のステップ)とトランクルームのコンパートメントの組付けを行いました。

 下が組付けを完了の写真です。 少しずつボディの内装が見えてきました。

blogP5080010.jpg


 まず、右側のシルのフィニッシャーの製作です。
 黒い皮に片面糊付きの5mmウレタンを貼り、フィニッシャーの前・後端を縫製し完成です。

P5060001.JPGP5060002.JPG

 次にボディへの貼り付けです。
下左写真はフィニッシャー貼り付け前の写真です。
一般的なレストアではボディペイントの下塗りは吹き付け塗装ですが、私は現在の新車のラインでディッピング(ドブ付け)塗装をしましたので、袋状のシルにエアー抜きの穴3個を追加し、シル内部が全面的に下塗り出来る様にしました。
 ボディの下塗りの記事は左記  http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2006-10-16


下右写真は貼り付け中の写真ですが、モール取り付け部は小型クランプで圧着しました。
2月に左側の貼り付けをしましたが、フィニッシャーが皮になった事でモール組付け部の厚みが0.5~1mm厚くなり、モールの組付けに大変苦労しました。 その改善としてクランプで圧着。

P5060008のコピー.jpg  P5060010.JPG

 で、右シルのフィニッシャーは完成です。

P5060021.JPGblogP5060022.jpg



 続いて、トランクルームのコンパートメントの組付けですが、この部品はは3月初めに完成しており、その時に取り付け穴の位置合わせもしており、タッピングスクリューで締め付けるだけです。

コンパートメント自体は既に完成しており、下記の記事を参照願います。
      http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-03-05


下が取り付けた結果です。
blogP5060018.jpg



これで、ボディサイドの前側のフィニッシャーのお針子さん頑張るぞォ~~~


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ジャガー Eタイプ,トランクルーム 皮製上部左フィニッシャーの製作と組付け [ E-Type 内装]

 トランクルームのリアーエンドフィニッシャーに続き 左上部のフィニッシャーを製作、車に組付けました。

 下写真が完成写真です。
 表面は皮製。 ベースプレートは複合材です。

blogP4260037.jpg

 で、レストア前はどうだったかと言うと
 (ハッチバックドアーのヒンジカバーを外した後の写真です。)

blogPA280274.jpg



製作過程は、

 ボディにビニールシートをあて、製作する部分の型取りや穴位置を写し取ります。
 出来上がった型紙相当のビニールシートを複合材にあて、ラフカットします。

P1010012.JPG
P1010014.JPG

 次に、ボディに合わせて曲げて、削っては又曲げて削っての、繰返しを何十回も。
 この作業は経験とセンスが必要で、どれだけ短時間で出来るかがプロと素人の分かれ道。
 素人の私はチョットずつしか進まず、毎日まいにち、根気が勝負の作業となりました。

 又、前回記事のリアーエンドフィニッシャーやボディのドリップフィニッシャーとの合わせもあり、下写真の様に3点セットで進めて行きます。

blogP4170012.jpg



 フィニッシャーのベースプレートが完成した所でトリムクリップを付けて、ウレタンシート(写真の茶色の部分)を貼り付け。

P4250002.JPG



 縫いあげた皮を貼り、トランクルームの上部左フィニッシャーは完成です。
表側
blogP4260003.jpg
裏側
P4260004.JPG



 組み付ける前のボディ側です。
blogP4260010.jpg

 出来上がったフィニッシャーを組み付けて、
blogP4260014.jpg



 ヒンジカバーを組み付けて完成しました。
と言う事ですが、ボディのヒンジカバー取付け穴が全く合っていませんでした。 で、ヒンジカバーをボディにテープ止めし、バックドアーを開け・閉めして取付け位置を決め、新規に穴を加工。
(レストア前は上下のヒンジカバー、共にビス4本の内2本しかボディに締っていませんでした。)

ヒンジカバーのレストアの記事は左記  http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-12-11

上下のヒンジカバーも付けました。(ハッチバックドアーを閉めた所)        右はレストア前
P4260031.JPGPA270275.JPG

下写真の丸印の様に下部のリアーエンドカバー上辺との合い、上部のボディとの合いも合格点だろう。
blogpointP4260037.jpgblogP4260029.jpg



