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MG ミゼット, 燃料パイプの製作・組付け [ MG ミジェット エンジン]

 
 MG ミゼットのフロアー下面の清掃が終わり、前回のレポートの様にフロアー下面にシャシーブラックの塗装をしました。
 フロアー下面の清掃と並行して新たに燃料パイプを製作し、塗装されたフロアー下面に燃料パイプを組付けました。 今回はそのレポートです。


 イギリスから購入した燃料パイプは下写真の様に丸めた1本の銅パイプです。
パイプの脇の黒いツールはパイプベンダーです。

blogDSCN3588.jpg


 で、従来のパイプ(黄色矢印)は下写真の様に配管されており、3分割でした。 本来は一本物だと思います。

bloggDSCN3164.jpg blogDSCN3590.jpg

blogDSCN3591.jpg

従来品は3分割で、下右の様に接続していました。
blogDSCN3625.jpg blogDSCN3593.jpg


 で、従来品の形状やクランプ位置等を参考に、パイプベンダーで少し曲げては車に組付けて形状が会わない部分はパイプベンダーや手で修正しながら徐々に曲げ、ボディ形状に合わせて行きます。

 パイプベンダーは下写真の様にパイプをセットし、ハンドルを矢印の方向に回すと綺麗にベンダーの形状に沿って(半円)で曲がります。
blogDSCN3661.jpg


 燃料タンクからリアーアクスルの上側を通るパイプ形状が出来上がった所で、
在庫していたパイプを使って、燃料タンクから車の右側を通して一番前のフロントサスペンションメンバーの所で左に曲がる様な形状を試作してみました。 しかし車にエンジンが乗っている状態では、一本物のパイプは長すぎ組付ける事が出来ませんでした。
(在庫していたパイプとは、20年以上前にアメリカでフェアレディのレストアをしていた時、アメリカで購入し、持ち帰った物です。)



 と言う事で、1本物のパイプを従来品と同様にトランスミッションの後ろで左に曲げる事にしました。
blogDSCN3603.jpg

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また、パイプを保護する為に、フロアーに固定するクリップ部分には透明のヒートシュリンクチューブを組付けました。
blogDSCN3600.jpg



 で、フロアー下面の塗装が完了したので、燃料パイプを組付けました。
 
blogDSCN3643.jpg

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トランスミッションの後ろ側で車の右側に曲げました。
blogDSCN3640.jpg

blogDSCN3641.jpg


で、パイプはエンジンのフューエルポンプ脇に顔を出しました。
blogDSCN3644.jpg


 最後の写真で分かる様にエンジンルームやフロントサスペンションは凄い汚れです。

 これから一つひとつ部品を外しながら清掃し、メンテをして行こうと思います。

 エンジンルーム内がこの様な汚れだった事を初めて知った時には「あ~~ア 買うんじゃなかった」 っと暫く座り込んでしまいました。

 でも今は大丈夫! やる気満々! 気の長ーい仕事になります。


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