ジャガーEタイプで「横浜ヒストリックカーディ」参加 その2 [クラシックカーショー 神奈川県]
前回のレポートの様に11月10日に横浜の赤レンガ倉庫で行われた「横浜ヒストリックカーディ」に参加して来ました。
その中で気になった車を紹介してみたいと思います。
まず最初はアメリカのジェネラルモーター社の「コルベット スティングレー」です。
今回ショーに参加されていたコルベット(下写真)は、スティングレイレーサーのスタイルを基礎にしてデザインされたC2型です。 レーサーと量産された車との構造上の共通点はないに等しい。
1963年~1967年の間販売されており、ボディスタイルはオープンとクーペモデルがあり、リアーウインドーが2分割された1963年型クーペはプレミアム価格になっている。
エンジンは5,358cc 300psと340ps,1965年からは6,489ccが追加され、その後更に6,997ccに拡大されている。
ボディの寸法は 長さ4448[×]幅1768[×]高さ1265,車重も1370kgとごく普通の大きさの車に5000ccをゆうに超えるエンジンを積んだスポーツカーです。
モデルとなったスティングレイレーサー
コルベットスティングレイ オープンタイプにハードトップを取り付けている。
イギリスフォードの「フォードアングリア 100E」です。
イギリスフォードとは、
1909年にフォードの現地法人として、'the Ford Motor Company (England) Ltd' がロンドンに設立され、1911年にはノックダウン生産を目的とした組立工場を開業。
1914年にはイギリスで初めての自動車大量生産用のラインが完成し、1時間あたり21台の車が組み立てられるようになった。 1953年には40,000人を直接雇用しており、1967年の欧州フォード設立により、ドイツ・フォードと併合された。
今回展示されたフォードアングリアは、1200とのエンブレムが付いているので「フォード アングリア スーパー」と思う。
アングリアは長さ3900[×]幅1460[×]高さ1435と割合小さい車で、エンジンは997ccの標準車とフォードコルチナのエンジンを積んだ1198ccのアングリアスーパーがありました。 重量は735kg,スーパーが746kgでした。 又、ボディスタイルは写真のセダンの他にエステート(ワゴン)がありました。
当時としては優れた経済性,耐久性,走行性能でレース等でも活躍し、発売以来1964年時点で50万台以上生産されていた。
3台目は1963年から売り出された、日産の2代目ブルーバードです。
写真の車は、1965年型のブルーバードSSS(スーパースポーツセダンを略して、スリーエスとも)で、リアースタイルからして(尻下がりと言われた)初期型です。
発売当初は1000ccと1200ccだったが、1963年3月には1200ccにSUツインキャブを付けた「SS(スポーツセダン)」を発売。 1965年5月に1200ccモデルを1300ccに変更、同時に1600ccエンジンにSUツインキャブを備えた写真の「SSS」モデルを追加した。
車両の寸法は長さ3995mm[×]幅1490mm[×]高さ1415mm,重量は915kgでした。
あこがれだったSSSのエンブレムがリアーピラーに!
で、最後に1枚だけ 510ブルーバードです。
510ブルーバードは「スーパーソニックライン」と銘打って飛行機のコンコルドをイメージした写真で宣伝していました。 今回は大型客船とのコラボです。