 完成した所をトランクの外から覗くと、

トランクの後ろからでは、約1ヶ月の成果はほとんど見えません。
P4260045.JPG

車の右側からはいくらか見えます。
    -----結局は自己満足の世界でした。 
blogP4260036.jpg




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ジャガー Eタイプ, トランクルームのリアーエンドフィニッシャー製作,組付け [ E-Type 内装]

 前回のハッチバックドアー開口部のモールを含め、ここ1ヶ月間、トランクルームの上部フィニッシャーを製作しております。

 車のトランクを開け、製作中の部品を削ってはトランクに入りボディに合わせ、又削りの繰り返しです。

 しかも、車のトランクは道路から約4・50cm。 道路を歩く近所の方は ”頑張りますねェ~” ”何時出来上がりますか” っと声をかけて行く。 答えに窮する。
何時までたっても同じ事をしており、なかなか進まない。 板金のプロなら2・3日で作るでしょうが。

P4240002.JPG

 で、今回出来上がったのはこれだけ。 ---まァ~その内完成しますから。

P4230014.JPG

 レストア前は下写真の様でした。

blogPA300259.jpg

blogPB120267.jpg

 以前レストアされた方は、アルミ板でベースパネルを作り、上部の裏側だけビニールレザー貼った状態でボディにリベット止め。 そのあとで下側のボディにビニールレザーを貼り付けた様です。


 私はDIYショップで購入した複合材を使い、形状を合せてカットと曲げ、ウレタンを写真の様に貼り、

blogP4130040.jpg

 皮を貼ってエンドフィニッシャーは完成。
 ボディへの取り付けは中央2ヶ所にトリムクリップを使い、両端はビス止めしました。
 (両端のビスはほとんど見えない所にセットしました。)

blogP4230016のコピー.jpg



 庭のボタン、今年は9個の花を咲かせてくれました。

P4270008.JPG

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クラッチオペレーティング シリンダーの取り外し (谷口さんのコメントに対する回答)

 クラッチを取り外す場合、一般のスパナは入りませんので、私は手持ちの9/16のメガネレンチで、2個のナットを緩め、指でナットを外しました。 使用したメガネレンチは写真の様にふところが25mmもある特殊な物(?)かと思います。
 このメガネレンチはインド製で、ケンタッキーの基地のお祭りの時の出店で5ドルで購入した ”安かろう悪かろう でも役立っています” と言う様なものです。 (9・11以前でしたのでお祭りがありました。)

P5040009.JPGP5040006.JPG
P5040011.JPG

 ずいぶん前の作業で記憶は定かでありませんが、ナットの取り付け取り外しは上記で難しくありませんでしたが、オペレーテングシリンダーの取り外し取り付けの方が大変かと思います。

 手順は、上下2個のナットを外し、下側のスタットボルトをダブルナットで抜いてから、オペレーティングシリンダーを外す事になるかと思います。 場合によっては上下2本のスタットを抜かないとオペレーティングシリンダーがはずれないかもしれません。

 谷口さん頑張ってください。




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ジャガー Eタイプ,ハッチバク開口部の樹脂モール組付け [ E-Type 内装]

 トランクルームのフィニッシャーのベースプレートがほぼ出来上がった事で、フィニッシャーの取り付け準備に入りました。 フィニッシャーは次回以降記事に出来ると思います。

 フィニッシャーを取り付ける為には、まず、トランクのハッチバックドアー開口部の縁にプラスチックモールを組付ける必要があり、今回はこの作業です。

 作業の場所は下写真の所です。

blogpuP4240001.jpg

 下写真は完成した写真です。
 (細なが~く、しかも黒い部品でよく見えませんが、気は心と言う事で)

blogP4230010.jpg

 このモール左写真の様な断面形状をした真っ直ぐなものです。
また、ボディ側は右写真の様にボディパネルの端末がエッジになっており、ここに樹脂モールをはめ込みます。

blogP4220053.jpgblogP4220051.jpg


 細いパネルエッジに嵌める為、鉄板で写真の様な簡易ツールを作り嵌め込みました。

P4230012.JPGP4220031.JPG


 全周をはめ終わり、続いて開口部のコーナーの成形です。
今回の樹脂モールは平板状ですので、左下写真の様にコーナー部分は跳ね上がってしまいます。
 材料はポリプロピレンの様ですので、熱風ヒーターでコーナー部のモールを加熱し、手で押さえながらボディ形状に合わせ成形しました。 熱かったァ~! 300℃の熱風は指先が焼ける様でした。
 結果は右写真の様で ”相変わらずセンス無く下手だなァ~”。 ただ、不均一に伸びた部分は今後組付けるフィニッシャーで隠れてしまいます。

blogP4220044.jpgblogP4220045.jpg

 で、各角は下の様に出来上がりました。 右上の角は写真を撮り忘れました。

P4220050.JPG
P4220068.JPGblogP4230008.jpg


 今回使用した熱風ヒーターは自動車修理工具屋さん 「STRAIGHT」の ホットエアーガンです。
仕様は300℃と500℃の2段階切り替えで、300℃の熱風でも樹脂は溶けだす物が多く、一般には
300℃で充分でしょう。 
 使用頻度を考え、市販の中では最も安い物で十分と思い、会員価格で2400円位(?)で購入。
が、実際には古く硬くなったホース類の取り外しやヒートシュリンクチューブの温め等結構使い道があり、重宝しています。
 (ゴムホースは暖め過ぎると弾性が無くなりますので要注意ですが。)

P4240003.JPG
 


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ジャガー Eタイプ, ルーフ ドリップ(雨どい)の内張り貼り付け [ E-Type 内装]

ルーフ ドリップ内張り(屋根の雨どいの内張り)を再度挑戦しました。

 この記事本当は書きたくないのですが、以降の内張りの記事を見た方が ”何時の間に貼ったの?” ”上手くいかなかったから書かなかったんだ!” となってしまいます。
 何より、上手くいかなかったり間違ったから ”隠す,知らんふりする” は私のしょうに合いません。 非常にブルーな気分ですが以下の通りレポートします。

前回のドリップの内張り貼付け記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2008-12-19
 (前回の記事を読み返していると、ブルーからダークブルーに、読み進むともうダークブルーからブラックに限りなく近くなってしまいました。 へこむなァ~~)


 と言う事で、手順も皮の材料も前回と全く同じ状態で再挑戦した結果です。 写真は左ですが右側も同じような物!!!   (知識・経験不足の為、新たな改善案が見つからなかったんです。)

roof dP1010011.jpg

 前側はこんな感じ。 フロントウインドーとドアーウインドーのコーナー上部にしわが有ります。
(しわの大半はフロントウインドー上部の内張りで隠れますが、フロントウインドー上部の内張りも上手くいくとは限らないし。)
 今回は ”コーナーの切り過ぎ” がない様に余分な皮はそのまま残しておいて、次の部品を取り付ける時に切る事にします。

roof dP1010009.jpg

後ろ側です。 やはりコーナー部にしわが発生しました。

roof drP1010008.jpg

 多分このEタイプ君、生涯今回のしわを背負っていくのでしょう。 私を ”へたくそ” と思いながら

 桜は咲かないし、作業は上手くいかないしダークブルーな週末でした

 内装の職人に師事したい!!!!!!! 誰か上手くいく方法教えて!!!!!!

 と叫んでみたい気分です。

 このまま行きます。 何時までもここで立ち止まっていられません!!!
 何より、材料の皮が無くなってしまいます。
 でも、 ”誰か上手くいく方法を教えて下さい。 ここだけで終わりではないので、今後の為にも。
 お願いします。

 又、ここを終わりにしないと下写真内のコメントの様に次の内装も外装もまったく進みません。
尚、ルーフの内張りは後でプロにお願いするつもりです。 私に出来るとは思えないし。

PA280268のコピー.jpg


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ジャガー Eタイプ,ハッチバックスティ ブラケットの製作・取付け [ E-Type 内装]

 2007年9月に最初のメンテを初めてから完成い迄に何と1年半かかってしまいました。
 と言っても、メンテが思うように行かず、 又、ハッチバックのドアーを開ける必要がなかったので、放置しておいただけの事ですが。

 下写真が今回完成し取り付けた物ですが、1964年型迄の Eタイプのハッチバック スティは写真の様にロッド(スティ)一本で支える簡単な物です。

blogPA080978.jpg



 2007年10月にハッチバックドアーの内張りが完成し、同時にスティも完成させようと埼玉県の某メッキ屋さんに他の部品と共にクロームメッキをお願いしました。
 ハッチバックドアーの内張り製作の記事 http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-10-08

 で、完成してきた結果が下左の写真です。 全くポリッシュしないまま再メッキされてしまいました。

 その後ハッチバックを開けることなく放置する事1年と数か月。
 内装作業も進み、ハッチバックを開けての仕事となり始めましたので、今度は何時も亜鉛メッキをお願いしているメッキ屋さんに相談し、お願いする事になりました。
 その結果、メッキは程々問題ないのですが、2度目の再メッキの為、メッキ剥がしの際にスティ ブラケットのロー付けのロー迄溶けて、軽く指で押しただけでも下右の写真の様に曲がってしまいました。

P1011014.JPGblogPz1010019のコピー.jpg


 で、”もういい 私が作る” と言う事になった次第です。 丸3日間の作業でした。

 まず、簡単にアルミ板を曲げて暫定のスティ ブラケットを作り、取り付け具合を確認。 特にハッチバックを開けた状態でのスティの角度とブラケットの2枚の板の角度に注意しました。

P1010003.JPG

 この暫定品と従来品から寸法取りをし、2mmのステンレス材から3個の部品を削り出す共に、アルミ材で3個の部品の溶接冶具を作りました。
 上の写真でも分かる様に、ブラケットの2枚の板の間が十分にポリッシュできませんので、3個の部品の状態で一次のポリッシュをしておきました。
 で、近くのステンレス加工の専門会社で溶接をして頂きました。
(小さな部位の溶接はなかなか綺麗にいかないのですが、40年間ステンレス溶接をしているだけに、出来栄えに納得です。 しかも溶接費用は再メッキ一回分よりちょっと高かっただけ。)

blogPz1010019 (6).jpg

 溶接完了品を再度のポリッシュで溶接焼けを綺麗にし、ブラケットは完成。 スティとの組付けを行い、

Pz1010019 (16).JPG

 車への組付けです。

Pz1010019 (19).JPG

 上側の自作ブラケット部             下側のステイの受けです(イギリスより購入品)
Pz1010019 (18).JPGblogP1010002.jpg

 今回製作の部品は、スティ等とセットでイギリスからも購入出来る様ですが、こう言う板物のイギリス品質に疑問がある事と、何より ”上手くいかなくなると ”猪突猛進型” で視野が狭くなる” 私の性格が災いし大変な遠回りをした様です。



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ジャガー Eタイプ, ラッゲージ コンパートメント ストッパーのメンテ [ E-Type 内装]

 引き続き内装の作業をしております。

 今回はラッゲージ コンパートメント ストッパー のメンテナンスで、下写真は完成した状態です。

P1010013.JPG

 今後ボディサイドの内装を進めるうえでは取付けておかなければならない部品ですが、この部品を取り付けるとルーフ回り等の作業時邪魔になり、作業中に不用意に曲げたり、壊したりしないか心配で、とりあえず取付け作業は中止しました。



 まずは、レストア前の取り付いてあった状態です。
blogPA290292.jpg

 コンパートメント ストッパーの表皮を剥がして、 
P2190036.JPG

リムーバー(最下段参照)で接着剤とペイントを落とし、サンドブラストで錆を落とし、ペイントしました。

 サンドブラストは長物ですので、ブラスターキャビネットの左側面に穴を開け、砂がこぼれ出ない様に部品に厚手のウレタンを巻き、左半分をブラストし、入れ替えて右半分をブラストしました。
 以前作った自作のブラスターを組立てて使おうとも思いましたが、面倒くさがりの私は現行ブラスターに穴を開ける事にしました。
 自作のブラスター記事 : http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-04-28

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 続いて、ウレタンフォームの貼り付けです。
 ストッパーの上面にはコンパートメントが当りますので、3mmのウレタンシートを、前面には5mmのウレタンシートを貼りつけました。 3mmのウレタンは通常手に入りませんが、だいぶ前に包装材料屋さんから頂いたものです。 5mmウレタンの様に簡単に手に入るといいんですが。

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 で、本革を貼って下写真と最初の写真の様に完成です。
 せっかく作りましたが、今後1ヶ月位お昼寝でしょう。
 
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 今回の作業で、古い接着剤剥がしに大活躍した 「リムーバー」です。
 このリムーバーは樹脂等有機物の溶解性が高く、肌に直接つけるとヒリヒリ痛むほどですが、ペイントや接着剤をたちどころに剥がしてくれます。
 しかし、樹脂やゴム類も同時に劣化どころか破壊しますので、アッセンブリー物(組立てた物)には完全なマスキングが必要で、使わない方がいいでしょう。 
 購入は ”2輪車館” 等バイクの用品屋さんで一般に販売されていますが、廃棄物規制や人体への影響もあり、購入前に缶の注意書きを十分に読んでから購入か否か決めるのがいいと思います。

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ジャガー Eタイプ, リアーホイールハウスのメンテナンスカバー製作・取付け [ E-Type 内装]

 リアーホイールハウスの内装を貼り付け後、リアーホイールハウス後端のメンテナンスカバーを製作し、取り付けました。

 下写真は左ホイールハウスに長円形のメンテナンスカバーを取り付けてみた結果です。

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 この左のカバーの内側にはガソリンタンクへのガソリンの注入パイプやオーバーフローパイプが付きます。 所がレストア前は下写真の様にカバーは紛失し、ホイールハウスの内装で目隠ししていました。

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 又、私の3.8リットル車の右側には本来このカバーは付きませんが、前回レポートした様にこの奥にフューエルポンプを付けたので、4.2リットル車と同様にメンテナンスカバーを付ける事にしました。

 と言う事で、このカバーの従来品は全くなく、雑誌の写真等を参考に、又、ホイールハウスのカバー取り付け部の凹みを参考に1.2mmの鉄板から削り出しました。
下写真は削り出し、サンドブラストし、塗装した結果です。 右と左用に全く同じもの2枚です。

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 一枚にホイールハウスと同じ皮を貼って見ました。 右の写真はカバーの裏面です。

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 で、ホイールハウスに取り付けた結果が最初の写真になりました。


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千葉県 南房総 野島崎下の厳島神社の七福神、 今回は恵比寿様です。
残念ながら、しめ縄がかかっていてよく見えませんでした。
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ジャガー Eタイプ, 右リアーホイールハウスの自作内張り、貼付けほぼ完了 [ E-Type 内装]

 1月6日、右リアーホイールハウスの内張り完成をレポートし、先日ボディに貼付けました。
 (タイトルのほぼ完了とは、フューエルポンプの取り付け部のみ貼り付けていませんので。)

 64年型 Eタイプは、フュ―エルポンプとそのモーターがガソリンタンク内にあり、万一ショートでもしたらと思い、67年型頃から採用された外付けポンプに改造する事にしました。
 このポンプは、右ホイールハウスに付く為、内張りを作ったものの、ポンプを取り付ける為の改造で、貼り付けを先送りにしていました。 今回、ポンプ取り付けの目処がたったので、内張りを貼り付けました。

 右リアーホイールハウス内張りの製作レポートは下記。
 作ってからもう1ヶ月半になるんですねェ~。 なんか時計だけが勝手に走っている感じです。  
     http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-01-06
 左のリアーホイールハウスの製作から貼り付けのレポートは下記。
     http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2009-01-18

 で、下の写真が右ホイールハウスのほぼ完成の写真です。

P2190037.JPG

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 皮の手縫いの線も真っ直ぐに出来たし、しわもほとんどなくまずまずの出来となりました。

 実は、下写真にあこがれているんです。 出来ればこの位に仕上げたいと思っています。
 下写真は、ジャガー Eタイプのレストアを多く手がけているアメリカのレストア会社の完成写真です。
 私のレストアレポートの中でよく ”アメリカの雑な作業” と言う事を書いていますが、非常に高価ではありますが、きちんとやる所もあります。

 だいぶ以前に書きましたレストア工場もその一つで、本当に丁寧に仕上げていました。
 アメリカ レストア工場の記事    http://hisashi1946.blog.so-net.ne.jp/2007-10-14

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 で、前回添付を忘れました千葉県 房総白浜 野島崎灯台下の厳島神社の七福神です。
今回は、武の神様 毘沙門天です。
 毘沙門天の記事は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%98%E6%B2%99%E9%96%80%E5%A4%A9

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